図々しいマンション広告

マンション広告のキャッチコピーには、ときどき目が点になる、というより苛っとするときがあります。

「周囲は落ち着いた佇まいの低層住宅地域・・・」その中に突出した物を建てて、ビル風を吹かせ、周囲を困らせているのは誰?

「周辺環境は緑豊かな文教地区・・・」その緑を根こそぎ切り倒して敷地一杯に容積率ぎりぎりまで建築するのは誰?

「高台からの眺望は天下一品・・・」そのお陰で周辺の低層住居は強風にさらされ一日中日影の身に。。

元々の住民が守ってきた良好な住環境を図々しくも取り上げ、借景で売るマンションデベのやり口です。こういう謳い文句に惹かれて終いの住処を買う人たちは、引っ越し後に周辺の旧住民とうまくコミュニティをつくることが難しいのではないでしょうか。恨みを買わないようお気をつけて。

さて、6月2日のマンション紛争現地見学で日本の各地から見学者を集めた千石2丁目の東京海上跡地の住友不動産マンション計画。なんとこんな名前でデビューです。

THE IMPERIAL GARDEN (インペリアルガーデン)

suumo.jp/ms/shinchiku/tokyo/sc_bunkyo/nc_67706864/

こちらも、工事の交通計画などをめぐってまだ周辺住民と揉めていますが、2年におよぶ1日50~70台(日・祝を除き7:00~18:00)の大型トラックの往来で通学路の安全や沿道の環境が脅かされる計画に、住民たちは諦めずに要望や意見をあげていますが、住友不動産も施工者の前田建設もなかなか妥協せず、折り合いがつかないまま説明会を重ねています。そんな中での図々しい販売開始です!

都心にありながら、緑豊かな文京区・「小石川植物園」に寄り添い、安らぐ徳川綱吉の白山御殿跡地に幕府がつくった「小石川薬園」を前身とする文京区・小石川植物園――。日本で最も古い植物園であり、世界でも歴史ある植物園のひとつとして知られています。16万1588m2もの広大な敷地には様々な植物が配置され、豊かな緑が広がっています。〈インペリアルガーデン〉は文京区の中でもひときわ緑が豊かな「小石川植物園」に近接という恵まれた立地を得て、この地に相応しい、潤い溢れる住空間を創造します。

第一種低層住居専用地域の南に開かれた高台の一角に誕生する現地は建築物の規制が厳しく規制され、低層住宅の良好な住環境を保護する第一種低層住居専用地域にあります。現地周辺は一戸建てを中心とする閑静な住宅エリアが形成され、成熟した街並みが続いています。

いちいち反論したいところです。10mに厳しく制限されている一低層の戸建て住宅地に12mの巨大マンションを建てる計画。植物園の地下水位に悪影響を与えることから大幅な計画変更を迫られた経緯もあります。そして、こういうマンションを建てやすいように、世界有数の植物園の敷地を削り貴重な樹木を伐採し道路を広げる計画があり、周辺住民はどうにか計画を阻止しようと奔走しているのです。

そういう状況を全部丸め込んでこのキャッチコピー。住友さん、赤面しないのですか?

極めつけは平河町森タワーレジデンス。数年前に売り出されまだ空室がある億ションですが、周囲は千代田区ではもう珍しい低層住居地域で、建設時には反対運動がありました。そのキャッチが振るっています。

江戸の昔には旗本が、明治に入ると政財界の有力者や文化人が屋敷を構えた由緒正しい「特別なアドレス」。屋上庭園からは手の届きそうな距離に皇居の緑が広がり、目を転じると赤坂、六本木、新宿副都心を経て遥か富士山まで、首都東京を一望におさめることができます。その眺望を満喫できる最上階のルーフトップ・コンプレックスはMORI LIVINGの住宅で最大のスケールを誇ります。春には英国大使館から千鳥ヶ淵へと河のように連なる桜も堪能。丸ノ内に一番近いMORI LIVINGだからこそ味わえる贅沢です。皇居の豊かな緑を見渡す屋上ルーフガーデンには、準備も片付けもおまかせでお楽しみいただけるバーベキュー施設もご用意しています。約540㎡のオープンデッキで皇居の緑に癒されながら、眼下に国会議事堂を見おろす足湯に足をひたせば、気持も大きく開放されてきっと会話も弾むことでしょう。

「眼下に国会議事堂」の部分、販売当初は「眼下に皇居の森を見下ろす足湯」だったそうです。いくらなんでも・・・と畏れ多くもかしこくも売れ残って、国会議事堂に変えたのか??赤面がさらに赤くなりそうです。

市民の声を放置しないシステム

市民の声を放置せぬシステム 案件ごとに番号、期限超えは警告

東京・調布市など開発

苦情や要望をたらい回しにしません――。役所への市民の声を埋もれさせないシステムを東京都調布市と市内の電気通信大の技術移転機関「キャンパスクリエイト」、ソフト開…
朝日新聞 2013年06月28日 東京 夕刊 2社会 (朝日デジタルから)

 

調布市が電通大とソフト開発会社「サニコン」との協働で苦情処理の新システムを開発したそうです。
電話で受けた要望・苦情が所管にうまく引き継がれないことがないように、電話を受けた職員がその場でデータベースに登録し、案件ごとにコード番号をふり、対応もその都度記録する。データベースを見れば担当がいなくても誰でも問い合わせに応じられるというシステム。

これは市民サービスの向上に役立ちそう。でもこれってソフト開発などなくても、市民の要望に応える誠意があればアナログでもある程度対応できたかな、とも思います。

文京区の区民の声は原則2週間以内に書面で回答することになっていますが、所管の担当以外が対応することはありえません。担当以外の誰かがデータベースにある内容を読み上げるだけで解決できる単純な要望ならいいのですが・・・。調布市では昨年市民相談課と道路管理課で試験導入の実証実験をおこないましたが、そこではうまくいったようです。

処理期限を超えると自動的に赤い警告が表示される、というのがこのシステムの一番の売りかもしれません。

日本の教育は高負担、低学歴!

教育振興基本計画について中央教育審議会の案がまとまりました。公的な教育支出をOECD諸国並みに増やす目標を明記したとのことです。ぜひぜひ答申通りに予算化していただきたいと思います。

このところ教育委員会などに関する報道が目立ち、気になっていましたが、各所で開かれた勉強会に参加していると、高負担で60才を越えても奨学金返済に苦しむ事例、教育委員会が機能しない事例、学力がつかない現状など、憂うべきことばかりが出てきます。

文科省の統計によると、日本の大学進学率はかなり低いようで、意外にも日本は低学歴社会なのです。

www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2012/10/04/1325048_6.pdf

高校全入時代などと言っていたのは遠い過去のこと、世界の高等教育はずっと進んでいるようです。

そんな中、先日、東京造形大学の入学式での学長式辞の面白い記事を読みました。

www.asahi.com/national/update/0418/TKY201304180108.html

生活現場では必要とされない理論や哲学は、自分で考えること、つまり人間の自由を追求する営みであること、そして「経験という牢屋に閉じこめられていた」という自身の過去から、大学では誰も知らない価値を探求する自由が与えられていることを強調しています。

学生たちは、常識にとらわれない自由な発想を培う高等教育の意義を感じとり、学ぶ意欲や幸福を実感したことと思います。全文は以下から。

www.zokei.ac.jp/news/2013/001-1.html

教育の専門家たちは、幼児教育から初等教育、高等教育に到るまでの教育の意義を、政権の色にとらわれずしっかり押さえて、日本人が個々の人間として自立し、学び、成長を遂げられるような制度を考えていただきたいと思います。それと同時に国に期待できない部分は地域から、教育委員会を含めて一体となって押し進め、国をも啓発するくらいの動きをつくりたいと思います。

4月20日に大田区で開かれた生活者ネットワークの講演会「一人ひとりの人間を大切にする国、オランダの教育から学ぶ」でリヒテルズ直子さんから聞いた話で、そのようなことを深く考えました。この講演についてはとても素晴らしく是非みなさまにもお裾分けしたいので、別項でレポートします。

さて、先月から今月にかけて、公立小中学校の卒業式・入学式に参加し、今の子どもたちがどんな状況に置かれているか、締め付けられているのではないかと心配になる場面を何度か目にしました。

まず一番驚いたのは、あまりにもどの子も整然としていること。優等生と多分自他共に認めている子どもの固定化。そしてそれ以外の子どもたちの従順さです。45年前の自分のときとは雲泥の差、15年前の我が子の卒業時と比べても歴然としています。

優等生は優等生で可哀想なほど模範的な、子どもとは思えないスピーチ、それも来賓でさえ 巻紙読み上げなのに暗唱でよどみない。感心しました。優秀なのだと思いますが、それだけではなく、 よほどの責任感か、あるいは練習の賜でしょう。プレッシャーはないのでしょうか。

ある学校では、昨年の卒業式や入学式の送辞も、運動会での宣誓まで同じ子どもだった気がします。 聞くところ、3年前の入学時の答辞からこの3月の卒業時の答辞まで全部彼がおこなったとか。 誇りに思い、胸を張っている子どもさんには心から拍手ですが、この状況を変だと思わない 教育者たち。仕方がないとすること、なんとか変えようと思わない学校も怖いし、 おまえばっかりずるい、と言わない級友たちもなんか変。優劣の差があり、その格差は埋まらず、 それはどうしようもないと甘んじているようです。

我が母校の場合、入学式は五十音順の最初の赤塚くん、卒業時は五十音最後の渡辺くんだったか 渡部くんだったかな?それとも勉強が一番できた子だったか忘れましたが、「おい大丈夫か?」 とみんなに励まされながら頭をかきかき、それでも感動の名(迷?)スピーチを残してVサインで 壇を下り拍手喝采を浴びました。そういえば今は拍手は禁止のようです。

敬礼や国歌斉唱がありますが、今の子どもにはなんの違和感もないようですが、私の世代はびっくりです。かつて蛍の光と仰げば尊し は確かに歌いましたが、国家はテープで流れていたかな?歌った記憶はありません。 国家の歌詞の意味は授業で習いました。君というのが天皇だということ。「君の代わりに僕がやる!」などというジョークも出ましたねえ。起立!礼!というのは授業や行事の始まりのけじめのかけ声だと思っていました。時代のせいなのか、今は礼が敬礼になり、国歌斉唱があり、厳かですが異様な雰囲気です。

15年前の息子の頃は、金髪やロングスカートの子がいて、卒業式に来るかな来るかなとハラハラしたけれど、結局来てくれて拍手。欠席もなく一応みんな元気でしたが、今は欠席者がかなりあり、私の参列した学校ではどこでも必ず数名が式典中に貧血などで倒れるという状況でした。あまりの緊張感で過呼吸になったのか、とにかく祝い歓び合うというより固まっている感じですから。欠席は仕方のないことですが、どうして欠席だったのかが気になるところです。逆に長期不登校の 子どもがいると聞いていたのに欠席者がなかった学校もあります。それもまた心配です。

なにか自由が感じられない今の公立学校です。高等教育に進み、自主性と自発性を発揮し、 自由に羽ばたいてもらいたいと切に願います。

教育の格差は大きな問題です。小石川高校のOBや元保護者がつくった「教科書問題を考える小石川高校有志の会」が昨年11月に開いた公開学習会がとてもよかったのでご紹介します。

中京大学教授の大内裕和さんによる講演 「教育における格差と貧困——奨学金問題から考える」

www.k-yuusi.jp/index.htm

www.k-yuusi.jp/tohikousyuukai.html

あなたはメルマガ派?アプリ派?

新宿区と文京区がそれぞれ子育て支援の新しい試みを始めました。

アプリとメルマガ、どちらも今時の子育て世代には馴染みぶかいツールですが、どちらも23区初あるいは全国初の2区の施策を見てみたいと思います。

まず文京区では25年度予算の主要事業のトップに全国初 FirstOneの施策として、 「NPO法人きずなメール・プロジェクト」との連携で、「子育て応援メールマガジン配信」を打ち出しました。

www.city.bunkyo.lg.jp/var/rev0/0053/5963/25syuyoujigyoubassui.pdf

当初の配信イメージは【区長より】となっていて、毎日区長さんから妊産婦のデリケートな身体をいたわるメールなどが来るのも、ちょっとどうかなあと思っていましたが、現在の区のHPでは以下のように【きずなメールより】と【文京区より】に変わっていて、ドギマギはしなくなっていますね。

www.city.bunkyo.lg.jp/_16739.html

このメルマガ、発表になった当初から、 きずなメール・プロジェクトのメルマガに登録するのと大差ないとか、子どもの平均的な成長を示すだけで、個々に応じたものではなく、かえって不安を呼ぶなどと危惧する声が聞かれました。登録は無料、ただし3才児まで、区内在住者に限定。ご家族もどうぞと書いてはありますが、祖母として登録しようとしたところ、フォームを見る限り無理のようでした。

一方新宿区は、~親子でのお出かけを応援します~という「子連れお出かけ便利アプリ」 を今年から無料で提供しています。

www.asahi.com/edu/articles/TKY201304110474.html

(株)フューチャーリンクネットワークとの提携で開発され、同社の運営する「まいぷれ(MyPlaceMyPleasure)」の機能を活用した「新宿区地域ポータル「しんじゅくノート」」の中で「子育てバリアフリーマップ」として提供されています。

www.futurelink.co.jp/news/130411_nr.html

このマップでは、授乳スペース、おむつ替え設備、幼児用便座、ベビーチェア付きトイレのある区の施設を検索できます。いつでもどこでも気軽にお使いいただけるよう、パソコン等で利用できるウェブ版と、スマートフォン用の無料アプリ(iPhone[アイフォン]・Android[アンドロイド]対応)をご用意しています。
あわせて、お子さんを連れた方に便利な設備やうれしいサービスがある、区内の店舗や民間施設(子育て応援ショップ)の情報も、一緒にご覧いただくことができます。
ぜひ、ご活用ください。

(新宿区子育てバリアフリーマップ)

【ウェブ版URL】 shinjuku.mypl.net/kosodate_map_shinjuku/ 

【スマートフォン無料アプリ版】 iPhoneはApp Store(アップ ストア)、AndroidはGoogle Play(グーグル プレイ)から「新宿区子育てバリアフリーマップ」で検索し、ダウンロードしてください。

本ページ掲載内容に関するお問い合わせ先
新宿区 子ども家庭部-子ども家庭課 企画係  電話03-5273-4260

新宿区は2009年度に、親子での外出時に便利な設備のある区の施設を紙ベースで紹介した「子育てバリアフリーマップ」を作成・配布し、区ホームページでも公開してきましたが、昨年度委託費と人件費を含め約1000万円をかけてこれらの情報をリニューアルし、ウェブ用とアプリ用に開発したものです。

2010年10月から、(株)フューチャーリンクネットワークと協働運営する新宿区地域ポータルサイト「しんじゅくノート」で、子連れに便利な設備やサービスがある区内の店舗や民間施設を「子育て応援ショップ」として紹介していますが、ウェブ版・アプリ版では、両方の情報を合わせて検索することができます。

区の施設115か所と子育て応援ショップ470店舗以上が検索できることで、子連れの親たちにどんどん外に出てほしい、「子育てしやすいまち新宿」のイメージを広げて、多くの人に来てもらいたいということです。

さて、ふたつを比べてみます。アプリは受け手が自発的にアクセスし、選んで情報を得るので、居住範囲も年齢も広範になり得ますが、メルマガは発信者から登録者に一方的に発信しますから、どうしても範囲も年齢も限定せざるを得なくなるという違いがあります。同じ子育て支援でも、妊娠期の不安や子どもの成長の不安解消と子連れ外出の利便とは時限や目的が違います。しかし一番の違いは、新宿区が協働や地域を強く意識しているのに比べ、文京区は子育てで孤立する親たちの不安を個別に解消しようとしているところかも知れません。それならそれでよいのですが、妊産婦の不安などを解決するには本当は個別相談の方がふさわしく、メルマガで対応するのは難しいとも思え、目的に対する施策の軽重に違和感を禁じ得ません。

それらを総合すると、1000万円と150万円の差が対象範囲や使い勝手の差につながるとも考えられ、本当に支援をするなら、文京区の場合、もう少しお金をかけて一方的な配信だけでなく何らかの個別のフォロー機能を考えても良かったように感じます。そこまですれば区長のおざなりなイクメンアピールのためなどと勘ぐられなかったかも。

ちなみに新宿区は地域ポータルの中に「新宿区民広場」という掲示板があり、悩みの相談や情報交換にも使われています。 shinjuku.mypl.net/space/

アプリ派かメルマガ派かという問いの答えにならない、制度設計の難しさや施策の心のあり方を感じさせる事例です。もう少し定着した頃に利用者の数なども調べてみたいと思っています。

ネット選挙解禁

公職選挙法の改正案が参議院本会議で全会一致で可決され、成立しました。

これまで告示・公示後の選挙期間中は、候補者のHPやブログの更新が禁じられていましたが、有権者を含めそれももちろんOKとなり、ツイッター、フェイスブックなどもOKになります。ただし、メールによる選挙運動は候補者と政党のみに許され、しかも送信先の同意を事前に得た場合(メルマガ登録者など)に限っています。

改めていろいろ面倒な制約を確認しなければならなそうですが、発信力の差が結果に出ることは確かでしょう。公示・告示期間だけでなく、それ以前の発信力の差もかなり影響するように思います。

 

ところでみなさまはマピオンというWEB上の地図サービスをご存じですか?グーグルマップなどもありますが、私は昔から使い慣れているせいかずっとマピオンを使っています。最近ひょんなことからいつもあまり見ない文京区の地図を見ていたら、区役所のところに成澤区長の顔写真があるのにびっくり!あわてて消してしまい元に戻そうとしたら困難でしたが、でもその後、開けるたびに出てくるのです。(ただし縮尺1/8000以上のみ)

www.mapion.co.jp/m/35.70463_139.75545611_7/

区長の顔をクリックすると、なんとツイッターアカウントが表示されますが、これまたなんと非公開。許可を得てフォロワーにならないと見られません。許可とはびっくり!で、許可を申請するのもなんなので、いつもご尊顔だけ拝しています。

他の自治体はどうなんだろうと23区内を確認したところ(ひまだねえ、とお思いでしょうが、いても立ってもいられず・・・)、文京区以外は世田谷区と東京都だけでした。保坂区長と猪瀬知事はツイートを公開していて、アイコンにそのまま表示されていましたが、これはこれで地図が見えなくてじゃまっけ。

いったいこれは何なのだ!わけがわからないのでマピオンに問い合わせたところ、以下の回答(抜粋)がありました。

(株)マピオン お客様窓口です。

お問い合わせいただきました件につきまして回答させていただきます。

1.こちらのサービスはマピオンメイヤーと呼ばれるサービスでございます。

知事や市長・区長の方でTwitterをされている方を対象に掲載させて頂いております。

2.無料のサービスでございます。

3.知事・市長・区長で掲載ご希望の場合はTwitterのIDをお客様窓口までご連絡ください。

4.大変申し訳ございませんが、現在マピオンメイヤーをデフォルトで掲載しない方法はご用意しておりません。

サービスの背景等に関しましてはマピオンメイヤーニュースリリースをご確認くださいませ。

blog.mapion.co.jp/release/2010/09/100929_14439.html

 

サービスの背景として、市長や自治体によるTwitter上での情報発信が増えてきている。自治体や首長のつぶやきを地図上に表示することにより、自治体からの様々な情報(PRや仕事内容など)を広めるのに、マピオンとして何か役に立てることはないかと考え、本サービスを提供することとなった。

との説明ですが、ツイッターが非公開で顔写真だけだったり、行政情報でない個人的情報でもいいの?(保坂さん、猪瀬さん) デフォルト(初期画面)にもれなくついてくるというのは見たくない人にとっては迷惑では?などなど疑問がいっぱいです。

どうせ地図を見に行く人も無料のサービスなのだから多少のことは我慢しなければならないのでしょうけど、選挙期間になったらどうなのでしょう。マピオンという一企業が一般市民に候補者の顔写真をばらまいて顔を売るお手伝いをすることはどうなのか。よくわかりませんね。

それより、選挙期間前からこんなにもれなく見せられたら、サブリミナル効果抜群でしょうねえ。親近感をもってもらえそう。まったく現職は有利ですねえ。

現職有利といえば、WEBだけでなく様々な場面に区長の顔が登場します。最近も医師会、歯科医師会、薬剤師会の協力で区が発行した「地域医療連携情報誌 かかりつけマップ」に区長の大きな顔写真が載っていました。

現職区長はさりげなく色々なところに登場できるのです。 子育て応援メールマガジンでは、さすがに「きずなメールから」と「区から」に変わっていましたが、あれも今年度予算の主要事業発表の段階では「文京区長」名での発信でした。このメルマガについては他にも書きたいことがありますが、長くなるので別項で。

ガバメント2.0

NHKクローズアップ現代で先日とりあげられた「ガバメント2.0」が話題になっています。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3326.html

Web2.0のパロディとして今までの行政手法の飛躍的な転換を言うのだそうですが、
まずは上のURLから放送の一部をご覧になってみてください。

スマホとアプリを駆使した市民参加は、今の公募委員による審議会参加やパブリックコメント
などとは全く質もレベルも違う政策決定に参画する協働協治の可能性を示唆しています。
日本でも8年ほど前にオープンガバメントとかオープンデータなどが総務省で検討されたものの、
なぜか実現しなかったそうですが、なあるほど、こんな具合に対象を選択すれば、
個人情報や税の使い道の壁も越え、飛躍的なサービスの向上と効率化がはかれそうです。
その辺がうまくいき、そして多くの市民の参加と協力があれば、究極的には議会など不要で
行政と市民だけでガバナンスができそうな気もしてきます。

しかし、落とし穴はないかな?
2004年の自治基本条例策定のときの議論を思い出すと、ガバナンスはそれまで統治と訳されて
いたけれど、文京型は望ましい自治体経営や秩序形成のあり方という意味で、協働協治と言う
ことにしたのでした。しかし、当時既にうまくいかない気配がありました。

協働協治には情報公開よりもっと進んだ情報共有と徹底した市民参画が不可欠だというのに、
個人情報や行政の責任や公平性の問題、さらには議会の権限があり、政策立案から決定、実施、
評価までのすべての段階での参画は不可能だと。

それから9年、今の文京区はどうかと見ると、区民の声はいいとこ取りで、貴重な意見として
扱われるかクレームとして扱われるか、それとも施策の中止を決める苦情として扱われるかが
分かれ、情報公開は、出したくないものは相変わらず不存在のブラックボックスや個人情報・
企業情報保護の網で守られ、議会は会派のベールで包まれ、、、オープンになり参画が進んだ
とは思えません。

課題は何でしょうか。
基本的な民度、自由と人権と責任を伴う民主主義、合議制、ご都合主義ではない協働、そして
コンプライアンス、間違っても行政各署が結託して自分たちの保身のためにまっとうな市民の
理にかなった主張を封殺したりしないこと。

すべての行政施策には外部の視点からのチェックが入り、不服や救済を求める市民には、どんな
求めであろうともきちんと第三者審査機関の審査がおこなわれ、正当な法的救済が与えられる
ことが条件だと思います。

これらの課題と条件がクリアされ、きちんとした行政と市民がきちんとした仕組みを整えたなら、
議会は不要だろうし、ましてや首長提案議案を否決したことのない百害あって一利もない議会
なんて即刻解散、ガバメント2.0で税を有効に使いサービスを提供し享受することが可能になる
でしょう。
 

文化は記憶の継承・・・

2013021610250000

 

Odd Eye

Odd Eye

 

お向かいの邸宅の解体工事が終わりました。丸2ヶ月、震動と騒音に悩まされましたが、更地になってみると改めてもったいないことをしたなあ、と思います。かつてお医者様の自宅と医院があったころの思い出がかすかに残っています。前庭や中庭には池や築山があり、石や古木や竹林があったのに、何一つ残さず平らにしてしまった風情のなさ。愚挙。こうしなければ売れない、更地の方が価値があるなんて、いつから日本はこんな信じられない非文化的な国になってしまったのか。

写真奥の塀の後ろには、中央公論初代社長の麻田駒之助さんの邸宅だった国登録文化財の平野邸があり、今回の解体で被害があったようなので心配です。今もご当主がお住まいですが、こちらはぜひぜひ守っていきたいです。

blogs.yahoo.co.jp/maki57562000/GALLERY/show_image.html?id=53155953&no=1

「文化は記憶の継承」と言ったのは高階秀爾さんだったか。去る者は日々に疎しで、かつての西片町のおぼろげな記憶が彼方に追いやられ忘れ去られるのは時間の問題でしょう。土地を譲り受けた所有者の私的権利(権利と言ってももっぱら金銭的利益を得る権利のみ)を文化よりも何よりも大事にする文京区は、「文化と歴史と緑」を売りにしながらそれらをいずれ食いつぶしていくのでしょうか。土地の売買や建築に際して、樹木を残す決断をした地権者や設計に対して区として助成をしてはどうかと10年近く前に区に提案したところ、今後検討すると言っておきながらずっと手をこまねいています。無策なまま文化の風化を待つ文京区には「文化と歴史と緑」というフレーズを返上してほしいくらい。本当に情けない思いです。

一方、先日のニュースで、杉並区が来年度予算31億円で荻窪にある近衛文麿元首相の旧宅「荻外荘」(てきがいそう)を取得することを報じていました。有識者らによる懇談会で活用方針を検討するとのこと、杉並区のことだから住民参加も当然あると思います。東京の文化は西高東低のようです。

headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130214-00000013-mailo-l13

荻窪駅を南口に下りて高井戸方面に南下する道沿いには、文化財が並んでいます。まず取っつきには「旅館西郊」(せいこう)、そして荻外荘、大田黒公園と続きます。旅館西郊は一昨年登録文化財になったそうで何よりですが、5~6年前、もしや取り壊されるかという話を聞き、まちづくり仲間で今のうちに西郊に泊まろう!ということになり、午後から勉強会、夕方から夜中まで宴会、そしてお泊まりをしたのでした。

洋館部分は下宿屋というかアパート、和室部分が旅館になっている不思議な建物ですが、使ってこそ生きる文化財、地震が恐くて文化が守れるか、とまでは言いませんが、危ないから壊すのではなく何とか工夫して使う心意気が嬉しいです。

文京区は昨年、念願の森鴎外記念館を設立し、文の京の対面をなんとかつなぎとめましたが、長年放置してきた新江戸川公園の松聲閣は来年度予算でようやく修復することになったところで、2年前に入札不調になったいきさつは想像はつくものの話にならないお粗末さでした。要するに心意気と想像力と柔軟性に欠けるのです。あんなに素敵な公園を何年も放りっぱなしにしておいたなんて恥ずかしい。大田黒公園は杉並区立公園としては初の回遊式庭園だそうですが、文京区には回遊式庭園が多すぎて有り難さがわからないのですね、きっと。

サトウハチロー記念館も残せず旧居跡の石碑一枚にしてしまい、樋口一葉記念館はつくらないと断言し、旧伊勢屋質店も市民団体がほそぼそと年1度の公開を支えている現状です。みなさんは文京区の文化行政をどう思いますか?自発的な自覚を待っているあいだに記憶はとだえ、重みのある文化は継承されず、吹けば飛ぶような軽薄短小な町になるでしょう。その前に声をみんなで上げませんか。

議会中閑有り

21日に本会議で一般質問をしました。が、その報告はのちほど。

みなさまは三連休どうすごされましたか?私は久しぶりに息抜きの3日間でした。

23日は一葉忌、毎年「文京の文化環境を活かす会」と「文京たてもの応援団」が共同開催している菊坂の旧伊勢屋質店の一般公開がありました。私も文化環境を活かす会の会員としてお手伝いをしました。雨模様で寒かった1日でしたが、約350人の来場者があり、例年の半分くらいでゆったりと見学していただけました。

一説では江戸末期の建物かとも言われている蔵と見世、明治期以降に建て増した座敷などですが、所有者のご努力で今も保存され、こうして毎年見ることができ、とても果報者と思っています。文京アカデミーのインタプリターの方やふるさと歴史館のボランティアガイドの方、区の観光課の方も来てくださり、今後に文化的資源を活かすヒントを得て行かれたかと期待しています。

24日は「フタバから遠く離れて」の上映会に行きました。(別項で報告)

25日は六義園で始まった秋のライトアップを見に行きました。春の桜とはまったく趣が異なり、数年前に見たときともまた違う工夫を凝らした企画で、若い人がぐっと増えた感じです。カップルや女子たちが「すご~い!」とか「こんなとこが東京にあったんだ~」などとはしゃいでいるのを見て、正直びっくりしました。七五三帰りの一家が、お父さんは背広、女の子とお母さんは和服で、茶室でお抹茶を喫しているところは絵になっていました。こんなに素敵なところがこんなに近くにある文京区に暮らせることに感謝です。六義園は今は「りくぎえん」と呼ばれていますが、造園当初、主の柳沢吉保は「むくさ(種)のその」と呼んでいたそうで、和歌に造詣が深かった柳沢が和歌の分類の六種にちなんで名づけたとのことです。園内には古今集や万葉集にも登場する名勝「和歌の浦」や周辺の紀伊の地名になぞらえた藤代峠、妹背山、渡月橋などがあります。

LEDを使ったライトアップは幻想的でほんとうに素敵です。期間は12月9日まで、期間中は午後8:30まで入場で9時まで開園しています。寒いですけど絶対に得した気持ちになれます。ぜひご覧になることをお勧めします。

文化の秋

上野公園がすっかりリニューアルしました。東京都美術館も改修が終わり、このところ美術館にお茶だけしに行くことも多くなりましたが、ミュージアムカフェはお洒落で美味しく、緑一色だった植え込みも素敵な花壇に変わり、池は柵が取り払われ、犬は飛び込みやすくなり、池の畔にはスターバックスなどのカフェが賑わっていて、大道芸が解禁され、ブルーシートのテントは減り、人が格段にふえました。もっとも今日は文化の日。いつも以上に人が多いはずです。芸大美術館や国立博物館に並ぶ人々がとても文化的に見えました。

文京区では11月1日、千駄木の観潮楼跡に区立森鴎外記念館がオープンしました。一足先に景観審議会で同館が景観賞に選ばれたのですが、そのとき、道路側から見るとちょっと首を傾げる風景でも、左手から正面玄関に回るとなかなかのデザインだということを知りました。

そして今回、内覧会で内部を見て、狭いながらも要所要所に工夫が凝らされていること、ミュージアムカフェやショップ、何より中から外を眺めたときの風景を意識した休憩所、ミニスポットには感心しました。観潮楼のイチョウの木が手当てされ元気になったのも嬉しいし、カフェから見るとちょうどそのすぐ脇、狭いビルの隙間にスカイツリーがすっぽりはまって見えるのは一興でした。長い準備期間を経て、今新しい賑わいスポットが生まれつつあるのは明らかなようです。皆さまもぜひいらして、ご自分の目で確かめてみてください。

修景という言葉がありますが、本来は景観破壊をふせぐために風景を修復することのはずですが、時代のニーズに合わせ、周囲との調和をはかるための改修という意味でこのところ盛んに使われているようです。形をいじると新たな賑わいが生まれ、色々な楽しみ方、様々な可能性が広がる反面、今までの風景に親しみ楽しんできた人々には寂しい思いが残ることは否めません。そして上野の森のブルーテントの人たちは、日々寒さに向かうこの季節にいったいどこへ行ったのか一抹の不安を覚えました。

鴎外記念館入口          地下鉄の通風口?金属製ルーバーは実は明かり採り

 

重厚な玄関の自動ドアが開くと正面に鴎外のレリーフ

読書の秋

暑い暑いと思っていたらいつの間にか11月、秋も深まり、夜中に冷え込むようになりました。朝、丸まって布団にくるまっているとなかなかベッドから抜け出せません。

秋の夜長、読書の秋です。皆さまは最近どんな本を読まれましたか?私はネット古本屋で昭和初期の「庭園と風景」という雑誌(日本庭園協会発行)を見つけ、思い切って全58冊買ってしまいました。1冊35銭という価格が安いのか高いのか、現代の貨幣価値ではいくらなのか、全然見当もつきませんが、まださわりしか読んでいないけれど、これがまた面白いのです。

私の知っているだけでも本多静六、大江新太郎、武田五一、井下清などそうそうたる執筆陣で、大塚公園などの記事も興味深いのですが、特に当時の東京市公園課長だった井下清が「きよ。ゐのした」の筆名で書いた『百年後には公園はなくなる(百年後の公園夢物語)』というのがすごく面白い。

2028年からみた100年前は、「人々は自己の所有権なるものが確保されて居って、資産のあるものは、各一定の土地に自己の家族だけの邸宅を構え・・・その資産を獲得しさらに富まんためには、全生涯を挙げて健康を損なうことも道義に反することも意とせず、悪戦苦闘した・・・。その結果、極端な都市密集生活となり・・・餓鬼のごとき浅ましい生存競争をしたのであった。」

さらに、「一世紀前の社会施設の中に、一つ他の制度より一歩進んだものがあった。それは公園なるものであって、・・・ある自然地の内に自由平等に楽しく相愛し、相援けて人生を楽しまんとするのであって、この公園の思想が百年後の我々の社会制度を作り出したものと云える。」「今日我々は特に公園なるものを持たないが、・・・その時代において人々は都市に集団することによってのみ幸福を得、また富を獲られると信じて居ったのであって、公園なるものがその反動として消極的に認められたのである。」「この都市においては・・・人口一人当り四方米以上を最小限度として公共空地が設定され、・・・僅かな公園地が人々の慰安休養のほかに、密集生活による空気の悪化と種々の災害に対し大なる効果を与えるものと考えられておったことは微笑を禁じ得ないが、個人単位の争闘的社会組織から脱した今日(昭和百余年)、・・・(放送電動器、腐植質化ガス、輻射線の巧みな利用などの技術革新により)昔の如き煩雑な作業を必要とせぬ結果、全国土すべてを美化することが容易になり、公園と名づけて僅かな地のみを装景することのなくなったことは大いに誇りとしてよい。」「百年前においては運動復興絶頂であったため公園内にまたは公園と併立して大規模な運動場と児童遊園が設けられたことは・・・興味があるが、その根本精神は力量技術を競わんとする争闘時代の訓練にほかならぬ。今日においては楽しむべき遊戯のみが発達し、・・・その大運動場は古をしのぶ儀式的運動に用いられる程度にすぎぬ。・・・児童遊園に相当するものは各居住地に在って、往時各家庭が客間を設けた如く、児童相互の訪問遊戯に供えている。」「学校よりも人々の教育上重大な使命を持つものは博物館であって、我々が航空路から直に認める大建築物のほとんどが博物館であると云うも過言ではない。交通は往時に比して甚だ少なく、迅速を要するものは中央放電局より受電して飛行する航空船、急を要せぬもの、重要なものは太陽熱線を蓄積したる自動車によるものであって、一時流行した地下鉄道なるものは萬物の霊長たる人類の交通すべきところでない・・・。」「現代において自然美化に要する経費は莫大で、教育費に次ぐものではあるが、往時の交通土木費が繰変えられていると見るべき・・・・・」などなど、2012年にして今なお一人5平米という情けなさ、手の届かぬ少々無理のあるユートピアながら、示唆に富んだことが語られています。

ご希望の方に貸し出します。

読書と言えば数日前、2010年度公立図書館の国民1人あたり貸出冊数が過去最高、年5.4冊となったと報じられていました。 小学生では同26.0冊。

www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201211010077.html

ある社会学者は、「自分のように本を書くのが本業ではない者はまだいいが、小説家などは買ってもらえないと困るだろうなあ」と言っていました。でも、電子書籍も台頭してきましたが、収入の少ない若い世代や子育て世代には図書館はありがたい存在です。

幼児期にどんな本を読んでもらったか、どんな本を読んだかは、後々の人生に大きな影響を与えると思います。うちの子どもたちの幼稚園(杉並区中瀬幼稚園)には、図書室があり、毎日のように本を借りて帰りましたが、お礼に有志のお母さんたちで「絵本の広場」という本の修理・読み語りのボランティアをしていました。近頃子どもに悪影響を与える本を排除する向きもありますが、子どもにとっては読みたい本が良い本です。この本がいいと押しつけるのではなく、自発的に選ばせながら、どれを選んでも当りというのが理想です。そのためには良い本を選んで揃えたり、読み語ろうということになり、中央図書館の講座に参加したり、推薦し合って書評を書き合ったりしました。

私自身は子どもの頃、家の中に絵本がたくさんありましたが、母が何を読んでくれたのか実はまったく記憶にありません。最初の本の記憶は幼稚園の上組さんのとき、本好きの祖父が学校に上がるのだからと(お祝いだったのか?)買ってくれた講談社少年少女世界文学全集全51巻でした。 毎月配本で5年間くらいかけて全巻そろいましたが、いつも楽しみに待っていたものです。第1回配本は今も忘れない「ああ無情」(レ・ミゼラブル)、第2回が「ギリシャ・ローマ神話」でした。このあたりは全部祖父がだっこして読んでくれましたが、涙をぼろぼろ流しながら聞き入っていたのを覚えています。特にギリシャ神話が大好きで、その後自分でも本がボロボロになるまで何度も読み返しました。アネモネやヒアシンスになった美少年の血にまみれた話は魅惑的でした。ショッキングでしたがワクワクして、夜眠れないこともありました。ゼウスとヘラ(名前からして憎らしかった)のからみは子ども心に嫌いでした。こういう体験が人格形成にどう影響したのか、良かったのか、悪かったのか評価はできませんが、そんな幼児期の読書体験はおとなになっても心の芯となって残るものです。

図書館はありがたいけれど、良い本の書き手が困らないようにするには・・・貸出冊数に応じて印税がふえるようなしくみがあれば良いかなと思います。

さて、 区内に18も大学がある文京区には大学図書館の区民利用の制度があります。 東洋大、文京学院、お茶大、跡見学園、拓殖大学が協力してくれています。 www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_library_daigaku_.html

秋の夜長、どうぞ読書を楽しんでください。

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