第六中学校、豪華にお披露目

文京区立第六中学校が全面改築され、内覧会に行って来ました。六中20131124間接照明
一見三田の某大学と見紛うような赤煉瓦のファサード、オープンスペース風の広い廊下、打ちっ放しのンクリートと木質素材を組み合わせた内装、開放的な採光、ホテルライクな階段の手すり、スライド開閉式ガラス屋根の屋上プール(夏場以外は人工芝の蓋をして遊び場となる)、凝ったLED照明、極めつけは追分ホール(ランチルーム兼)の村野藤吾を思わせる間接照明、などなど、デザイナーズブランド(香山寿夫建築研究所)の趣が加わりとてもゴージャスです。

一緒に行った息子(卒業生)やその友人たちは、中学校とは思えない、豪華マンションみたい、と羨ましがって(あきれて?)いました。私としては、木材がふんだんに使われているのも嬉しいし、毎日通う学校が明るく素敵なデザインで、子どもたちが満足しているなら嬉しい。けれど、完全自由選択制の区立中学のバランスは大丈夫かな?心配になってしまいます。バランスはもうとっくに崩れてるかな。。。六中20131124エントランス

細かいところでは、OSB(オリエンティド・ストランド・ボード)パネルの多用(何か意味があるのかガイド役の職員?に聞いたところ、コルク材などと同じ柔らかさとピンの刺しやすさかな?と自信なげでした)、窓先空地がなく、窓を開けるとストンで怖いこと(6階建てとなると窓は全部は開かないのか?)、大画面電子黒板の液晶が見にくかったこと(暗くすればいいけれど子どもの目が心配)、が気になりましたが、教育環境として他にも問題があるかも知れません。でも子どもたちは格好いいとさぞ喜んでいるでしょう。しばし子どもたちと一緒に素直に喜びたいと思います。

来週視察に行く予定の、埼玉県宮代町の笠原小学校を設計した象設計集団の富田玲子さんは、その著書『小さな建築』(みすず書房)の中で、学校の設計について述べています。

「学校は子どもたちの暮らしの場、毎日長い時間を過ごす小さな社会です。小・中学校時代は、人間の感性が最もしなやかで、心身の成長がめざましい時期です。・・・そのような大切な時期にどんな校舎で暮らすのかということは、その人の一生を左右すると言っても言い過ぎではありません。もちろん教育内容、友だちや先生の存在も大きな要素ですが、「空間のあり方」が子どもの生活に及ぼす影響ははかりしれません。そう考えると、学校の設計は大変難しく、しかも責任の重い仕事です。」

かつてオープンスクール建築が一躍脚光を浴びた頃、今巨大すぎる新国立競技場設計に異を唱えている槇文彦さんも加藤学園の設計で話題になりましたが、その絨毯敷きのお洒落な校舎でさえ、後日問題が多々生じたようです。時と場、地域性によっても求められるものは違います。今の時代に最大限の注意と熱意で設計しても、問題が生じる可能性はあります。日本は欧米と違い、竣工後は施主の責任のみで設計者は一切責任を問われませんが、それだけに文京区の教育委員会や行政には、子どもの生活、子どもの社会という視点を忘れずに、今後顕在化するであろう様々な課題を、ひとつずつ丁寧に解決していっていただきたいと願っています。

 

区議会が始まりました

◆●▲━━━━━━━━━━━━━■▲
文京区議会2013年第4回定例会が始まりました。

目白台運動場、シルバーピア、総合体育館、交流館、児童館など指定管理者
の指定について7件、青少年プラザ(もとの教育センター)条例等、条例6件、
シビック大ホール改修工事等、請負契約2件、15議案が審議されます。
明日からの一般質問では、田中和子区議と藤原が市民の広場を代表して
一般質問に立ちます。
藤原は明日 22日 16:25くらいから
田中区議は 26日 15:40くらいから です。
傍聴にお越しください。
藤原は、都市計画、緑豊かな文化の香るまちづくり、木づかいのまちづくり、 安全で住みよいまちづくり、 の4分野で10項目の質問をします。
各議員の質問要旨は以下からどうぞ。 www.city.bunkyo.lg.jp/kugikai_nittei_yousi254.html
◆●▲━━━━━━━━━━━━━■▲
世の中では国政が支離滅裂になっています。
ねじれが解消したから安倍政権はやりたい放題。
エネルギー削減と言いながら巨大インフラに突っ走り、かと思うと工事入札は
続々と不調です。
豊洲の新市場は、4つのうち3つまで予定価格をオーバーして、大手ゼネコン
によるJVが辞退し、新国立競技場では1300億円の条件でコンペをしたはずが
3000億にふくらみ、失格かと思いきや1800億で手を打つという禁じ手。
地域主権と言いながら、文科省は自治体の教科書採択権を剥奪し、検定に
合格した教科書を子どもたちに無償配布し、問題なくやっている竹富町に
是正(問題ないのだから是正ではなく押しつけ?)させようとしています。
特定秘密保護法に至っては、政府に情報を集権化し、国民はおとなしく
従っていればいいという時代錯誤。
たとえば国民保護計画というのが各区にあり、保護行動マニュアルには
ミサイル攻撃や武力攻撃を受ける可能性がある場合などの規定があります
が、何も根拠を示されずに区民はおとなしく避難指示などに従うでしょうか。
区職員は根拠を示せば厳罰を受けるかもしれないし。
文京区でも情報公開制度は明らかに後退しており、おとなしくしていれば
出したくない情報は非公開どころか不存在になります。
見くびらないで!おとなしく盲従すると思ったら大間違い。
根拠不明の命令には従わないし、隠していることを究明するためにもっと
つっこみます。
被災者や放射性廃棄物をさておいて、無意味で無駄な防潮堤をつくろうという
首相と、防潮堤は不要という家庭内野党の妻は、家でどういう会話を交わして
いるのでしょうか。

余談ですが・・・

今日まで東京ドームでポール・マッカートニーのコンサートをしています。
音は上に流れるので、シビックの22階からいつも大音量が聞こえるのですが、
いつもの関ジャニとかと違うのは、キャーキャーという声より、音楽そのものが
聞こえたことです。
ぼんやりとした音ではありましたが、本当に彼自身の声かな?と思うほど、
ハイテンション、ハイキーで、相変わらずのポールになんかとても嬉しかった。
家に帰ってびっくりしたのは、なんと西片の我が家までも聞こえたのです!
相当大音量だったのでしょう。
家ではどういうわけかワーッという歓声しか聞こえません。
でもキャーではなくワーだから許せました。
大昔、ドームではなく後楽園球場だったころ、王や長嶋がホームランを打つと
聞こえた、あのワーッです。
懐かしくて懐かしくて・・・

美しい都市景観をつくるために

11月1日。 区のホームページの注目情報やお知らせには掲載されていませんが、
本日、「文京区景観づくり条例」が発効し、本日から景観法に基づく景観計画が実施されます。

http://www.city.bunkyo.lg.jp/var/rev0/0065/6575/keikanzukuijourei.pdf

http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_keikakutyousei_keikan_keikangyouseidantai.html


事前協議や届出の対象が拡大され、勧告や命令、罰金などの制度が新たにできました。
東京都景観計画の神田川景観基本軸と文化財庭園等景観形成特別地区について、
文京区景観計画に移行されることに伴う対象規模や範囲の拡大、そして来年度からは
風致地区条例も都から引き継ぎます。

http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_keikakutyousei_keikan_houtodokede.html


届出・事前協議に関するパンフレットや、戸建て住宅向けの手引きを作成しています。

http://www.city.bunkyo.lg.jp/var/rev0/0065/7318/keikanhou_panf.pdf

http://www.city.bunkyo.lg.jp/var/rev0/0065/6535/tebiki_kotate.pdf


美しい景観は条例にもあるとおり、区民、区、事業者などが協力してつくるもの。
「つくる」の中には良い景観を守り、不釣り合いなものは規制し、ちょっと相応しくないものは
工夫して隠し、みんなで大切に使いながら磨き光らせていくという意味も込められています。

ちょうど文字通りそんな活動を続けてきた団体が、本年度の「文の京都市景観賞 景観づくり活動賞」
を授賞することが景観審議会で決まりました。
「文京建築会ユース」のみなさん、おめでとうございます!

文京建築会とは、建築家協会、建築士会、事務所協会の文京支部3団体が協力して
立ち上げた会で、区と協定を結び、防災や災害時のまちづくりの体制強化を図るなど
文京区独特のユニークな活動をしています。

その建築会のタマゴ、ユースのみなさんが、銭湯をテーマに展示会を開きます。

♨遠くの温泉地より、近所の銭湯!みなさんもご近所で気軽にぜいたくなひとときを…♨

昨日、大分での建設委員会視察から帰ってきた藤原としては、別府の湯もなかなかと
思いますが、近所の湯の楽しみ方もまた格別かと。ぜひご覧ください。
以下 ユースからのお知らせ
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文京建築会ユースは建築に携わる若手を中心とした有志団体で、
仕事や学業のかたわら、文京区の魅力を「再発見」し「発信」、また
「新たにつくりだす」ことを主軸に活動をしています。
今回は1年間に渡り取材、記録を続けた地域の“銭湯 ♨”の展示を、
お隣の台東区谷中のカフェギャラリーHAGISOで行うこととなりました。
本年6月の時点で取材していた銭湯も、既に廃業、閉店と相次いでいます。
この機会に改めて多くのみなさんに地域の文化としての“銭湯”の魅力を
御紹介出来たらと思います。

素敵なカフェも併設し、イベントも企画しておりますのでお気軽に
お立ち寄り頂けますと幸いです。

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文京建築会ユース
「ご近所のぜいたく空間 “ 銭湯 ♨ ”」展
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●日時
2013年11月6日(水)~17日(日)12:00~21:00   11日(月)と12日(火)は休み

●場所
HAGISO(東京都台東区谷中3-10-25 HAGISO)

●展示内容

実施図面から映像まで、文京建築会ユースが行った1年間の地域の銭湯取材の全容を紹介。
・“銭湯”の魅力、文京区の銭湯11軒の取材から
・中庭のある銭湯おとめ湯さんの記録(実測図面、そうじ映像、最終日の記録など)
・ご近所の銭湯のご紹介  他

●EVENT情報

11.09 sat 12:00- 富士山ライブペンティング /田中みずき(ペンキ絵師)
11.16 sat 12:00-16:00 君の湯 ペンキ絵ぬりかえライブ 中継  予定
11.16 sat 19:30-21:30(19:00 OPEN)    1000円1drink付
    「ご近所のぜいたく空間 “銭湯 ♨” アイデア サミット」
                栗田尚史(梅の湯/荒川区)
                近藤ヒデノリ(クリエイティブプロデューサー/TOKYO SOURCE 編集長)
                髙橋政臣(清水湯/横浜市 銭湯シェアハウス)
                田中みずき(ペンキ絵師)
                橋本誠(アートプロデューサー)
                林丈二(著作家/路上観察学会) 他
                進行:三浦幸子(文京建築会ユース)
11.17 sun 19:30-21:30(19:00 OPEN)    1000円1drink付
     「つなぐべき地域の“文化” “景観” “建物” 魅力再評価 サミット」
                倉方俊輔(建築史家)
                紗幸(芸者/日本初の外国人芸者)
                椎原晶子(たいとう歴史都市研究会副理事長)
                多児貞子(たてもの応援団)
                長坂健太郎(構造設計者/文京建築会)
                宮崎晃吉(HAGISO代表)  他
                進行:栗生はるか(文京建築会ユース)

のびのびとした浴槽に富士山のペンキ絵、カポーンと響くケロリン洗面器…
湯上がりにのんびりと聞くご近所話。
“銭湯”は日本の誇れる文化、地域の貴重な資源といえます。
私たち、文京建築会ユースは建築、デザイン、都市、歴史などを学ぶ若手の
有志団体として、多様な切り口で、地域リデザインのきっかけとなる資源の
発掘を目指し活動しています。
その一環として、近年その減少が甚だしい“銭湯”に注目し、昨年秋より
1年間かけて、文京区内の現存11軒の銭湯の撮影、実測、インタビューを
行いました。
今回は、それらの記録を編集し、本年6月に文京シビックセンターにて
ご好評頂いた展示を、下町情緒残る台東区谷中の地に会場を移し、
追加コンテンツと共に巡回展として開催します。
“銭湯”は今、全国で1日1軒、東京で1週間に1軒…といった大変なスピードで
失われつつあります。
この取材中にも11軒中の2軒が閉店、休業に追い込まれています。
丹念に作り込まれた空間とそこに生まれる人々のつながり…多くの方々に
銭湯の魅力を再認識して頂ければと思います。
遠くの温泉地より、近所の銭湯!みなさんもご近所で気軽にぜいたくなひとときを…♨

失われゆく銭湯文化の魅力を発信するための映像ドキュメントの製作を予定しています。
製作資金集めのためにクラウドファンディングを実施します。ご協力お願い致します。
(詳細は近日HPにて公開)

主催:文京建築会ユース、HAGISO

協賛:愛知建築士会名古屋北支部

後援:文京建築会、文京区浴場組合、台東区浴場組合、たてもの応援団、谷根千工房、東京新聞
(公益信託大成建設自然・歴史環境基金2013年度助成金による)

お問い合わせ:文京建築会ユース
bunkyo.youth@gmail.com

http://bunkyoyouth.com/
※展示内容・イベントは変更になる場合がございます。詳細は追ってHPにてお知らせします。

危険な夏の珍事

すっかりご無沙汰する間に9月になり、議会が始まりました。

この夏、さまざまな珍事がありました。

できたばかりの総合体育館で、子どもプールの天井ガラスにひびが入り、使用禁止になっていました。夏の猛暑で明かり取りのガラス天井下の子どもプールの水温が42℃にまで上がったため、指定管理者の東京ドームは黒い遮光ネットを張ったのですが、それが仇となりガラスが異常高温になりひびが入ったというもの。割れたら大惨事になったでしょうから不幸中の幸いですが、なんで?という思いはぬぐえません。

気候変動の中、ガラスの下が異常高温になることは予想しなかったのか。全面ガラスの建物が流行っていますが、高名な建築家槇文彦先生設計の東大法科大学院だって見るからに恐いのに、子どもが裸で泳ぐプールの上に、小さな明かり取りならまだしも全面ガラスって危険すぎません?そして、通風窓を開けることで温度の上昇を抑えられるはずだったけれど、網戸が張られていないため、虫が入るから開けなかったと。虫が恐くて露天風呂に入れるか、と言いたいところですが、それはさておき、光を吸収する黒のネットを張ったというのが信じられません。ガラスに密着して張ったのがいけないとも言われていますが、密着させなくても相当の熱を持ったと思います。子どもの頃、黒い紙に虫眼鏡で太陽光の焦点をつくって燃やしたこと、よ~く覚えています。子どもだって想像がつきそうです。

さまざまな問題の解決を指定管理者に任せていたことも問題ですが、指定管理者制度とはそういうものです。もしこれが区直営なら、直接の所管はスポーツ振興課でも、通風窓の網戸の時点で施設管理課がすぐに対応できたし、建築物の構造や物理に詳しい施設課なら黒いシートという発想には行き着かなかったはず、と思わざるを得ません。

もっとも昨今では、専門家でもかなり想像力を欠いている事例が見られます。昨日のニュースですが、ロンドンでは建設中の全面ガラス張り超高層ビルで凹面の反射光が路上に焦点を結び、駐車中の車やビル入口の床材を溶かしたという事件もありました。

sankei.jp.msn.com/world/news/130904/erp13090408580002-n1.htm

総合体育館には、これ以外にも本当にたくさんの想像力を欠く設計による問題が生じていますが、また別の機会にします。でもひと言だけ。一級建築士の国家試験に気象学と物理学と想像力のテストを加えるべきです。

もうひとつは集中豪雨による被害です。各地で悲惨な事故が報道されていますが、文京区では8月21日に大雨・洪水警報が発令され、人的被害はありませんでしたが、建物に被害が多数生じました。民間の建物で床上・床下浸水が101件、区施設では本郷福祉センター(若駒の郷)、千石保育園、特養白山の郷の3件で浸水等の被害がありました。

中でも千川通り沿いの10階建てマンションで半地下部分に浸水し、消防のレスキューが出動して10人が救出されたそうです。水圧で脱出できなくなり、3人はベランダから救出されたということですが、この方たちは無事に区内ホテルに収容されたそうで、こちらも不幸中の幸い。

千川通りは、古くは谷端川(小石川、礫川(こいしかわ)、千川とも呼ばれた)が流れていたところ、暗渠化されましたが当然谷底だったので低地です。豪雨時には水が集まることは想定済みだったはず。止水板の設備はあったらしいけれど使用されず、健生病院前に常設の土嚢は使ったようですが、用をなさない程の洪水だったのでしょう。

問題はこういう立地条件で半地下を設計することです。浅はか、無知としか言いようがない。日本はむちゃくちゃ建築自由の国ですが、こんな物騒な自由があっていいはずはないと思います。区は建設時の事前協議で立地や洪水被害の危険性などを説明し、対応を促し重要事項説明に入れるよう指導しているが、基本的に民間事業は民の責任と言い、それでも被害が出れば救済するのが区の役目と言いますが、過去には地下駐車場で水死者も出ており、容易に想定できる災害への対応を怠る事業者の責任はどうなるのか。救済は税で行うのですから良識ある区民としては理不尽な思いが残ります。

建築基準法は建物単体の性能しか問題にせず、周囲の地形や状況には頓着しない。都の建築安全条例でも規制できない。区の建築安全マネジメント計画は基準法の範囲のみで、民法上の安全には関知しない。直接生活に関わる消防法はかなりの強制力があるのに、建築確認が下りた建物には寛大であまり実効性なし。これでは前代未聞の災害被害をどう防げばいいのか、途方に暮れます。

気候変動で前例がない豪雨と言う前に、かつてはなかった危ない建物を用心して規制する知恵があってもいいと思います。まちづくり条例や住環境整備条例の策定がどうしてもイヤなら、転ばぬ先の杖条例でも、石橋を叩いて渡る条例でも、気候変動対応条例でもなんでもいいです。絶対に必要です。

女性議員が増えれば何が変わる?

8月3,4日、「全国フェミニスト議員連盟夏合宿inかながわ」に参加しました。
標記のテーマで、片山善博元総務大臣の基調講演とパネルトークやセミナーがおこなわれました。
 
●片山さんは自治省から鳥取県知事を2期、民主党菅内閣の総務大臣を務められ、現在は慶応大学教授などの教職にいらっしゃいます。「地方議会改革と女性議員への期待」と題して、自治制度や議会制度改革について、女性議員に期待することを示唆に富んだエピソードをはさんで展開してくださいました。
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議会改革のミッションは市民の目から見て変なことを変えること。
議会は市民のためにあり、議会改革も市民のためにおこなう。
社会の構成が男女半々なら政策決定の場にも女性が半分いた方がいい。
女性が入ることでノーマルな社会に近づき、仕事の仕方も変えざるを得なくなる。
文京区議会は現在議員32名中、女性議員が12名、女性率37.5%というのは23区でトップです。全国に女性議員が50%を超える自治体は、神奈川県大磯町、葉山町、大阪府島本町の3つだけありますが、多くは10~20%台、まだ女性ゼロの議会もあります。数がふえればいいというものではありませんが、長い男社会でできた慣例や枠にとらわれない女性は議会を変えやすいと考えられます。女性議員は議会改革を進めることを期待されています。

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執行部(行政)に依存する議会から市民が傍聴ではなく主役として参加する議会へ。
議員ごとに違う関連性のない質問、あるいは同じ質問、同じ答弁のくりかえしなど、議員本意の議会運営から、市民が関心をつなぎ集中して聞ける市民本位の議会へ。傍聴席ではなく市民席に、市民が議員と対面する議場レイアウトに。すなわち、市民が関心のある議題ごとにまとめて各議員の見解が聞ける集中審議への移行。
首長の原稿読み上げ答弁より、内容がわかる担当部の実質的な答弁を。
今の文京区議会は会派ごとに質問時間と回数が決められ、かつ代表質問と一般質問の区別があいまいですが、会派を廃止し、議案ごとに関心をもつ議員が自由に質疑でき、答弁も区長ではなく各部がおこなう方法がよいと思っていました。会派が廃止できなくても、区長の施政方針や所信表明への会派の態度を示す代表質問と、各議題ごとにおこなう一般質問に分ければ、一般質問は上記の方法をとれるでしょう。
陳情を議員個人が受けるのではなく、公聴会や委員会などでパブリックに受けるチームプレーへ。
口利き型から課題解決型へ。口利きの公開で、困っている人を個別に助けるだけでなく、困ったことが起きないシステム改革を。
請願に紹介議員が必要なのは、そもそも請願抑制策。そしてどうしても紹介議員を見つけられない人のためにできた陳情。ひっくるめて市民提案制度にしては。
市民提案を受けて、なるほどと思ったら議会で討議して決める。
首長は議員と同様に議案に賛否を表明するが、そのとき以外は議会に参加しなくてもよい。
委員会も本会議も会期制から定例日開催へ。(毎週火曜日夜と水曜日夜など)
4会期制を残しての通年議会は、議決が間遠になり意味がなくなる。
最低3人集まってミニ公聴会を開き、次に議案になりそうな事案について聞き取り、模擬委員会で討議し、市民と議員が共通認識を持って本義会に臨む方法がお薦め。
最後のお薦めの手法は有志議員だけですぐにでもできそうなので、トライしてみます。
かつて知事だった頃、情報公開がなかなか進まないとき、少しでも非開示の部分がある公開請求を知事決裁にしたところ、ほとんど公開されるようになったというエピソードが印象的でした。
結局、役所は面倒なことをしたくないだけ。情報を公開して市民に追求され説明するより、知事に非公開の説明をする方が面倒だったからだというのです。
まあこれは公開をモットーとする首長でこその法則なので、文京区の場合はどうでしょうか。
 
社民党の福島瑞穂さんも参加し、党首だったときよりのびのびと懇親会の最後まで参加されていました。
かつて「ダメなものはダメ」という名言を残した社会党の土井たか子さんは、今どうしていらっしゃるでしょうか。
●4日午前のセミナーは、NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長の赤石千衣子さんが講師の「女性と貧困」の分科会に参加しました。
赤石さんは非婚のシングルマザーとして、母と子が生き生きと暮らせる社会をめざして30年間活動を続けてこられました。母子家庭の厳しい現状と課題解決のための施策について伺いました。        
 

・たくさんの支援メニューがあるが機能不全に陥っている。2013080409520001

・日本の母子家庭は世界でも就労率は非常に高く約80%だが、非正規雇用が多く就労収入が低い。平均181万円は父子家庭の約半分、14%が生活保護受給。預金はほとんどの母子家庭で50万円以下。

・シングルになった理由は離婚が最多で80%だが、うち養育費を受け取っている率は19.7%、DV離婚も多く、ハーグ条約はあるが面会交流は28%しかできず、メンタルの負担が大きい。

・学歴は中卒が多く、貧困の連鎖を断つには子どもに教育を受けさせたいが、教育費は貸付金頼み。時間の貧困もあり、子どもと向き合えない。

・自治体でできる解決策は: 職業教育・就労支援・相談事業の充実、 ワンストップ対応、 みなし寡婦控除、 低年齢子ども家庭への支援、 情報発信の充実、 医療費など還付ではなく現物給付、 給付型奨学金、 政策決定への当事者参加など。

・就業自立支援センター、生活支援事業などの受託が母子寡婦協会だと、会員の高齢化で適切な支援を受けられない支障があるので、公募制に。 NPO法人グッドライフサポートセンターなどが望ましいが、企業でもよい。

・しんぐるまざあず・ふぉーらむの仕事: 児童扶養手当5年減額制度改正などの国会ロビー活動、福岡市母子福祉センター受託、他相談事業、相談員養成事業等

・政策課題: 不埒な離婚者の特殊な問題ではなく、貧困という大きな問題の中で全体的に考えること。子ども支援、男女共同参画の視点から母子支援につなぐこと。

・障害を持つ子どもと母の場合、それ自体が離婚の理由になっている場合も多く、支援プログラムもきめ細かく手厚くする必要がある。

・今後の課題: 社会が複雑化するとさまざまな支援が必要となり、ターゲットを絞った給付は説明責任が大変になるので、ロビー活動により一層力を入れることが重要になる。

 

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 ●午後は茅ヶ崎、大磯へオプショナルツアー。

岩崎弥太郎の曾孫に当たる澤田美喜さんが創設したエリザベス・サンダース・ホームを訪れ、澤田美喜記念館(隠れキリシタン資料館)を見学し、新島襄終焉の地や島崎藤村の墓を見てきました。
 

暑い8月がきました。

アベノミクスで雇用が回復したという。土建需要?と思わせるほど道路工事が多いこの頃ですが、我が家の周辺の工事状況を見ていると異様としか思えません。なぜこうも無計画に掘ったり埋めたりしなければならないのか。ドイツでは、都市計画で地域ごとにインフラ整備についても決定し、ライフライン敷設や道路計画は、この地域にはこういう用途の建物をこれだけの規模造るという計画とともに決定されるので、あとからの敷設工事はないとのこと。 (参考 水島信著『ドイツ流街づくり読本』鹿島出版会)

www.kajima-publishing.co.jp/cgi-bin/www/search222.cgi?A=detail&isbn=ISBN9784306072534&db=book

地中化の問題もありますが、それ以前に無計画・無制限にあとづけで建築を許可しすぎです。いえ、許可ならまだ良いのに確認だけで事実上やりたい放題に建築を認める制度が問題です。建築で利益を上げる権利ばかりが重視され、住み暮らす権利がおろそかな日本。

原発事故の被害が2年以上も放置され、なにひとつ解決していないのに原発稼働を進め、海外に輸出しようとする日本。政府の要人が「ナチスに手口を学べ」などと非常識なことを公言する日本。そんな日本で真面目に生きるしんどさが身に応える暑い8月です。

●8月1日~5日 シビック1階アートサロンとギャラリーにて、「戦災・原爆資料展」をおこなっています。

●8月2日、3日の2日間、シビック小ホールにて「区民平和の集い」を開催しています。

www.city.bunkyo.lg.jp/view.php?pageId=1449&blockId=666991&calendarMode=article

●8月6日~9日 シビック1階アートサロンにて恒例の第9回「原爆の図展」を開催します。

●藤原美佐子レポートNO.10ができました。  www.m-fujiwara.net/no10.html

区政と区議会の現状と問題を取り上げ、私なりにお届けしています。毎回お叱りを受けますが、今回も字数が多く、わずかな息抜きとなっていた「余談ですが・・・」もカット。申し訳ありません。

8月4日(日)に新聞折込(朝日・毎日・東京・日経)をします。マンションでチラシ類の投函ができないところがふえてきたので、初めてやってみますが、はたしてどれだけの方に読んでいただけるか。ご覧いただき、ご意見をいただければ幸いです。

 

 

後味の悪い都市計画審議会

今夜の都市計画審議会の概要の速報です。正確とは限りません。間違いに気づかれた方は訂正してください。

絶対高さ制限を定める高度地区の都市計画原案について

■第4次素案公表(3/29)後、説明会参加者5地区で延べ120人 意見数181、 はがき・要望書等57件、意見数73

■主な区民意見

・3次素案でも高くて、3次で決まると思っていたのに、4次までやる必要があったのか。

・“寄せられた意見を踏まえ”とあるが、寄せられた意見は下げてほしいという要望が多い。

・一度下げたところを上げたり、10mも上げたりしたのはおかしい。など。

■区の説明

・都市計画的視点から容積率ごとに高さを整理。目指すべき市街地像が明確になった。

・下げてくれという意見については容積消化の原則で応じられないが、既存不適格へのきめ細かい対応を求める意見を踏まえ、個別に周知を図った。

・既存不適格建て替え特例については、あくまで居住権の保護であり、既得権として建てられるのではなく、できるだけ制限内で居住を保障できるよう協議会がアドバイスする。

■今後の予定

・第4次素案の制限値等の変更は行わず、この原案のさらなる周知を図り、8/20区報特集号、9/6~説明会、12月都市計画案縦覧、2014年1~3月(年度内)都市計画審議会、告示、施行の予定

■主な質疑応答

Q.高さ制限の検討に着手してから今までに既存不適格になる建物はどのくらい増えたか?駆け込みを防ぐ働きかけはしているか?マンション購入者にとっては不適格になるのは不幸だろう。

A.2008年に399棟だったが2012年には503棟になった。内295棟は集合住宅。3次素案後からは計画調整課の窓口に相談に来る事業者には高度地区の計画を説明している。

Q.担当者はどれだけ区内を歩いて見たか?区民の声を聴いたか?湯島や本郷は国際的な商業地域と言っても何十年も低層住居に住み続けている人がいる。周辺に70mとかが合法で建ち困っている人の住環境保護に区はどう対応するか?

A.(学識)商業地域はもともと日照権もない。合法で70mが建つ地域に低層で住み続けたいという我儘は保護できない。我慢しろとは言わない。土地を高く売り環境の良い場所に転居したらよい。

A.(区)現状より高いものが建ち紛争になった場合、従来通り紛争予防条例で対応する。緑地や見下ろすプライバシー侵害への配慮など別の方向で協議する。

意見:どんなに良い都市計画ができても良いまちができるわけではない。経済的に価値の高いまちづくりにする誘導政策が大事。木密地域で防火政策をやると低廉なものになりがち。15mから17mに上げた意味もそこにある。住み続けたい人、新たに住みたい人がもめないよう、駆け込みがないようバランスを考えた誘導を望む。

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以下私見ですが、学識の“我儘”発言には唖然。いくら都市部は高度利用が不可避とはいえ、元は低層住居と商店が混在していた文京区に企業が勝手に価値を付与しただけ。高層化が絶対の価値とも思えず、もともと商業地域どころか用途地域などない時代からの代々の土地柄と住環境を奪われた人々に我儘だから売って転居せよとはあまりにも傲慢です。

既存不適格についても、現状の高さを超え、さらに目指す市街地像をも超えるまさに不適格な高さなのだから、建てる時点で当然突出しているのを承知で経済的利益を得ようとしたことは明白。低層で良好な住環境を維持してきた人々よりも手厚く守られる必要は全くないと思います。

木密地域の不燃化については、東京都が新防火地域を設定し山手線内の安全・安心性を高めて国際競争力を高めよう、などと画策している様子も見えますが、実はちゃんとした木造住宅は耐震性はもともと優れ、木材の不燃化技術は確立しており、安い鉄骨の建物より木造住宅の方が安全という説もある中、5階建てより3階建ての方が文京区の木密対策には向いているのではないかとも考えられます。

とにかく理不尽で後味の悪い審議会でした。この期に及んでは早く進めてほしいだけです。

6月議会がおわりました。

6月13日、通常より2週間ほど早く、6月議会が終わりました。

最終日の本会議は議案の採決や副議長選挙、監査役の選任、各委員会の
再編などでバタバタと過ぎ、あっけなく幕がおりました。
自民党の武澤房吉議員の自動的失職が報告され、今日の都議選告示とともに同じく自民党の宮崎前議長は自動的に失職となります。
快方に向かっていると言われていた武澤前議員はとうとう何も意思表明をせずに去ることになりました。
区長提案議案はいつものようにすべて原案通り可決され、閉会後、
各政党会派は明日からの都議会選挙に向けてそぞろ散ってゆきました。

【建設委員会から】

絶対高さ制限を定める高度地区指定第4次素案について
何から何までごまかしの詭弁。
何も答えない都市計画部計画調整課です。
どこにも都市計画審議会の報告とは書いていないのに、「これは素案の
報告ではなく都計審で審議されたことの報告だ」と言う。
素案の報告だと言ってしまえば2月の第1回定例会に出さなかった理由が
見つからないからか。
都市計画については都計審に権限があるので、そこで決まったことしか
報告できないと。
そんなバカなことってありますか?
文京区のまちづくりについて、都計審が開かれようと開かれまいと、
議会は独自に説明や報告を受けることができるはずです。
都市計画決定が議決事項ではないことに問題があるとしても、それとは
関係なく区の重要計画について報告を受けることができるのは当然です。
そしてまた、これまで1次素案のときから3次素案の説明会まで、ずっと
3次の次には都市計画原案に進むと説明していたのに、一度も言及した
ことのなかった4次素案を出したことについて、方針転換ではなく、
区民意見と都協議での意見に従ったまでと言う。
それなら今後も5次、6次はありえるのかと聞くと、4次素案について
しっかり区民意見を聞いたので、今のところ出す予定はないと。
3次まではしっかり区民意見を聞いていなかったというのか。
つまり、東京都の意向に逆らえず、これまでの区の方針を押し通せ
なかったということでしょう。
地域主権の時代に、どうしても逆らえないのなら、2年半も無駄にせず
あらかじめ東京都の意向を確かめるべきだったと思います。
1次素案、2次素案のときから低くしてほしいと懇願し続けているのに
規制値が変わっていない住居系地域では、こうしている間にも多くの
未来の既存不適格建築物がかけこみで着工されています。
しかも4次で逆に高くされた地域もあります。
しっかり区民意見を聞いたどころか、区民軽視と言うしかありません!
もし仮に当初予定どおり2013年度早々に都市計画決定されていたと
したら、着工されることのなかった建築計画はどのくらいあるか。
要するに駆け込み着工がどのくらいあるか。
文京区のまちづくりにとっての損失は計り知れません。
「仮に5月15日から今日(6月10日)までに、既存不適格になるだろう
建築物の着工は何件あったか」と聞いたところ、区長から、「仮定の質問には答えられない、憶測でものを言うな」と野次が飛びました。
決して憶測ではありません。
こういう想定をしなければ、的確な時期に的確な施策ができず、せっかく何年もかけて制度をつくっても実効性のないものになるのです。
折しも建設委員会翌日の6月11日、文京区より少し遅れて絶対高さ制限に
着手した千葉市が、悲願の高度地区指定都市計画の告示をしました。
www.city.chiba.jp/toshi/toshi/keikaku/H250607_kisha_happyou.html
その他の報告は折を見てまた。
今日は都議選告示日、東京●生活者ネットワークのお手伝いに行ってきました。

子どもに木の温もりを

孫たちを連れて念願の旧四谷第四小学校活用の「東京おもちゃ美術館」に行って来ました。 goodtoy.org/ttm/

新宿区が得意とするNPOなどとの協働による複合施設、「四谷ひろば」の中にあります。四谷ひろば外観

※「四谷ひろば」は、地域住民中心のボランティアなどが自主管理自主運営する「地域ひろば」と、認定NPO法人日本グッド・トイ委員会が運営する「東京おもちゃ美術館」と、NPO法人市民の芸術活動推進委員会が運営する「CCAAアートプラザ」の協働による「四谷ひろば運営協議会」が運営しています。

小学校をそのまま使っているため、施設上それなりの無理はありますが (例えば知らぬ間に子育て支援施設に紛れ込んでしまうとか、赤ちゃん木育ひろばが教室そのまんまで、保育園でお母さんとお別れする場面そっくりなので、泣きっぱなしの赤ちゃんがいるとか)、まあ  許される範囲の微笑ましさ。

一方、素晴らしい木のおもちゃがたくさん、学芸員の人が一緒に遊んだりアドバイスをしてくれたりする、とにかく面白い、子どもの発達段階に応じて機能し目的を達している、などなど、文句なく魅力的な施設です。

樹種の違いが視覚的にも聴覚的にも触覚的にも感じとれ、やめられない楽しさ。さまざまに異なる木の音色が楽しめる木琴、自然なのに色とりどりの木目が美しく磨き上げられた木の玉、なだらかなカーブの曲玉のような形のベンチなど、むしろおとなが喜ぶアイテムばかり。いわんや子どもをや、です。木の玉をいっぱい詰めたプールに身体を沈め温かさを満喫する子どもたちを外から羨ましそうに見つめるお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんたち。

 

おもちゃ美術館おもちゃの森1おもちゃ美術館琉球の小屋おもちゃ美術館四谷ひろば2
5月17~19日は新宿御苑で第8回「森のおもちゃ美術館」があります。木のレゴなど日本各地の木でできた素敵なおもちゃに触れて遊べます。おとなにも超おすすめです!

www.env.go.jp/press/press.php?serial=16586おもちゃ美術館

憲法を身につけて。

写真は昨日の夕方の首相官邸前。200人くらいの人がデモに参加していましたが、警察の規制が厳しく、官邸脇の坂を自転車でのぼってくると止められて、「デモに参加するのですか?」。

「違います」と言うと「じゃあどうぞ」。早くも集会結社の自由(憲法21条)はあやしくなっている。

DCIM0504「どこに行くのもデモに参加するのも自由でしょ!」 と言ったらどうなったか、やってみればよかった。そういえば、3月頃、デモでよろめいただけで逮捕された人がいたっけ。

 

わけあって深夜0時過ぎに車で出かけて1時頃家に帰ってくると、言問通りから西片にのぼる坂道で警察の検問にびっくり!こちらはアルコール探知でしたが、人っ子一人いない真夜中に普通の住宅街の区道でいきなり警官が立ちはだかりドキッとしました。

フウッと息を吹いてそれだけで開放されましたが、これだって酷いやり方です。「こんな脅かすようなやり方はけしからん」と言って呼気検査に応じなければどうなったか。

警察がこんなに威圧的になってきたのはこの頃かも。そうでなくても西片には8ヶ所も監視カメラが設置されているのに、監視と検問の社会は怖いです。

それにしても咄嗟のときに抗議できずおとなしく従ってしまったことが情けない。くやしい!いや、これからでも遅くはないです。常に憲法の精神で人権に敏感でいたいけれど、それにはまず憲法を身につけなくては。身につける前に変えられたらイヤだから、やはり簡単に変えられるようにしてはだめです。

座右の書というか常時携行のポケットブックに「童話屋」刊行の「日本国憲法」と「あたらしい憲法のはなし」があります。10センチ×15センチ厚さ5ミリの小さな本、その名も「小さな学問の書」シリーズですが、しょっちゅう取り出しては見ているとても良い本です。こどもの日のプレゼントにいかがでしょう。

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