夏の風物詩、江戸の大衆文化

DSC_0614 DSC_0617 DSC_0621 DSC_0632 DSC_0648 DSC_0649 DSC_0653文京区に大雨・洪水・雷注意報が出ていましたが、もう解除されたのでしょうか。このところしょっ中、注意報や警報が出されますが、みなさんお変わりありませんか?

注意といえば、先日区役所のすぐ近くの白山通り上り線で道路陥没があり、びっくりしました。前日から少しずつ下がっていたらしいですが、もし大きな空洞があり一気に落ちると、車の大事故になりかねません。ひびが入っていたり少しへこみがあるところは要注意です。

現場(カフェ・ヴェローチェの反対側あたり)に居合わせた東京都建設局の方によると、原因はこれから下水道局も一緒に調査するそうです。第六建設事務所に尋ねたところ、一般に夏場はアスファルトが緩んで陥没しやすくなる、と。工事で水脈を切って地下に空洞ができたということはないか、地下鉄でエレベータ工事をしていたことと関係はないか、尋ねましたが、水は出ていないし、空洞もなかったし、地下鉄は関係ないとのことでした。でもこの地域はここ1年くらいずっと地下鉄や老朽管の取り換えなどで道路工事をしていた地域ですので、応急の段階で関係ないと言わず、何か関係があることはないかしっかりと原因を究明していただきたいと思います。

さて、夏の風物詩といえば「文京朝顔・ほおずき市」、今日明日開催です。私は今年初めて式典に出て各会場を回りましたが、どういうわけか津和野市長や甲州市長(代理)が来賓で見えていたり、石見神楽の恵比寿鯛釣り舞いがあったり、地元の住人という江戸太神楽社中の曲芸があったり、こんにゃく閻魔には下仁田町からこんにゃくだけでなく世界遺産に登録された「富岡製糸場と絹産業遺産群」の「荒船風穴」の宣伝に見えていたり、ほんとうに賑やかに大衆文化が花開いていました。

www.city.bunkyo.lg.jp/visitor_kanko_event_asagao.html

www.city.bunkyo.lg.jp/var/rev0/0075/9967/asagaohozuki.pdf  プログラム

今年は礫川地域活動センターや善光寺さんのところが工事中で少し気をそがれますが、その代わり牛天神北野神社が加わり江戸太神楽の獅子舞や芸能が楽しめます。明日はお天気はどうなんでしょう。今日は大雨の後、今年初の花火大会もあったようですが、明日もし晴れたら、ぜひ江戸の夏の風物詩を満喫してください。

iwamikagura.jp/modules/iwamikagura_db/content0024.html

www.edo-daikagura.com/japanese/maruichi.htm

 

建設委員会、北海道視察

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元百貨店、今はまちづくりセンターとして活用

元百貨店、今はまちづくりセンターとして活用

横浜元町公園とそっくりな函館元町公園

横浜元町公園とそっくりな函館元町公園

建設委員会の視察(6/30~7/2)から帰りました。正式な視察報告は議会のホームページに後日アップされますが、多分3~4か月後になるのでとりあえずこれから少しずつ記していきます。

今年の視察地は奥尻島、函館市、千歳市。災害復興、防災計画、防災施設、都市マスタープラン、景観まちづくりなどの調査・研究が目的です。私が4年間視察地候補として推してきた飯田市の視察はとうとう実現せず、正副委員長(自民・公明)の推したところに決まりました。

奇しくもとは言いたくない、折しも計ったように、集団的自衛権の自公合意が整い閣議決定された日と重なり、函館を除いて自衛隊の基地や演習地の集積地でした。特に千歳市は陸上・航空自衛隊があり、人口の約1/3が自衛隊関係者というまちです。今までは自衛隊は災害救助に活躍し、訓練に励むまちづくりのパートナーでしたから、50t以上の本物の戦車が公道を走り、子どもの遊ぶ広場がヘリポートになっているのも何とか受け入れたでしょうけれど、集団的自衛が制度化された後はどうなるのか。政府内の自公合意はともあれ、こういう末端の自衛隊協力自治体との合意はできていたのか。人口減で都市マスも改定した中、少なからず自衛隊依存があっただろうに、自衛隊志望者が減り再編や徴兵などさまざまな可能性がでてくれば、20年スパンの都市計画マスタープランの将来構想は再検討を要するのではないのか。視察させていただく立場で、他自治体の議員には絶対に答えにくい質問は慎みましたが、疑問は多々あります。

地方都市の人口減に伴う都市マス改定は、自治体領域、市街化調整地域、市街化地域とある中で、都市計画区域を設定したコンパクトシティ化構想で、目的が明確で、住宅政策、公共施設計画、防災、エネルギー、景観、ソフトのまちづくりなどすべてが盛り込まれ整合されていることに少し驚きました。自治体領域がすべて市街化地域で全域が都市計画区域の巨大都市東京では、都市マスは方向性や理念を定めるのみ、個別計画をそこに統合するのは難しいのかもしれませんが、せめて横軸を通して整合させないと、せっかくの都市マスや景観計画が適用除外ばかりになり実効性がなくなることを実感しました。

函館市では西部地区歴史的町並み基金や景観形成住宅奨励金など、歴史・文化面の保存政策と住み替えや集約を誘導する現実的住宅政策が整合され、実効性のある観光まちづくりが実現できていました。都市景観形成地域の和洋折衷住宅などの街並みや伝統的建造物群保存地区の教会や赤レンガ倉庫地区を見て歩き、ロープウェイから夜景を眺め、沈みがちな視察に一服の清涼剤をいただきました。

標的の島=狙い撃ちされる沖縄

マンタが舞い泳ぎ、アカショウビンが鳴き飛ぶ沖縄本島山原(やんばる)の大自然。モズクやサンゴがふんだんにありジュゴンが泳ぐ海。山原の東村高江という集落で野菜をつくりながら大勢の子どもたちをのびのびと育てる家族の、うらやましいほど自然に恵まれ長閑な生活風景から映画「標的の村」は始まった。一昨日、日野市の七生公民館で観た映画です。その後、場面は命がけでヘリパッド建設やオスプレイ導入に反対して座り込む場面へと移ります。国は反対派の住民に対してスラップ訴訟(威圧して黙らせるための戦…略的訴訟)を起こした。自分たちの生活を安全に続けたい、すぐ隣りに轟音のヘリパッドや演習場はいや、と願うだけなのに、国から通行妨害で訴えられるという沖縄でなければあり得ないこと。人がずっと住んでいる山間の集落にヘリパッドをつくるなんてあり得ない計画。どうして沖縄だけにそういうあり得ないことが続き、新たな基地までできるのか。国はバカにしている!人々の怒りが伝わってくる。

この3月まで琉球朝日放送のキャスター・ディレクターだった三上智恵監督の、つくり込まないけれどとことん寄り添う手法と、客観的に透徹しながら温かい眼差しに畏敬の念すら覚えました。
もう1本、三上さんがテレビ番組として制作したドキュメンタリー「海にすわる~辺野古600日間の闘い~」も続けて観たので約2時間半、ずしんと重く深く心に食い入りました。

何を言っても聞いてもらえず説明もなく突然侵入してくる国の横暴に立ち向かうには実力行使、座り込みしかないでしょ。「バカにしている」という言葉が住民の口から何度も繰り返される。政府がいかに沖縄をバカにしているか骨身にしみる。

「行政とは手続きを積み上げてきたものを実施するところ」と防衛局職員が言う場面がある。だからあなたたちの主張がどうであろうと手続きが整えば実施するしかないと。先日の大飯原発の運転差し止め判決を思い出す。これまでは国の手続きの適否を審理し、手続き上の適法性だけを判断してきたが、福島の事故後は、被害者の困難な状況や原発技術の危険性など内容に踏み込み、国民感情にも配慮して判断するようになったという。そうだとすると、時の政権が決定し、粛々と手続きを踏んだなら当事者住民の正当な生活権を侵しても実施してよいのかを判断してほしい。

最近、うちなーんちゅはいかにものんびりとテゲテゲに見えるけれど、実は本当に民主的で自由で理性的で賢い民族なんだと自負するようになりました。国も折れないだろうし、ここで暮らしたい自分らもお金に代えられないから折れるわけにいかない。「長期戦になると、ふざけて相手の心をつかむことが根気よく闘うコツ」と言い、ドンパチの最中に三線を弾きカチャーシーを踊り出す。中心で闘うオジイやオバアたちは、若い人たちに豊かな故郷を残す責任があるからと文字通り死ぬまで闘う。彼らの姿勢は誇らしく、共感できます。そして怒りと涙を誘います。

標的の村、ぜひ一度ご覧になってください。
上映計画は以下で。
www.hyoteki.com/jyouei/

法政大学沖縄文化研究所でも6月6日と13日に分けて上映します。
www.hosei.ac.jp/fujimi/okiken/sougoukouza/2014sougou.pdf

また、6月29日(日)13:30~ 16:00 文京区民センターで三上智恵監督の「標的の島に生きる」というトークイベントがあります。
www.labornetjp.org/EventItem/1398388671790staff01

介護保険制度のジレンマ

DSCN1110DSCN1108土曜日のオープンスクールは18人の参加があり、高齢化社会の先行きが案じられる講演ではありましたが、みな講師鹿倉泰祐さんのお話に引き込まれ、充実した2時間半を過ごしました。

65歳以上を含む世帯数は2001年の35.8%から12年の43.4%(2093万)に増加し、高齢者だけの世帯の4割が単身で、認知症高齢者439万人の内160万人が介護保険未利用ということです。つい最近も踏切事故で多額の損害賠償を請求された事例がありましたが、高齢者の生活実態は、認知症や予備軍の増加で、老老介護や認認介護(介護者も認知症の世帯)など悲惨な現状です。

1999年の法制定当初から介護保険制度は矛盾と欠陥が指摘されていた制度です。

事業費は税と保険料で50%ずつ負担していますが、介護を受ける1号被保険者の保険料が年々ふえているほか、サービスを受けられない2号被保険者の負担する税的性格の保険料が全体の29%も占めるということは、税負担分の50%と合計すると79%におよび、本来税配分でまかなうべき制度ともいえます。

3年ごとの法改正でサービスの拡大と給付抑制がセットで出てきており、介護の社会化という目的と逆行し、自助・家族介護の方向に向かってきています。2060年には高齢化率(65歳以上)が40%と推計される中、よりきめ細かいケアマネジメントが必要不可欠ですが、不足する在宅介護サービスは破たんが心配されます。

2015年度の改正案では介護給付抑制が前面に出て、自己負担分の1割から2割への引き上げや、要支援1,2の介護認定なしの地域支援事業への移行などが問題となっています。地域事業ではボランティアなどを受け皿として想定していますが、現実に受け皿がない自治体では事業自体が成り立たず、サービスがなくなる可能性が大きいのです。

日本は先進諸国の中で対GDP比の社会保障支出は決して多い方ではなく、23位からようやく16位に上がってきた程度。介護、医療、介護予防などの公費財源の大幅引き上げなしには介護保険は崩壊の危機にあると言えます。

さよなら、XP~~

年度明け、消費税が上がったことはどう生活に影響しているのでしょうか。まだ見えてきませんが、一つ気になるのは、年度替わりとWindowsXPのサポート終了の時期が重なったことによるパソコンの不具合です。

我が家も今年1月に8.1に買い替えた口ですが、以前からのプリンターが3月末に急に使えなくなっていました。最初はアップデートやらサポートナビやらで四苦八苦工夫しようとしましたが、どうにもお手上げ。息子、夫、電話サポートの順に泣きつくと、どうやらDellのプリンターが8.1に対応していないらしい。ではどうして3月までは使えたのか、これが不思議。不安定な中たまたま運がよかっただけで、何かの拍子に本来の不整合が表に出てきたらしいのです。

XPがあまりにも使いよくて尾を引く中で、Vista、7が評判悪く、8、8.1と立て続けにヴァージョンアップしたところに消費税アップが重なり、どっと買い替えが増えたために(これは相談窓口氏の言葉ではなく私の解釈ですが)、整合性を図るソフトが間に合わなかったのだとか。

そんな無責任な~、困りますよ、それならXPのサポート期間を延長するなり何なり対応してくれなきゃ。

いや、末尾の記事を読むともう限界だったようですから、後継OSの低容量デバイスへの対応を急ぐべきでしょう。

外国の方と思われる日本語堪能な窓口氏は、「それは担当が違います! しかるべき窓口にどうぞ。」

結局、窓口氏の指示に従い再設定の方法を教わって、なんとか使えるようになりました。

たまたま我が家は他の家人もパソコン&プリンターを持っていたので別条ありませんでしたが、XPサポート終了の4月9日の周辺でもっと重大な不整合は他になかったのでしょうか。

騒がれたほどは買占めも消費減もなく穏やかな幕開けのようですが、陰ではこんな騒動もありました、という一席でした。おそまつ!

news.mynavi.jp/articles/2014/04/09/windowsxp/

 

 

国会が死んだ日

世紀の悪法、特定秘密保護法が、12月6日23:23、参議院本会議の異様な状況の中で成立してしまいました。合意したはずの4党の足並みも乱れ、自公だけしか賛成せず、国会の外では数万人の民衆が反対を叫ぶ危機的な状況で法案を強行採決することこそ、テロと言わずなんでしょう!自由民主の風上にも置けない。

私も19:30頃から「誰でもどうぞ」の隊に参加しましたが、旗を持ち整然と静かに歩くデモ隊が日比谷公会堂から出発すると、霞ヶ関方面から、永田町方面から、溜池方面から、それぞれ集まった人々がそれに加わり、国会前は身動きも取れないほどになりました。初めは秘密保護法廃案!くらいだったシュプレヒコールが、徐々に熱を帯び、過激になり、ファシストくたばれ!などと口汚い怒声に変わっていきましたが、不思議なことにかつての安保闘争と違って、暴れる人もなく、警察も「右方向に歩いてください」みたいな穏やかなお願い口調で、機動隊のジェラルミンの盾もなく、それが却って虚しかった。

とんでもないことになったと思いつつ、多分「ここで終わるまい」と心に誓って、みんな家路についたと思いますが、さてこれからどうするか。6日の経緯は以下のサイトに詳しく載っています。 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1698

まさにベストタイミングで、翌日、「文京区明るい選挙推進協議会」と選挙管理委員会が共催した白ばらセミナー 「有権者が政治を変える」が特定秘密保護法の問題点をとりあげました。講師は毎日新聞論説委員の与良正男さん。

区議会議員のOBばかりで問題ありと思っていた選管が、今回ばかりは時宜を得た素晴らしい企画をうちました。というより、まさかこんな日にあたるとは思いもせず企画したのでしょうけど、自民公明出身の選管委員はさぞ渋い表情だったでしょう。どんな表情だったか見たかったなあ。以下私のメモからの要約です。

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戦前にもいくつかのターニングポイントがあり、「国会が死んだ日」と言われるが、2013年12月6日も将来 「国会が死んだ日」 と言われるかもしれない。

まずこんなにも成立を急いだ理由。 知る権利、メディアの委縮ばかりに気を取られ(これにはメディアの責任もあるが)、国民がしまった!遅くなったと気づいたとたん、採決。つまりみんなが本質に気づく前にすり抜ける必要があった。もっと重要な動機は、ここしばらく選挙のない今を逃したくなかったということ。

民主主義を壊すとはどういうことか。国民、国会、裁判所を締め出し、行政に権力を集中させる官尊民卑の最悪の法だということ。 そして、メディアの分断。
産経がまず離脱し、読売が反対できないことから朝日・毎日の批判にまわり、特にテレビでは取り上げない。 問題が難しくて視聴率が取れないこともあるが、それでも最重要法案を取り上げる報道の矜持を忘れ、安倍女性秘書官などで20分も費やすなど、明らかにメディアが分断されたこと。

国会内にチェックの目がないこと。小選挙区制の問題はさておいても、自民党内にも60年安保で体を張って自衛隊出動を止めた赤城防衛庁長官のような人や、1985年のスパイ防止法のときにはあった(大平派の谷垣さんなど)若い議員からの苦言・提言がない。今や黙りこくる自民党論客。小泉元総理のは、自民党大好き、安倍応援、こうすればもっと良くなるよ、という補完演説。

セットのNSC(安全保障会議)の目的は日米軍事同盟の強化。 オバマ政権の弱体や、軍を抑えられない中国習政権の防空識別圏などへの不安が高まり、始まりは単に情報漏れを防止するセキュリティ問題だったものが、いずれ集団的自衛権の論議となり、地球の裏側で戦争ができるようにして、9条との矛盾が顕在化したら、96条なんてそっちのけで憲法改正論議を再燃させ、そして戦争に直接駆り出される自衛隊員のなり手がなくなれば、最後には徴兵制、最悪そういう流れになるだろう。

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ほんとうに恐ろしいことですが、文京区もほぼ同様の方向に進んでいます。自治体政府におもねらずすり寄らない勢力に対し、情報を隠し、どんどん情報を得にくい状況をつくり、あり得ない不存在非公開の連続。 しかも不存在という文言自体を削除させ、不存在になる公開請求を取り下げさせようとし、ないなら仕方がないから「不存在」とそのまま書くよう依頼すると、審査請求などされたら事務手続きが大変だと堂々と文句を言う役人。

今はただの文句でも、こういう行政体質が昂ずれば、じきに権力によるテロがまかり通る社会に変じていくでしょう。テロとは、意見の異なる人々を、絶対に相通じるものがないと決めつけ、頑なに拒否し、切り捨てる姿勢とでも言いましょうか。区長に与しない議員や区民をなめているのです。

安倍政権も明らかに国民をなめている。国民なんか次の選挙までにはすっかり忘れると思っているのだろうけど、私たちはこの暴挙を絶対に忘れないよ、あんたたちのやったことを覚えているよ、という態度を示し続けることが大事です。政権交代の最大のメリットは、政権の秘密のくびきがはずされ、情報が出てくることです。
テロリズムは恐怖政治という意味ももつそうです。恐怖の秘密保護法を廃止するには政権交代しかないかもしれません。

それにしてもテロ発言の石破さんのブログがよくわかりません。
ishiba-shigeru.cocolog-nifty.com/
「防衛省で仕事をしていた時、内部で議論や決定されたことが数日のうちに新聞に載ることが頻繁にあり、情報保全体制に大きな疑問を持ったものでした。」

別にたいした国家機密でなかったから、国民と情報共有した方がいいと判断したのでは?

「イラクに自衛隊を派遣した際、現地の実情を視察し、より実態を把握するとともに、現場の自衛官を激励したくて何度も極秘裏に視察計画を立案したのですが、毎回メディアの知るところとなって結局実現はしませんでした。」

なぜ報道されると困るの?攻撃されるから?極秘で海外派遣の自衛隊に大臣が接触するのも結構危ないかと。。

「誰がいかなる意図をもって報道に漏らしたのか、最後まで判明もしませんでした。防衛庁長官の訪問計画のどれほどの部分が秘密に当たるかは判断を要することですが、漏洩に対する抑止力が十分に効いていなかったことは事実でしょう。」

だから~、秘密に当たらないと判断したからメディアも報道したんでしょ。
やっぱり秘密に当たるかどうかも判然としないような情報まで隠したいんだよね。

与良さんは言っていました。「今だって公務員の守秘義務はあり、ジャーナリストも出したら国が危ないような情報は出さない。それより、誰だって非難されそうなことは秘密にしたいからこそ情報公開が必要なんです。官僚が自分の落ち度をほぼ無制限に秘密にできるこの法律には、だから絶対に反対!」

さて、明日で区議会第4回定例会は会期末です。条例や指定管理者の選定など多数の議案が本会議で採決されます。衆議院本会議での秘密保護法採決が記名採決ではなく起立採決だったことが問題とされていますが、区議会も起立採決で誰がどの条例に賛成し、反対したか、記録に残りません。会派で意見が割れるかもしれませんが、私は情報公開を後退させる条例改正には反対するつもりです。

第六中学校、豪華にお披露目

文京区立第六中学校が全面改築され、内覧会に行って来ました。六中20131124間接照明
一見三田の某大学と見紛うような赤煉瓦のファサード、オープンスペース風の広い廊下、打ちっ放しのンクリートと木質素材を組み合わせた内装、開放的な採光、ホテルライクな階段の手すり、スライド開閉式ガラス屋根の屋上プール(夏場以外は人工芝の蓋をして遊び場となる)、凝ったLED照明、極めつけは追分ホール(ランチルーム兼)の村野藤吾を思わせる間接照明、などなど、デザイナーズブランド(香山寿夫建築研究所)の趣が加わりとてもゴージャスです。

一緒に行った息子(卒業生)やその友人たちは、中学校とは思えない、豪華マンションみたい、と羨ましがって(あきれて?)いました。私としては、木材がふんだんに使われているのも嬉しいし、毎日通う学校が明るく素敵なデザインで、子どもたちが満足しているなら嬉しい。けれど、完全自由選択制の区立中学のバランスは大丈夫かな?心配になってしまいます。バランスはもうとっくに崩れてるかな。。。六中20131124エントランス

細かいところでは、OSB(オリエンティド・ストランド・ボード)パネルの多用(何か意味があるのかガイド役の職員?に聞いたところ、コルク材などと同じ柔らかさとピンの刺しやすさかな?と自信なげでした)、窓先空地がなく、窓を開けるとストンで怖いこと(6階建てとなると窓は全部は開かないのか?)、大画面電子黒板の液晶が見にくかったこと(暗くすればいいけれど子どもの目が心配)、が気になりましたが、教育環境として他にも問題があるかも知れません。でも子どもたちは格好いいとさぞ喜んでいるでしょう。しばし子どもたちと一緒に素直に喜びたいと思います。

来週視察に行く予定の、埼玉県宮代町の笠原小学校を設計した象設計集団の富田玲子さんは、その著書『小さな建築』(みすず書房)の中で、学校の設計について述べています。

「学校は子どもたちの暮らしの場、毎日長い時間を過ごす小さな社会です。小・中学校時代は、人間の感性が最もしなやかで、心身の成長がめざましい時期です。・・・そのような大切な時期にどんな校舎で暮らすのかということは、その人の一生を左右すると言っても言い過ぎではありません。もちろん教育内容、友だちや先生の存在も大きな要素ですが、「空間のあり方」が子どもの生活に及ぼす影響ははかりしれません。そう考えると、学校の設計は大変難しく、しかも責任の重い仕事です。」

かつてオープンスクール建築が一躍脚光を浴びた頃、今巨大すぎる新国立競技場設計に異を唱えている槇文彦さんも加藤学園の設計で話題になりましたが、その絨毯敷きのお洒落な校舎でさえ、後日問題が多々生じたようです。時と場、地域性によっても求められるものは違います。今の時代に最大限の注意と熱意で設計しても、問題が生じる可能性はあります。日本は欧米と違い、竣工後は施主の責任のみで設計者は一切責任を問われませんが、それだけに文京区の教育委員会や行政には、子どもの生活、子どもの社会という視点を忘れずに、今後顕在化するであろう様々な課題を、ひとつずつ丁寧に解決していっていただきたいと願っています。

 

区議会が始まりました

◆●▲━━━━━━━━━━━━━■▲
文京区議会2013年第4回定例会が始まりました。

目白台運動場、シルバーピア、総合体育館、交流館、児童館など指定管理者
の指定について7件、青少年プラザ(もとの教育センター)条例等、条例6件、
シビック大ホール改修工事等、請負契約2件、15議案が審議されます。
明日からの一般質問では、田中和子区議と藤原が市民の広場を代表して
一般質問に立ちます。
藤原は明日 22日 16:25くらいから
田中区議は 26日 15:40くらいから です。
傍聴にお越しください。
藤原は、都市計画、緑豊かな文化の香るまちづくり、木づかいのまちづくり、 安全で住みよいまちづくり、 の4分野で10項目の質問をします。
各議員の質問要旨は以下からどうぞ。 www.city.bunkyo.lg.jp/kugikai_nittei_yousi254.html
◆●▲━━━━━━━━━━━━━■▲
世の中では国政が支離滅裂になっています。
ねじれが解消したから安倍政権はやりたい放題。
エネルギー削減と言いながら巨大インフラに突っ走り、かと思うと工事入札は
続々と不調です。
豊洲の新市場は、4つのうち3つまで予定価格をオーバーして、大手ゼネコン
によるJVが辞退し、新国立競技場では1300億円の条件でコンペをしたはずが
3000億にふくらみ、失格かと思いきや1800億で手を打つという禁じ手。
地域主権と言いながら、文科省は自治体の教科書採択権を剥奪し、検定に
合格した教科書を子どもたちに無償配布し、問題なくやっている竹富町に
是正(問題ないのだから是正ではなく押しつけ?)させようとしています。
特定秘密保護法に至っては、政府に情報を集権化し、国民はおとなしく
従っていればいいという時代錯誤。
たとえば国民保護計画というのが各区にあり、保護行動マニュアルには
ミサイル攻撃や武力攻撃を受ける可能性がある場合などの規定があります
が、何も根拠を示されずに区民はおとなしく避難指示などに従うでしょうか。
区職員は根拠を示せば厳罰を受けるかもしれないし。
文京区でも情報公開制度は明らかに後退しており、おとなしくしていれば
出したくない情報は非公開どころか不存在になります。
見くびらないで!おとなしく盲従すると思ったら大間違い。
根拠不明の命令には従わないし、隠していることを究明するためにもっと
つっこみます。
被災者や放射性廃棄物をさておいて、無意味で無駄な防潮堤をつくろうという
首相と、防潮堤は不要という家庭内野党の妻は、家でどういう会話を交わして
いるのでしょうか。

余談ですが・・・

今日まで東京ドームでポール・マッカートニーのコンサートをしています。
音は上に流れるので、シビックの22階からいつも大音量が聞こえるのですが、
いつもの関ジャニとかと違うのは、キャーキャーという声より、音楽そのものが
聞こえたことです。
ぼんやりとした音ではありましたが、本当に彼自身の声かな?と思うほど、
ハイテンション、ハイキーで、相変わらずのポールになんかとても嬉しかった。
家に帰ってびっくりしたのは、なんと西片の我が家までも聞こえたのです!
相当大音量だったのでしょう。
家ではどういうわけかワーッという歓声しか聞こえません。
でもキャーではなくワーだから許せました。
大昔、ドームではなく後楽園球場だったころ、王や長嶋がホームランを打つと
聞こえた、あのワーッです。
懐かしくて懐かしくて・・・

美しい都市景観をつくるために

11月1日。 区のホームページの注目情報やお知らせには掲載されていませんが、
本日、「文京区景観づくり条例」が発効し、本日から景観法に基づく景観計画が実施されます。

http://www.city.bunkyo.lg.jp/var/rev0/0065/6575/keikanzukuijourei.pdf

http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_keikakutyousei_keikan_keikangyouseidantai.html


事前協議や届出の対象が拡大され、勧告や命令、罰金などの制度が新たにできました。
東京都景観計画の神田川景観基本軸と文化財庭園等景観形成特別地区について、
文京区景観計画に移行されることに伴う対象規模や範囲の拡大、そして来年度からは
風致地区条例も都から引き継ぎます。

http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_keikakutyousei_keikan_houtodokede.html


届出・事前協議に関するパンフレットや、戸建て住宅向けの手引きを作成しています。

http://www.city.bunkyo.lg.jp/var/rev0/0065/7318/keikanhou_panf.pdf

http://www.city.bunkyo.lg.jp/var/rev0/0065/6535/tebiki_kotate.pdf


美しい景観は条例にもあるとおり、区民、区、事業者などが協力してつくるもの。
「つくる」の中には良い景観を守り、不釣り合いなものは規制し、ちょっと相応しくないものは
工夫して隠し、みんなで大切に使いながら磨き光らせていくという意味も込められています。

ちょうど文字通りそんな活動を続けてきた団体が、本年度の「文の京都市景観賞 景観づくり活動賞」
を授賞することが景観審議会で決まりました。
「文京建築会ユース」のみなさん、おめでとうございます!

文京建築会とは、建築家協会、建築士会、事務所協会の文京支部3団体が協力して
立ち上げた会で、区と協定を結び、防災や災害時のまちづくりの体制強化を図るなど
文京区独特のユニークな活動をしています。

その建築会のタマゴ、ユースのみなさんが、銭湯をテーマに展示会を開きます。

♨遠くの温泉地より、近所の銭湯!みなさんもご近所で気軽にぜいたくなひとときを…♨

昨日、大分での建設委員会視察から帰ってきた藤原としては、別府の湯もなかなかと
思いますが、近所の湯の楽しみ方もまた格別かと。ぜひご覧ください。
以下 ユースからのお知らせ
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文京建築会ユースは建築に携わる若手を中心とした有志団体で、
仕事や学業のかたわら、文京区の魅力を「再発見」し「発信」、また
「新たにつくりだす」ことを主軸に活動をしています。
今回は1年間に渡り取材、記録を続けた地域の“銭湯 ♨”の展示を、
お隣の台東区谷中のカフェギャラリーHAGISOで行うこととなりました。
本年6月の時点で取材していた銭湯も、既に廃業、閉店と相次いでいます。
この機会に改めて多くのみなさんに地域の文化としての“銭湯”の魅力を
御紹介出来たらと思います。

素敵なカフェも併設し、イベントも企画しておりますのでお気軽に
お立ち寄り頂けますと幸いです。

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文京建築会ユース
「ご近所のぜいたく空間 “ 銭湯 ♨ ”」展
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●日時
2013年11月6日(水)~17日(日)12:00~21:00   11日(月)と12日(火)は休み

●場所
HAGISO(東京都台東区谷中3-10-25 HAGISO)

●展示内容

実施図面から映像まで、文京建築会ユースが行った1年間の地域の銭湯取材の全容を紹介。
・“銭湯”の魅力、文京区の銭湯11軒の取材から
・中庭のある銭湯おとめ湯さんの記録(実測図面、そうじ映像、最終日の記録など)
・ご近所の銭湯のご紹介  他

●EVENT情報

11.09 sat 12:00- 富士山ライブペンティング /田中みずき(ペンキ絵師)
11.16 sat 12:00-16:00 君の湯 ペンキ絵ぬりかえライブ 中継  予定
11.16 sat 19:30-21:30(19:00 OPEN)    1000円1drink付
    「ご近所のぜいたく空間 “銭湯 ♨” アイデア サミット」
                栗田尚史(梅の湯/荒川区)
                近藤ヒデノリ(クリエイティブプロデューサー/TOKYO SOURCE 編集長)
                髙橋政臣(清水湯/横浜市 銭湯シェアハウス)
                田中みずき(ペンキ絵師)
                橋本誠(アートプロデューサー)
                林丈二(著作家/路上観察学会) 他
                進行:三浦幸子(文京建築会ユース)
11.17 sun 19:30-21:30(19:00 OPEN)    1000円1drink付
     「つなぐべき地域の“文化” “景観” “建物” 魅力再評価 サミット」
                倉方俊輔(建築史家)
                紗幸(芸者/日本初の外国人芸者)
                椎原晶子(たいとう歴史都市研究会副理事長)
                多児貞子(たてもの応援団)
                長坂健太郎(構造設計者/文京建築会)
                宮崎晃吉(HAGISO代表)  他
                進行:栗生はるか(文京建築会ユース)

のびのびとした浴槽に富士山のペンキ絵、カポーンと響くケロリン洗面器…
湯上がりにのんびりと聞くご近所話。
“銭湯”は日本の誇れる文化、地域の貴重な資源といえます。
私たち、文京建築会ユースは建築、デザイン、都市、歴史などを学ぶ若手の
有志団体として、多様な切り口で、地域リデザインのきっかけとなる資源の
発掘を目指し活動しています。
その一環として、近年その減少が甚だしい“銭湯”に注目し、昨年秋より
1年間かけて、文京区内の現存11軒の銭湯の撮影、実測、インタビューを
行いました。
今回は、それらの記録を編集し、本年6月に文京シビックセンターにて
ご好評頂いた展示を、下町情緒残る台東区谷中の地に会場を移し、
追加コンテンツと共に巡回展として開催します。
“銭湯”は今、全国で1日1軒、東京で1週間に1軒…といった大変なスピードで
失われつつあります。
この取材中にも11軒中の2軒が閉店、休業に追い込まれています。
丹念に作り込まれた空間とそこに生まれる人々のつながり…多くの方々に
銭湯の魅力を再認識して頂ければと思います。
遠くの温泉地より、近所の銭湯!みなさんもご近所で気軽にぜいたくなひとときを…♨

失われゆく銭湯文化の魅力を発信するための映像ドキュメントの製作を予定しています。
製作資金集めのためにクラウドファンディングを実施します。ご協力お願い致します。
(詳細は近日HPにて公開)

主催:文京建築会ユース、HAGISO

協賛:愛知建築士会名古屋北支部

後援:文京建築会、文京区浴場組合、台東区浴場組合、たてもの応援団、谷根千工房、東京新聞
(公益信託大成建設自然・歴史環境基金2013年度助成金による)

お問い合わせ:文京建築会ユース
bunkyo.youth@gmail.com

http://bunkyoyouth.com/
※展示内容・イベントは変更になる場合がございます。詳細は追ってHPにてお知らせします。

危険な夏の珍事

すっかりご無沙汰する間に9月になり、議会が始まりました。

この夏、さまざまな珍事がありました。

できたばかりの総合体育館で、子どもプールの天井ガラスにひびが入り、使用禁止になっていました。夏の猛暑で明かり取りのガラス天井下の子どもプールの水温が42℃にまで上がったため、指定管理者の東京ドームは黒い遮光ネットを張ったのですが、それが仇となりガラスが異常高温になりひびが入ったというもの。割れたら大惨事になったでしょうから不幸中の幸いですが、なんで?という思いはぬぐえません。

気候変動の中、ガラスの下が異常高温になることは予想しなかったのか。全面ガラスの建物が流行っていますが、高名な建築家槇文彦先生設計の東大法科大学院だって見るからに恐いのに、子どもが裸で泳ぐプールの上に、小さな明かり取りならまだしも全面ガラスって危険すぎません?そして、通風窓を開けることで温度の上昇を抑えられるはずだったけれど、網戸が張られていないため、虫が入るから開けなかったと。虫が恐くて露天風呂に入れるか、と言いたいところですが、それはさておき、光を吸収する黒のネットを張ったというのが信じられません。ガラスに密着して張ったのがいけないとも言われていますが、密着させなくても相当の熱を持ったと思います。子どもの頃、黒い紙に虫眼鏡で太陽光の焦点をつくって燃やしたこと、よ~く覚えています。子どもだって想像がつきそうです。

さまざまな問題の解決を指定管理者に任せていたことも問題ですが、指定管理者制度とはそういうものです。もしこれが区直営なら、直接の所管はスポーツ振興課でも、通風窓の網戸の時点で施設管理課がすぐに対応できたし、建築物の構造や物理に詳しい施設課なら黒いシートという発想には行き着かなかったはず、と思わざるを得ません。

もっとも昨今では、専門家でもかなり想像力を欠いている事例が見られます。昨日のニュースですが、ロンドンでは建設中の全面ガラス張り超高層ビルで凹面の反射光が路上に焦点を結び、駐車中の車やビル入口の床材を溶かしたという事件もありました。

sankei.jp.msn.com/world/news/130904/erp13090408580002-n1.htm

総合体育館には、これ以外にも本当にたくさんの想像力を欠く設計による問題が生じていますが、また別の機会にします。でもひと言だけ。一級建築士の国家試験に気象学と物理学と想像力のテストを加えるべきです。

もうひとつは集中豪雨による被害です。各地で悲惨な事故が報道されていますが、文京区では8月21日に大雨・洪水警報が発令され、人的被害はありませんでしたが、建物に被害が多数生じました。民間の建物で床上・床下浸水が101件、区施設では本郷福祉センター(若駒の郷)、千石保育園、特養白山の郷の3件で浸水等の被害がありました。

中でも千川通り沿いの10階建てマンションで半地下部分に浸水し、消防のレスキューが出動して10人が救出されたそうです。水圧で脱出できなくなり、3人はベランダから救出されたということですが、この方たちは無事に区内ホテルに収容されたそうで、こちらも不幸中の幸い。

千川通りは、古くは谷端川(小石川、礫川(こいしかわ)、千川とも呼ばれた)が流れていたところ、暗渠化されましたが当然谷底だったので低地です。豪雨時には水が集まることは想定済みだったはず。止水板の設備はあったらしいけれど使用されず、健生病院前に常設の土嚢は使ったようですが、用をなさない程の洪水だったのでしょう。

問題はこういう立地条件で半地下を設計することです。浅はか、無知としか言いようがない。日本はむちゃくちゃ建築自由の国ですが、こんな物騒な自由があっていいはずはないと思います。区は建設時の事前協議で立地や洪水被害の危険性などを説明し、対応を促し重要事項説明に入れるよう指導しているが、基本的に民間事業は民の責任と言い、それでも被害が出れば救済するのが区の役目と言いますが、過去には地下駐車場で水死者も出ており、容易に想定できる災害への対応を怠る事業者の責任はどうなるのか。救済は税で行うのですから良識ある区民としては理不尽な思いが残ります。

建築基準法は建物単体の性能しか問題にせず、周囲の地形や状況には頓着しない。都の建築安全条例でも規制できない。区の建築安全マネジメント計画は基準法の範囲のみで、民法上の安全には関知しない。直接生活に関わる消防法はかなりの強制力があるのに、建築確認が下りた建物には寛大であまり実効性なし。これでは前代未聞の災害被害をどう防げばいいのか、途方に暮れます。

気候変動で前例がない豪雨と言う前に、かつてはなかった危ない建物を用心して規制する知恵があってもいいと思います。まちづくり条例や住環境整備条例の策定がどうしてもイヤなら、転ばぬ先の杖条例でも、石橋を叩いて渡る条例でも、気候変動対応条例でもなんでもいいです。絶対に必要です。

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