違法建築にご用心

巷は違法建築でもちきり。しかし困ったものです。

大手が勢ぞろいして、三井不動産レジデンシャル、三井住友建設、日立ハイテクノロジーズ、旭化成建材、虚偽記載やデータ転用は犯罪ですね。おまけに東洋ゴムは、今回は建築ではなく船や鉄道の防振ゴムですが、性能の改ざんで3件目の不正です。

横浜市では去年も、住友不動産と設計・施工熊谷組のマンションがやはり杭が支持地盤に届いていなくて傾いた事件が発覚しました。

港区でも去年、設計・販売が三菱地所系列、施工が鹿島と関電工、というマンションが配管のスリーブを設計するのを忘れ、それを修復するために穴をあけたら鉄筋を切断してしまったとかで強度不足になり建替え、というとんまな事件がありました。

多分今回のは、地中の地盤の傾きや地層をきちんと調査せず、平らだろう、どこも同じだろうと高をくくって見切り発車してしまったのでしょう。

運を天に任せて。下手するとどういうことになるか想像力も枯渇して。

これらは当然、工事完了後でも完売後でも人が住んでいても建替えまたは是正ですが、今回も多分そういうことになるのでしょう。

しかしこういう時代になったということは、大手も準大手も中小も関係なく、売れていても住人が決まっていても関係なく、違法は違法、ダメなものはダメということを再確認するしかないのです。

ダメ出しする側からすると、遠慮なく、情け容赦なく、ある意味やりやすいとも言えますが、しかし困った時代です。

資産価値はロシアンルーレットのようなもの。当たるも八卦、当たらぬも八卦。これだけは言えるのは、入居が遅れる迷惑より、疑わしいという風評被害より、避難経路がしっかりし、崖が崩れない実質的安全性が大事ということです。

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