お知らせ3件+1

 

1.連続勉強会 「まちづくり法制度を考える」

第1回がいよいよ今日8月21日(金)となりました。
先ほど資料を印刷し終えて眺めていますが、PPTファイル50ページ、私の知りたいことがばっちり書いてあり、大変充実した資料です。
私が一番楽しみにしているようですが、今からワクワクしています。

直前のお申込み(または抜き打ち)でも構いませんので、ぜひご参加ください。

一例として、資料36ページの銀座ルールについてのみご紹介。

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銀座ルール(地区計画ルール)とは

・銀座は、昭和39年の容積率制度の導入により、多くの既存建物が容積率オーバーの既存不適格建築物になった。
・こうした中、1998年には、円滑な商業機能の更新を支援する「機能更新型高度利用地区制度」が創設され、中央区と銀座は、この「機能更新型高度利用地区」と「街並み誘導型地区計画」を併用して、さらなる銀座のバージョンアップをめざすまちづくりに合意。機能更新型高度利用地区は、「一定規模以上の商業機能を確保した建築物について、道路幅員や歩道幅員に応じて、容積率を100%~300%緩和するもの。また、建築物の斜線制限を緩和する代わりに、建物の壁面後退と最高高さを定めて、良好な都市景観をつくりながら容積率を有効に活用するルールが「街並み誘導型地区計画」である。こうして、銀座は、通りごとに建築物の高さ、容積率、壁面後退などが定まった。
・しかし、2002年の都市再生特別措置法に基づき、高さ200mにも及ぶ大規模都市開発が銀座地区に提案され、地元は、地元主導で定めた街並み誘導型地区計画の高さ制限が適用除外になることを始めて知る。そして、2006年、特定街区などの大規模開発も例外としない地区計画として見直しを行った。
・合わせて、現行の最高高さ13m~56mを維持したうえで、屋上広告物の高さを10m以内と定め、銀座における建築物の最高高さは、(13m~56m)+10mと定められた。

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2.小石川2丁目マンション(堀坂)建築確認審査請求に関するお願い

堀坂問題は2004年から近隣住民がNIPPO、清水建設、安藤ハザマなどと争ってきた大変複雑な案件です。

遡って2001年に富士銀行社宅跡地をURが取得し、2003年にNIPPOに転売したところから問題は始まりました。

建築確認が1回取り消され、当初スルーしていた開発許可は後日取得され数回変更を経て今に至り、開発許可取消し訴訟は最高裁まで行き敗訴となり、現在は建築確認取消を求めて審査請求をしています。

koishikawa2.mansion.michikusa.jp/documents/koishikawa2-nenpyo.html

いよいよ大詰め、9月7日には口頭審査があり、その後数カ月で裁決となる見通しです。

本当に難しくて、ずーっと追い続けてきても私の頭では理解できませんが、ごく単純化すると、もともと細く急な堀坂には建ててはいけなかったボリュームの建物、後づけで道路拡幅させ、合法化する。

22m高さ制限はゆうに超え、既存不適格。

車寄せもつくらず急坂の途中に車両出入り口はつくるし、地下駐車場は1階と強弁する。

2mの高低差があるフロアを1階と同一フロアと主張し、あたかも3次元の立体を2次元の平面に閉じこめた「だまし絵」のごとく。

こんな建物が認められたら文化と歴史の文京区の恥だし、これが通れば文京区では今後マンションディベロッパーのやりたい放題となるでしょう。

元をただせば、文京区が狭い道路を拡幅せず、開発許可もスルーさせ、脱法的に大規模マンションを建てさせる便宜を図ったことが尾を引いたといえます。
ル・サンク小石川後楽園としてすでに売り出し中です。

ぜひ以下の審査請求人代表戸波江二さんの呼びかけをお読みいただき、傍聴の申込みをしてください。

koishikawa2.mansion.michikusa.jp/documents/koishikawa2-kotoshinsa-20150820.html

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3.東京大学アカデミックコモンズ新営工事に伴う「井戸・地下室等」の調査について

昨日、東京大学総合図書館から半径1km圏内に配布されたこの文書、少々不気味な内容です。

地下3階の書庫を造るために約15m下にある東京層という硬い岩盤まで掘削するに際し、圧気工法を採用するため、周辺に酸素欠乏空気が漏出する可能性があり、酸素欠乏症の発生を防止するため、調査をするというお知らせと、地下室や井戸やムロのある家は連絡をくださいというお願いです。

施工は清水建設で、調査会社は中央鉄建(株)

この工法は地下深く掘る際に圧力をかけた空気を注入しながら、また作業員が酸欠にならないよう酸素も注入しながら掘るため、地中の他の部分のCO2やメタンなどが動く恐れがあり、その気体が地下の井戸や地下室、収納庫、あるいは擁壁や崖のハケなどから漏出し、重い気体は下に沈み危険もあり得るということです。

新工法なのか、こんなに深く掘るのは初めてなのか、こんなお知らせが入ったのも初めてです。

東大といえば地区計画を検討中と言っていましたが、そちらはまだ検討中だそうで、報告もありません。

ただ、高さ制限の特例は都市計画審議会で認可されましたが、地下は何も規制がなく、説明会もしなくてよく、区に言わせるとこのペーパー配布も任意で、区は関与していないと。

このような大規模工事、しかも危険な可能性がある工事については、地区計画外でも区は把握しているべきだと思いますし、区から報告があってもよいのではないでしょうか。

半径1kmってかなりの広さです。北は日医大病院くらい、南は順天堂医院くらい、西は柳町小くらい、東は不忍池くらいまで。

ご心配の方は東京大学施設部計画課小松さん・企画課長井さん、
清水建設東大地下書庫作業所担当宮崎正弘さん、まで。

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もうひとつおまけのお知らせ。

春日再開発は9月末着工予定と7月の通年議会建設委員会で報告がありましたが、先日また延期になる見込みと聞きました。

交通計画説明会は必ずするが、まだ時期は未定。
権利変換計画同意の取りつけが佳境に入り、説明会に人員が取れないのでご理解をということです。

権利変換は同意が地権者70%、借家人65%くらいに達しているそうですが、今年末くらいに都認可申請の予定。

その時点で強制権利変換(立退き)を迫られる人が何人くらいになるか。

事業費高騰で補償金額も下がり気味と聞きましたが、100%を目指していたのですから、安易に切り捨てるべきではないと思います。

立退きといえばもうひとつ。
区役所のはす向かいのDIK小石川マンション。
円滑化法による建替え決議が8月3日に行われ、反対した7人には、市場よりかなり安い補償金で立退きを迫ることになると事業者は申入れているようです。

今回、不穏なお知らせばかりになりましたが、開発圧力の高い文京区は、今後も今のまま住み続けたい住民と事業者の軋轢が続くことになりそうです。

そういう意味でもぜひ今日の「まちづくり法制度勉強会」に参加してご一緒に考えましょう。

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