安保、国立、国立、柳町・・

タイトルわかりますか?今、私たちの周りで怒涛のように渦巻いている政治的課題です。共通点は理不尽、ご都合主義、問題への対応のお粗末さです。なぜきちんと課題に向き合い、理性的に解決を図らないのか。

 

安保は当然、昨日衆院平和安全法制特別委員会で強行採決され、自民・公明だけで可決され、今日午後の本会議でも強行採決する予定の安全保障関連法案のこと。総理大臣の答弁が右往左往し、専守防衛を取下げる本旨の法案なのに専守防衛死守と強弁する。聴けば聞くほど国民は混乱し、支持率はうなぎのぼりの逆、滝くだり。合憲性の判断は憲法学者ではなく最高裁判所だなどというのも詭弁です。憲法学を修め極めた人たちが違憲立法審査権を持つ最高裁の判事になるのですから、憲法学者の9割が違憲と言うことを最高裁が合憲と言ったらその方が問題です。

 

最初の国立は国立市の元市長上原公子さん個人に対する損害賠償請求訴訟のこと。今日の午後2時から東京高裁で第3回の控訴審が開かれます。求償権放棄の市議会決議を無視しておいて、議会構成が変わった途端、求償権行使を求める決議をし直す。あまりにもご都合主義ではないでしょうか。市民の支持を得て当選し、あらゆる手法を駆使して市民自治を実現した元市長が、政権の交代によって個人的賠償責任を負うなどという理不尽はあってはならないこと。ぜひ傍聴してください。

 

次の国立は国立競技場建設計画のこと。1300億の予算で国際コンクールで決めたザハ・ハディトさんの設計の実現が困難になり、3000億、1600億、2500億と二転三転して決まったと思った矢先、またもや見直しということ。先ほどお昼のNHKニュースに安藤忠雄さんが登場し、ザハの設計は難しいが日本ならできると思った。ザハ案を外すわけにはいかないが費用を削減する検討をするというようなコメントを出していました。都の予算を都民の理解を得ずに使うわけにいかないと毅然と国に立ち向かった舛添都知事ですが、14日付の都政新報に知事のトーンダウン、態度の軟化は毎度のことというような記事がありました。政治家としての資質は上原公子さんに劣ると言わざる得ません。

 

柳町は文京区立柳町小学校増築計画のことです。3度にわたり地域住民やPTAから見直しを求める請願が出され、6月議会で3度目の正直で本会議採択されたのですが、やなぎの森に触れず校庭面積だけに絞った請願だったこともあり、不本意な見直しで片付けられそう。PTAと地域が一体となってこれまで守ってきたやなぎの森で、見直し運動も協力してやってきたのに、説明会は分断され、これまでの議論がうやむやにされる可能性が出てきました。14日付の都政新報は「都政の東西」で校庭の定義について論じています。校庭とは区教委の言うように運動場のことというのはあまりにもご都合主義ではないでしょうか。法的定義の問題もさることながら、毎日生活する子どもたちの感覚で言えば、樹木も植え込みも池も全部含めて庭なのではないでしょうか。誠之小学校の校庭には3本の大きな樹木がありますが(以前は4本でした)、それを除いた部分が校庭だなんて誰ひとり思っていません。

政治家は選挙で選ばれたら何をしてもいいわけではなく、日々国民、市民、区民の声を聞き、彼らの幸福のために日々道を選び続けて行かなくてはならないのです。ましてや次の選挙では危ないから今のうちにやりたいことを全部やるなどというのは、民主主義の風上にも置けない、不謹慎極まりなく、驕りとしか言えません。くだらないメンツを捨て、改めることは改め、民意をできるだけ反映する施策を練ってこそ選挙の意味があります。

 

 

 

 

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