3/26春日再開発説明会の結果

この説明会は、2月25日の建設委員会で3月26日に開催することだけは明らかになりましたが、1週間前になっても時間や場所が明らかにされず、周辺住民への周知と張り紙を必ずするように念を押していましたが、事業者は頑として聞き入れず、2Hの範囲の住民に手紙を配っただけでとうとう張り紙をしませんでした。
法でどう定めていようと、説明会を丁寧にして悪いことは全然ありません。特にこのような周囲への影響が大きく巨額な国税が投じられる計画の場合、区報に載せてもおかしくないし、全国民に広報してもよいくらいです。
説明会の冒頭、この説明会は前回の説明会で出された質問に十分回答できなかったのを補足するものとしておこなうもので、新たな説明会という位置づけではない、という趣旨の弁明をしていました。

これは張り紙をしなかった言い訳だと思いますが、実際は2Hの範囲の住民、特に開発予定地内の住民でも手紙が届いていない人もいることがわかりました。
手違いとか言っているようですが、重要な問題です。みなさまもどうぞ抗議してください。
区民の理解を得ることが目的の説明会なのに、区民の要求をかわし、苦情に抗弁することしか考えない区と組合の姿勢は本当に情けない。残念です。
こういう事情の所為か、参加者は前回の半分ほどでしたが、それでも100人以上。質疑応答の内容は、質問に全部答えず、故意にか意図を曲解したり決めつけたり、ひどいものでしたが、特に直接環境影響を受ける本郷4丁目と西片の方々が、食い下がって質問していました。
内容の主なものは、
①風環境について、どう変わるのかわかりにくい。年平均の風速では意味がない。風が強い冬や夕方など、今でもビル風がひどく、被害が予想される時の環境悪化をどうするかが知りたい。最大瞬間風速や風の流れの変化を知りたい。追加資料を。・・・風洞実験の結果、いくらか変わったが、中高層の領域として妥当な範囲で納まっている。
②川を暗渠化した低地の湿地帯で地盤が軟弱、ゲリラ豪雨時の排水処理計画を知りたい。・・・今回は排水管100ミリ(時間雨量)対応。各街区の地下ピットに数千トンの貯留槽設置。3時間外部に排出しないように設計。
③大気汚染、ヒートアイランド、地震、災害、火災対応は?・・・すべて問題なし。環境影響評価どおり、地区計画どおり、植栽、壁面後退、高層棟は固い地盤まで長い杭を打ち込むことで対応。防災広場、マンホールトイレ、火災感知システム万全、初期消火に力を入れ、はしご車が届かない31m以上は、フロアごとに初期消火用品を備え、非常用エレベータ設置、防災センター設置。
④交通データによると、年平均で信号1回待ちになっているが、年平均は意味なし。現況でも朝夕やお彼岸お盆など時期的には信号3回待ちくらい。西片交差点の白山通り右折禁火解除で、どれだけ言問い通りの信号待ちが増えるか、追加データを・・・時期や時間によって交通渋滞が増えるのは仕方がない。
⑤セットバックが狭すぎる。茗荷谷の再開発は同じ日本設計だが、植栽が貧弱、車寄せがなく、不便で住めなくなり引越した人もいる。きれいごとを並べるが、不安。・・・都市計画に即して目的に沿うよう形作った。
⑥なぜ北側だけ突出して高いのか。開発敷地内だけに日陰の影響を落とす設計にしてはどうか。・・・都市計画の枠組みでおこなっているとしか答えられない。
⑦都市計画の枠組みということは区の事業なのか。区が来て説明するわけでもないのに、都市計画決定に即してというだけの説明は不親切。都市計画の図面も自分で作ったのだから、なぜそういう計画にしたのかが知りたい。・・・結局なぜ北側だけこんなに高いのかは説明せず。
⑧補助金について。今回の緊急促進補助は地権者が権利変換を含め完全に合意していることが条件。これだけ補助金をもらうという前提の説明で権利変換に合意を求めていると、合意ができないとき補助金がもらえず、自分たちの権利床が減り、負担が増え、抜ける人が出てきて、今回も住戸数を増やしているが、保留床処分金をもっと増やさざるを得なくなり、しまいに破綻しないか。・・・合意は事業計画に関する合意だけでよく、権利変換については、目下説明して合意を求めているところ。補助金は年度ごとに申請できる条件が整えば申請する。
というわけで、言いたくない部分はスルーし、同席しない区の責任にし、多少のことは仕方がないなど、責任を回避し、周辺が受ける被害については大したことないから感知せず、という姿勢でした。
区の指導責任、説明責任、都市計画責任回避が最も重大な問題と考えます。
なお、説明会に出られた方からの補足訂正があれば歓迎します。

卒業、おめでとう!

我が家の秘蔵っ子、サクランボ実生桜が咲きました!
昨日、誠之小学校の卒業式があり、今年の卒業式シーズンが終わりました。

誠之の式はとにかく長い。でもおもしろいことがいっぱい。卒業証書授与式の間中、126人分約1時間、ずっとライブでピアノメドレー演奏があること。ときどきこけながら、はずしながら、ふるさと、バッハのメヌエットに始まり・・・春よ来い・・・別れの曲、卒業写真まで多分30曲くらい、先生お疲れさまでした。

式辞や祝辞の中で聞いたおもしろい話。
発明王エジソンは失敗ばかりで何をやってもうまくいかず、2度も解雇され、努力で研究の道を切り開いてようやく電球や電力システムの発明にこぎつけたのですが、「私は失敗したことはない、1万通りのうまくいかない方法を見つけただけ」と言っていたとか。
ネガポ辞典によると、飽きっぽいは、気持ちの切り替えが早い、視野が広いとなる。私ってこれだな。

子どもたちの呼びかけの中から。「組体操、友だちの重みに耐えて支えました。」
みなさん、可能性を信じる心、諦めない心でこれからの長い人生を進んでくださいね。卒業おめでとうございます!DSC_1542

健康にいい!食品の真実

3月14日、23日と偶然2回つづけて、CS(コミュニティスクール)まちデザインの近藤恵津子理事長の話を聞く機会があり、ショックを受けるとともに感動しました。

14日は健康食品の実態について。トクホ、栄養機能食品につづいて機能性表示食品が4月から解禁になります。 論文やデータなどを提示して科学的根拠を示すことは必要ですが、健康効果を持つ成分を含む食品について、各企業の判断で機能性表示食品に指定し、「目が健康になる」「肌が綺麗になる」のように過大広告と従来みなされた文言を、商品パッケージなどに表示できるようになるという、表示規制の緩和です。

トクホのコーラが巷で流行っていますが、要注意なのは、たとえば脂肪の吸収を阻害するお茶など、私も常用していましたが、運動時に飲むとデキストリンの排出作用で脱水する可能性があるとのこと。人工甘味料の問題もあります。 一面的かつ多様な情報に惑わされず、得られるかもしれない効果機能と安全性のバランスを消費者自ら考えなければならなくなります。

23日は遺伝子組み換え食品について。

納豆などの表示で「遺伝子組み換えではありません」という表示をよく見ますが、「遺伝子組み換えです」というのは見たことありませんよね。でも納豆に限って言えば、そのまま食用にする丸大豆は全部遺伝子組み換えではないのです。ところが、原材料に使われている食材は、主要10品目かつ5㎎以上のものにしか表示義務がないので、国産原料だけの食品以外はほぼ全部に遺伝子組み換えの材料が含まれているということ。

わかりにくい表示の問題。遺伝子組み換え技術そのものの問題。人間のその他の遺伝子に長期的に与える害が解明されていない問題。土壌汚染の問題。発がん性テストなどに携わる科学者が排除されている政治的問題。そしてモンサントなど化学メーカーが作物の種子とセットで開発し、種子を独占する問題。などなど根深い課題が満載。 モンサントの農薬ラウンドアップがホームセンターなどで普通に売られているのにびっくりしたことがありますが、すでにラウンドアップは耐性ができて、次なる開発品が出ているそうです。じきにさまざまな耐性を持ったスーパー害虫やスーパー雑草が出回るでしょう。この国の生態系はどうなるか。

2回を通して感じたことは、TPPは結局巨大なグローバル企業の世界制覇を目的としているのでしょう、日本がそれに対抗するためには毒を以て毒を制すではありませんが、輸出を伸ばす旗印のもと、ぼやぼやしている国民を切り捨てるしかないのでしょう。消費者自身が買わない!ことしか究極の対抗手段はないでしょう。きれいな言葉やきれいな映像で情報が氾濫する中、私たち自身がバランス感覚で、自分や自分の子孫たちの食生活を選び取る必要性、重要性がより増していきます。

 

CSまちデザインからとても良い本が出ています。http://cs-machi.com/

「食材選びからわかるおうちごはん」、「わたしと地球がつながる食農共育」、「おいしい江戸ごはん」

どれもすぐ役に立ちます。特に4月から自立する子どもたちにお薦め。

みらくるネット

今朝の朝日新聞、東京面に文京区のことがたくさん載っています。

新教育センターに併設される児童発達支援センターの通所基準の問題、これは同会派の海津議員がかねてよりずっと福祉部局と押問答をしてきた問題ですが、文京区の区民の声を聞かない体質が如実に現れています。

 

もう一つ、市民団体「みらくるネット」が実施した区議会議員アンケートの結果です。

当初ポリティックスという癒着が疑われる企業と組んで計画していたことから、どうしようか迷っていましたが、独自調査になったので遅まきながら回答しました。

32人中30人が回答していますが、公明、自民は会派で一致して党のHPを見るように回答しています。

参考になさってください。

mirakuru.jpn.org/home/kugi_ans/

NHKでも伊勢屋質店をとりあげました

www3.nhk.or.jp/news/html/20150312/k10010013151000.html

区が4200万円を補助することで、跡見学園と旧質店所有者との契約が成立したそうです。区が全額出して買う方がよいという根強い意見はありますが、文化にお金を出し続ける覚悟がない日本の公共行政に任せるのも危ない気がします。公的所有には制約が多いので、かえって文化保存が難しくなるという意見もあります。

議会の内部でも、保存活用については全会派合意で要望書を出しましたが、民有財産を取得することには従来強い反対があります。区のアカデミー推進部でも所有や共有については、管理運用に難しい点があり、区の所有となると人の配置が必要で、30年とかの人件費の問題もある、と極めて慎重、というか後ろ向きです。

杉並区が大田黒公園、与謝野公園、角川庭園、そして今度は荻外荘と、文化財の取得や受け入れに熱心なのと比べると、文京区は取得だけでなく寄贈を受けることにも消極的で、残念な限りです。お金をかけて文化を守るという合意ができない残念な区なのです。

杉並区は当初予算で31億を荻外荘取得に計上し、文京区は当初予算では事業補助280万円、今後補正で4200万円や約100万集まった(これからどんどん増えるでしょう)募金を入れてくると思います。

跡見学園の学長は、景観維持の重要性や文化的・教育的価値を述べられているので、今後の事業展開に期待したいと思います。

質店の所有者の永瀬智江子さんは、長い間のご苦労から解放され、さぞほっとしていることでしょう。「手放すことに寂しさはありますが、この建物にとっていちばんよい形だと思います」との言葉に万感の思いを感じます。13年間伊勢屋の公開に携わってきた私たち2団体も複雑な思いです。永瀬さん、ほんとうにお疲れ様でした。

今日はもうひとつNHKで気になるニュースがありました。

www3.nhk.or.jp/news/html/20150312/k10010013161000.html

2月に札幌で看板が落下し、下にいた女性が重体になっている事故がありましたが、去年3月までの5年間に全国で35件の落下事故があり、うち18件で死傷者が出たということです。

この件については2月に国交省から調査・報告を求める通知が各自治体に来ていますが、文京区でも対象となる看板が約200あるそうです。従来から法定の調査義務はありますが、4mを超えるものとか建築物事態の規模に下限があり、果たしてそれだけでいいのか、また調査方法も今のままでいいのか、区としても方針を検討しているということです。

ニュースでも言っているように、そもそも小さくても高層ビルから落ちれば衝撃は大きく、死傷者が出ないのは幸運でしかないのです。50mから鉛筆を落としても死ぬことはあるのですから。セットバックが少なく、下を歩かざるを得ない道などでは、できれば袖看板はつけないことが景観上も好ましいのではないでしょうか。そのためにも、目視だけでない実質的な調査を厳しく義務付けることが効果的です。強く望みます。

樋口一葉の伊勢屋質店、跡見女子大が購入へ

予算委員会が終わりました。ほっと一息ついたところに、下記のニュースが飛び込んできて、二重にほっと。一時はどうなることかと思いましたが。。

樋口一葉が通った質店、跡見女子大が購入へ 保存にメド
www.asahi.com/articles/ASH363GJFH36UCVL001.html

今日、契約の予定だそうです。

一葉募金も約70件を超えたようです。この記事によると、跡見が全額を出し、その一部を区が補助するようですが、以前は区は差額を補助すると言っていました。市民の広場では、募金の使い道が差額の補助だと、跡見女子大が所有権を取得することを補助することになり、なんか筋が違うかな、という気がして、共有にするか事業補助に充てるかを予算委員会で求めました。区は共有はできないと答弁しました。

しかし、購入費全額を跡見が出し、区がその一部を跡見に補助するのと、跡見が総額の一定割合を出し、差額を区が出すのといったいどう違うか。

実質的には違わないかもしれませんが、もしかしたら差額補助だと所有権が発生し、必然的に共有ということになり、共有部分を放棄することになると贈与とか寄贈とかになって厄介なことがあるのかもしれませんね。

明日のプレスリリースが楽しみです。

 

予算委員会&避難所訓練

今朝、うぐいすの初鳴きを聞きました。昨日も鳴いていたのかもしれませんが。DSC_1479

昨日は根津小学校での避難所総合訓練でした。

角材の落下で大腿部に裂傷、出血有りという想定でトリアージュを受けましたが、医師の先生も混乱していらして、診断書に書き忘れたか、救護所で手当てをする係の方は、どこが悪いんでしょう?と困り顔。私が大腿部に出血だそうですよ、と言うと、それなら包帯ですね、と包帯を巻いてくださいました。

障害者用のトイレは故障中で、実際に車椅子の障害者の方が困っていました。ところが中を見てびっくり。物置状態です。これでは故障していなくても使えません。今回の訓練は何カ月も前に決まっていたこと。対応するべきでしたね。

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さて、議会は今期の締め、予算審査特別委員会、今週3日間が山場です。
「すべての世代の豊かな暮らしを27(にな)う予算」について、あきれた、ある意味最高に面白い質疑応答が続いています。

いわく、「平成12年9月の東海豪雨の、時間雨量114ミリ、総雨量589ミリの降雨実績を基にした水害ハザードマップで、2~5m浸水とされる柳町小学校の避難所を安全なものにしてください。」「いえ、そういう豪雨はまず来ないし、浸水するほど長く降らないので大丈夫です。」???

いわく、「UNWomenの事務所を誘致することの意義は認めますが、1階のアンテナショップの場所ではなく、違う場所を検討してください。」「UNWomenを誘致する意義はなんたらかんたら、どーたらこーたら、、、」???

この人たちは異論を持つ議員をバカにしているのか、はたまた理解力不足なのか、いったいこの区の予算審査は意味があるのか。。

 

 

河津桜八分咲き

DSC_1477啓蟄に 春猫騒ぐ 河津夜桜 (字余り、季重なり三重)

写真は、元町公園前の外堀通り沿いの河津桜、今日の八分咲きのと2月21日の1分咲きの頃。DSC_1470

 

議会は今期の締め、予算審査特別委員会の3日目です。

「すべての世代の豊かな暮らしを27う予算」について、あきれた、ある意味最高に面白い審議が続いています。

春日・後楽園駅前地区再開発 進捗状況

「春日・後楽園駅前地区第一種市街地再開発」

2月25日の建設委員会と26日の総務区民員会で、質問に答える形で、区が明らかにしたところによると、

2月に、国が1年間の再開発の緊急促進事業延長を発表し、対象事業も2015年度末までの着工を条件とすることとした。組合は今年度末までの権利変換合意が難しく、着工も難しいため、今年度末着工条件の補助金申請を取り下げ、1年後に着工ということで新たに申請することを決定した、ということです。

これによってまた事業計画の変更が行われると思いますが、竣工予定は変わらず2019年12月31日とのこと。

また、現在、関係権利者(借地借家人を含む)659人中20人が権利変換計画に同意しているとのことです。

3月26日に区民説明会を行うそうです。

 

これまでの経緯をまとめてみました。

2001年  シビック周辺地区・まちづくり基本計画策定、まちづくり協議会設立

2002年  準備組合設立

2008年~09年 都市計画説明会

2009年5月 都市計画審議会2回

6月 都市計画決定

2012年  組合設立・事業認可  着工予定2014年5月 竣工予定2018年7月

2013年  権利変換計画策定

2014年  実施設計策定、事業計画変更、南街区の教育機関誘致先探索

3月 アセスメント法に義務付けられる工事工程届、変更届を東京都環境局に提出、着工を2010年から2014年12月に変更、供用開始を2013年度末から2018年度末に変更。

6月 建設委員会で、着工予定2014年度末、工事完了予定2018年度末と報告。

11月 組合主催説明会で、着工予定は変わらず、工事完了予定を2019年12月31日に変更。

2015年2月 建設委員会で、着工を1年遅らせ2015年度末とし、竣工は2019年12月31日で変わらず、説明会を3月26日に行うことを発表。

資金計画、補助金執行状況

・2012年事業認可当初の資金計画は、参加組合員負担金655億と保留床処分金21億で676億、国・都・区補助金計65億、国から直の補助金13億で総事業費754億円。

・2014年度の事業計画変更で、保留床処分金が268億に跳ね上がり、参加組合員負担金は655億で変わらず、国・都・区からの補助65億も変わらず、あらたに都市・地域再生緊急促進事業72億、防災省エネまちづくり緊急促進事業41億、計113億の補助金を14年度末着工を条件に申請し、総事業費が1101億となった。

・2012年度補助金4億8000万(実施設計費用)は実績がなかったため、13年2月補正で全額減額処理。

・2013年度補助金1億6600万円(権利変換計画策定費用)は執行された。

・2014年度から3カ年で緊急促進以外の補助65億のうち57億円投入の予定。うち今年度予算に20億が権利変換後の引っ越し費用として計上されたが、実績がなく全額減額。

・資材等の高騰で収支が厳しくなった再開発事業の支援目的で、国が2013年12月に打ち出した緊急促進事業に申請したが、条件である2014年度末までの着工の見通しが立たず(2013年12月閣議決定。好循環実現のための経済対策5.5兆円のうち競争力強化策1.4兆円からの補助。都市機能の集約と地域の成長力の底上げ等を図る社会資本整備総合交付金)、断念。国が緊急促進事業の1年延長を発表したので、申請を取り下げ、1年後の着工を目指して再申請することを決定。

現状と問題点

・事業計画の変更点は住宅が740戸から763戸へ、自転車置き場、駐車場台数・出入口位置変更(閻魔通り入口はなし)などがあるが、説明会では正式に公表されず、実施設計中に対策するはずの吹きおろし風の追加対応策も不明。公益の保育施設は南街区に決定。公益の目玉である教育機関誘致は日本アスペクトコア(株)に委託したが、未だに決まらず。医療機関は当初の都市計画説明会時点では入っていたが、今はなし。

・情報公開が義務付けられる財政援助団体の指定団体に指定するよう求めたが、区は頑なに拒否している。

・環境アセス評価書案への知事意見では、「次に指摘する事項について留意するとともに、関係住民等が一層理解しやすいものとするよう努めるべき」として、大気汚染、地下水等、6項目について付言しており、風については「更なる防風対策を検討すること」としているにも拘らず、組合側は「知事意見では概ね合意された」と虚偽の報告をし、交通影響調査も西片交差点の右折禁止解除後のシミュレーション結果等一切出さない。環境悪化にきちんと対応し説明する姿勢がなく、いい加減にこなすという態度。

・権利変換は100%同意を目指すと常に言ってきたが、現在、関係権利者(借地借家人を含む)659人中20人のみ同意。その20人はすべて地権者(土地・家屋所有者)で、地権者は共有名義を1件と数えると96件、共有者を全部数えると254人ということ。今年になってから同意を求め始めたと言っており、借家人の同意は地権者が同意すれば流動するから、今後数は容易に動くと言っているが、これまで地権者の約70%は同意しており、100%同意を目指すと言っていたのは、ほぼ嘘だったことになり、いい加減な説明をしていたということで信頼が崩れている。

・区民の疑問を解消しないまま説明会を強硬に打ち切った都市計画説明会の二の舞とならないよう、3月26日の説明会はウォッチしなければならない。説明責任を果たすよう釘をさして可決した都市計画審議会の責任も問われ、都市計画審議会の設置責任者として、また都市計画決定者として、区長にも責任があると考える。

・補助金総額178億は、今後また変わる可能性があるが、青天井にいくらでも肥大化することは公益に反する。公益が要件である法定市街地再開発として、再度都市計画決定の必要があるのではないか。

・組合と区は、国の追加補助の条件は着工時期だけと言っているが、実際は対象事業の条件がもっとあるのではないか。

・2020年には人口減に転ずる文京区で、2019年に763戸もの巨大な共同住宅が竣工する計画、しかも資材の高騰の影響をもろに受ける超高層建築は無謀としか言えない。区が公費で救済することにならない前に方向転換を求め、他にもっと必要な少子高齢化社会に対応するための予算等に振り当てていくことを求める。

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