震災20年、他あれこれ
●今日は阪神淡路大震災からちょうど20年目の1月17日。まもなく朝5時46分、起きていたら黙とうです。
●昨日は朝の7時台から夜中のNewsWebまで男性不妊やセックスレスのニュースでもちきりでした。朝、突然、渡邊了文京区健康推進課長がNHKの画面に登場してびっくり。文京区が都内で初、男性不妊検査に助成をするというニュースでした。
www3.nhk.or.jp/news/html/20150116/k10014721141000.html
credo.asia/2015/01/16/sterilitas-test/
「不妊治療を受ける夫婦の中には女性に原因があると誤解している男性も多いので、しっかりと検査をして原因を特定することで、パートナーとして協力しながら治療に取り組んでもらいたい」と課長は言うのですが、この事業、来年度の重点施策に381万円(概算要求)の予算が盛り込まれた時点からなんとなく引っかかっていたので、少し。
たしかに子どもを産まない女性が無条件で離縁された時代が過去にはあったし、つい最近の都知事など閉経後の女性にヘイトスピーチばりの雑言を浴びせ、話題になりましたが、もし男性側の偏見を正す目的なら不妊検査より人権教育でしょう。それに産み育てる経済的環境等が不十分で産めない人と、不妊など健康上問題があるために産めない人とどちらが多いのだろう。
子どもは授かりものと言いますが、授かった時に喜んで受け入れられる平等な条件を整える助成なら重点施策としてふさわしいけれど、同等に受け入れられるかどうかに社会的格差があり、好条件の人のみが不妊治療を望めるとしたら、さらに格差を広げるような助成をせず、神のみぞ知るのままでいいのではないか。つまり、子どもがほしいとは思うが妊娠できないというとき、十分に育てる自信がなければ高額な不妊治療は望まないだろうし、余裕がある世帯だけが不妊治療を望むとしたら、額は少ないけれど公的助成の対象としてふさわしくないと思うのです。
これはハッピーベイビープロジェクトについても同様に感じたことです。産めや増やせの国策を丸呑みし、木を見て森を見ずの感あり。高々1回1万円強、合計381万円の検査費用が重点施策というのも中途半端です。重点というからには、根本的な男女平等意識や子どもを安心して産める環境整備など公平に享受できる条件整備に予算をつけるべきだと思います。こういった教育や条件が整えば、助成金などなくても高々1万円強の検査費用を惜しむ人はいないでしょう。
●さて、今日は国会周辺と国立競技場周辺に注目です。
■13:00~ 集団的自衛権や秘密保護法に反対するヒューマン・チェーンです。赤いものを身に着けて国会周辺に来てみてください。
www.tokyo-np.co.jp/article/feature/himitsuhogo/iwaneba/list/CK2015011602000127.html
■17:00~ キラキラ外苑ウォーク JSCの闇の深さを嘆くより、みんなの小さな光で競技場を照らそう
競技場脇の明治公園に集合 懐中電灯やペンライトを用意して競技場に沿って歩きましょう。
www.facebook.com/events/1592438697644457/permalink/1594236194131374/
●一昨日お知らせした「一葉募金」が区のHPに乗りました。
www.city.bunkyo.lg.jp/bunka/kanko/ichiyoukikin.html
トップページの注目情報にはまだ入っていませんが(お願い中)、上部の「文化・観光・スポーツ」のバナーをクリックすると、「文京の観光案内」の中にある「文京区一葉募金」に入れます。「組織・部署から探す」の「アカデミー推進課」からも入れますが、ややこしいのでお勧めできません。ワンクリックで入れるようになるといいですね。
●元国立市長 上原公子さんの東京高裁控訴審の第一回公判期日が決まりました。