今年もよろしくお願いいたします。

松の内も開けましたが、改めて明けましておめでとうございます。

新春対談のこと、元日全面広告のこと、などなど書こう書こうと思いつつ、すでに10日が経ちました。年を追うごとに時のたつのが早い気がします。 NHKスペシャルのネクストワールドで、100歳まで健康寿命が延びる話を聞いていて、医療研究費は医療費の縮減でトントンになるのだろうか。人口減が収まるとしても何十歳まで働くことになるのだろうか。世界の食糧は間に合うのだろうか。老化が死語になれば生命体も社会も永遠に成熟せず、成長し続けるのだろうか。格差も広がり続けるのだろうか。資源は無限にあるわけではないし・・・などなど希望より憂鬱がふくらみ、気がふさぎました。私って天邪鬼かな。 今朝は冬晴れの中、「区立丸山新町公園」の落成式に行きました。 写真は植樹された御殿場桜と船の遊具。DSC_1349[1]DSC_1358[1] ケヤキが6本とサクラが2本の樹木の多い公園です。今はプラタナスのように剪定され、天空広々と青空が見えますが、今後枝が広がるか。広がったらなかなか武蔵野風かも。 通称「船公園」と呼ばれていた児童遊園が街区公園に生まれ変わりました。まったく雰囲気が変わり、子どもたちが生き生きと遊んでいるのを見て、計画段階ではいろいろ異論があってもなんとかまとまると、あとは子どもの世界だなあ、と感慨深いものがあります。

DSC_1356[1]6~7年前、公園再整備基本計画策定検討委員会で、個々の整備計画策定では最初の段階から住民参加で、という話が出て、有望だと喜んだのですが、その後、原案策定後の参画となり、現在では、検討委員会に入っても結論ありきの予定調和とか、なかなか多様な意見の合意ができないとか、名称に「船」を入れたいという希望が却下された、などの声を聞きます。この区でのまちづくりの難しさをつくづく感じます。ずっと船公園で親しまれてきたんだからいいじゃない。特定の遊具の名前を入れると撤去したときにまずい、という理由のようですが。。。

 

建設委員会の視察で行った福岡市の「共働事業提案制度」による活気ある公園づくりを思い出しました。この公園づくりから運営までの協働事業は、文京区で継続的に補助金をつけて推進している「新たな公共の担い手」事業と同趣旨なのですが、福岡でうまくいっても文京区ではどうしてかうまくいかない。福岡で「公園と市民の不幸な関係」を好転させたノウハウに学びたいものです。任せる、目をつぶる、楽しむ視点からの規制緩和でまちの課題を解決してほしいと思います。

 

2月に「社会起業フェスタ2015」が企画されています。

bunkyo-sip.jp/?p=2406

毎年やっている「ミ・ラ・イ対話」でいつも感じるのですが、課題が抽出しきれず、議論が煮詰まらず、最後は同質の「いいね!」の関係で消化不良で終わるのです。 新たな公共事業の成否は、公共の概念の共有と参加と協働のデザインにかかっています。合意形成により今ある制度をよりよい制度に変えられるかどうかで決まります。同質のお友だち同士の差し障りない対話だけで、今の枠組みの障害はそのまま、いいね!ですり抜け成果をそこそこ上げるだけでは課題解決にはなりません。結果として何も残らず、幸福な人はそれなりに幸福でも、不幸な人は不幸なままではソーシャルイノベーションはできっこない。何年もこんなことを続けていては、ミ・ラ・イ対話ならぬ対話のミ・イ・ラになってしまう。 そうならぬよう、今年に期待します。

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