建設委員会、北海道視察

DSC_0480

元百貨店、今はまちづくりセンターとして活用

元百貨店、今はまちづくりセンターとして活用

横浜元町公園とそっくりな函館元町公園

横浜元町公園とそっくりな函館元町公園

建設委員会の視察(6/30~7/2)から帰りました。正式な視察報告は議会のホームページに後日アップされますが、多分3~4か月後になるのでとりあえずこれから少しずつ記していきます。

今年の視察地は奥尻島、函館市、千歳市。災害復興、防災計画、防災施設、都市マスタープラン、景観まちづくりなどの調査・研究が目的です。私が4年間視察地候補として推してきた飯田市の視察はとうとう実現せず、正副委員長(自民・公明)の推したところに決まりました。

奇しくもとは言いたくない、折しも計ったように、集団的自衛権の自公合意が整い閣議決定された日と重なり、函館を除いて自衛隊の基地や演習地の集積地でした。特に千歳市は陸上・航空自衛隊があり、人口の約1/3が自衛隊関係者というまちです。今までは自衛隊は災害救助に活躍し、訓練に励むまちづくりのパートナーでしたから、50t以上の本物の戦車が公道を走り、子どもの遊ぶ広場がヘリポートになっているのも何とか受け入れたでしょうけれど、集団的自衛が制度化された後はどうなるのか。政府内の自公合意はともあれ、こういう末端の自衛隊協力自治体との合意はできていたのか。人口減で都市マスも改定した中、少なからず自衛隊依存があっただろうに、自衛隊志望者が減り再編や徴兵などさまざまな可能性がでてくれば、20年スパンの都市計画マスタープランの将来構想は再検討を要するのではないのか。視察させていただく立場で、他自治体の議員には絶対に答えにくい質問は慎みましたが、疑問は多々あります。

地方都市の人口減に伴う都市マス改定は、自治体領域、市街化調整地域、市街化地域とある中で、都市計画区域を設定したコンパクトシティ化構想で、目的が明確で、住宅政策、公共施設計画、防災、エネルギー、景観、ソフトのまちづくりなどすべてが盛り込まれ整合されていることに少し驚きました。自治体領域がすべて市街化地域で全域が都市計画区域の巨大都市東京では、都市マスは方向性や理念を定めるのみ、個別計画をそこに統合するのは難しいのかもしれませんが、せめて横軸を通して整合させないと、せっかくの都市マスや景観計画が適用除外ばかりになり実効性がなくなることを実感しました。

函館市では西部地区歴史的町並み基金や景観形成住宅奨励金など、歴史・文化面の保存政策と住み替えや集約を誘導する現実的住宅政策が整合され、実効性のある観光まちづくりが実現できていました。都市景観形成地域の和洋折衷住宅などの街並みや伝統的建造物群保存地区の教会や赤レンガ倉庫地区を見て歩き、ロープウェイから夜景を眺め、沈みがちな視察に一服の清涼剤をいただきました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*