市長が元市長に賠償請求?変です!

国立市が元市長に損害賠償を求めている裁判、市議会が債権放棄を決議し、判決が再三延期になっていましたが、弁論が再開され、このたび2回目の公判があります。
いよいよこれで結審となる見通しのようです。
上原さんの陳述もあるそうですのでぜひ参加してください。
みんなで傍聴し、法廷をいっぱいにして、こんな賠償請求は許せない!という市民の声を裁判所に届けましょう。
市民が求めた首長の施策について考えの違う次の首長が金銭賠償を求めるなど市民自治に反します。

公判期日 5月20日 4時30分 東京地裁703号法廷

報告集会 となりの弁護士会館 502EF 公判後すぐ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

★上原さんからのお知らせ
判決が延び延びになっていましたが、おそらく本当の結審になるかなと思います。
それで、私が短く陳述をすることになりました。
お時間のある方、ぜひ傍聴にお出かけください。
また、住基ネット求償裁判。
上原・関口(両元市長)が接続にかかった3400万円を支払えという裁判の地裁判決が昨日出ました。
結果はなんと勝訴でした!!以下、昨日の判決の内容です。
景観(裁判)の方もぜひ勝利したいものです。
◆住基ネット2つめの裁判、再接続経費3400万円裁判(東京地裁)は、勝訴判決がでました。
判決文から、主文だけ、引用します。
(原告=鈴木雄一・蔵多得三郎・本多鋼治
    被告=国立市長:佐藤一夫    被告補助参加人:上原公子・関口博)
(請求内容:被告は、上原公子及び関口博に対して、各自、3418万1415円  及びこれに対する…年5分の割合による金員を請求せよ。)
「   主 文
1 原告らの請求をいずれも棄却する。
3 訴訟費用は原告らのの負担とする。」
判決の理由は、ざっくり言うと、
1 切断・不接続に違法性はある。
被告補助参加人らは再接続の際の費用を予見できたのであるから、過失が認められる。
2 損害賠償請求額のうち、サポート委託料(23万5200円)、接続機器及びシステム等設定作業委託料(1282万1550円)および再接続及び本稼働作業委託料(509万0400円)については(被告補助参加人らの)共同不法行為がなければ支払う必要がなかったことは明らかであるから、共同不法行為との間に因果関係を認めることができる。
再接続のための人件費(1603万4265円)については、(通常の)職員への給与等なので、因果関係は認められない。なので、因果関係のある損害は、合計1814万7150円となる。
3 一方、接続していたと仮定したら係った費用は、(H20年4月~H23年8月で)2283万6303円。
サポート委託料を差し引いても、2090万7663円の支出を免れている。
以上によれば、2の損害の額は、3の金額を下回るから、損益相殺すると国立市において損害はなかったことになる。
4 結論:よって、原告らの請求はいずれも理由がないから棄却する。
というようなことのようです。
◆つまり、法理論上ではなく、事実上(財務上)損害はないので、請求を棄却する、という判決でした!
争点のうち、勝訴のポイントは「損益相殺」でした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
地方自治の中で選択される施策の価値を金銭に置き換えるのはとても難しく、裁判では量れないから、単純にかかったお金で考えるしかないですよね。自分と意見が違う首長になったら、気に入らない施策は裁判で損害賠償をとってやるというのはどう考えても理不尽です。まっとうな裁決だと思います。
これは景観損害賠償請求裁判にも同じことが言えます。
 7月に予想される判決に希望が出ますね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*