注目の的、空き家対策

文京区が今年度から開始する空き家対策事業が各地から注目の的です。
各地というのは大げさですが、「藤原美佐子レポートNO.11」に書いたところ、
他区の議員さんなどからも問い合わせが来ます。
  http://www.m-fujiwara.net/no11.html

それだけ各自治体で空き家対策が課題となっているのだと思いますが、
条例化した豊島区との違いなどについて、豊島区の方を含め今度勉強会をしようと話しています。

問い合わせが多い部分について少し解説を。
無償除却はあくまで危険な空き家についてのみ。一定期間公的利用するといっても、
建物を建てることは考えていないそうで、ポケットパーク、自転車置き場、
コミュニティの防災用品置き場など固定資産税の発生しない用途を検討しているそうです。

当初バイクパークも案に上がっていましたが、バイク置き場は税が発生することもあり、
目下検討対象外とのこと。

公的利用期間中は所有者の固定資産税は免除ですが、期間をどのくらいにするかは、
今年の結果をみて検討するということです。その間の地代は無償です。

1000万の予算は除却のみに充てられます。
年度末の2014年3月に一斉点検をした結果の140軒を含め、現時点で候補に上がっている空き家は
約180から154くらいに減っていますが、この中からさらに精査し、危険なもののみ
総務部危機管理課での除却・活用事業となり、危険性のないもの、改修で対応可能なものは、
都市計画部、区民部などの建築基準法や耐震改修担当や新たな公共の協働担当などに回され、
所有者の希望によってはNPOに情報提供となる予定です。
その場合は各課の予算でやることになります。

社会福祉協議会との協働についても、区長答弁では「本事業では空き家提供に関する地域福祉
コーディネーターの役割はないと考える」という突き放した答弁でしたが、
「危機管理課の除却に限定する空き家対策事業では」という意味だったと補足のお断りがありました。
私の質問はわざわざコミュニティ活用の例として「こまじいのうち」をあげ、
「空き家の提供が気持ちよくされるためには、」という前提での質問でしたから、
それに対する答弁の言い訳としてはかなり苦しい解釈ですが、まあよしとしましょう。
コミュニティ活用については地域福祉コーディネーターは専門家ですから、当然協力していくとのことです。

さまざまな空き家候補について、危機管理課だけでなく社会福祉協議会、建築指導課や
協働担当課など、各課に寄せられた空き家情報を危機管理課にいったん集約し、
窓口となって振り分け、総合的な対策をとる趣旨のようです。
2年ほど前、北区のたすけあいワーカーズの「めんどりサロン」を例にあげ、空き家の一斉点検から
発展させコミュニティ活用の検討を、と提案した一般質問から考えると、ある意味理想的な展開です。
横軸を通した各課連携で実りある施策を今後に期待します。

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