入学・入園事情ピンチ!

今年も入学・入園悲喜こもごもの季節となりました。

自由選択制の区立中学校は一般に新築校舎の学校が人気で、今年は音羽中と六中が抽選となりました。もともと人気の高かった六中は新築で案の定105人定員のところ332人の応募があり、さあ大変!と思っていたところ、就学通知書に対する入学了知の回答はなんと47人。2度びっくりです。

もっともこの数は2月19日現在のものですから、今後私立国立の入試結果を受けてあとから来る了知書もあり、抽選で外れた方の復活もあり、最終的には定員割れはないと思われます。しかし伝統ある古い学校でも2/19現在の入学予定者が定員の1割強という学校もあり、こちらは危機的です。

誰でも地域の学校に無条件で入学でき、近所の幼馴染の悪童たちとのびのび戯れられるのがメリットだった区立学校でのこうしたハラハラドキドキには、時代が変わったでは済まされない違和感を覚えます。

ところがもっと深刻でショッキングなのは保育園事情です。認可保育所の拡充施策を打ち出した文京区は、それを狙って転入する世帯も多く、イタチごっことなっています。特に幼稚園の預かり保育の対象外の0~2歳児は定員615人に対して1100人の応募があり、地域によってはポイント28でも入園不承諾となっています。0~5歳全体の1次選考での不承諾は593件で、昨年の456件と比べると茫然自失の感があります。定員は300人以上増やしたのにです。いったいどんだけ増やせばいいんかい?

どこの自治体でも子どもを預けて働きたい潜在的需要は多く、保育園の増加とともに顕在化したというわけです。

私の義姉は40年以上前、2か月児を保育園に入れて職場復帰しましたが、勤務先が病院だったので院内保育所に入園させたものの、迎えに行ってくれる人、家で見てくれるベビーシッター、そして帰りが遅くなるときはおばあちゃん(実母)、と3重4重保育でした。それに比べれば今の保育事情は費用の点でも格段の進歩ですが、そうは言っても預かり先が見つからなければ一組の親と子どもの困窮は少しも救われません。

人口増加はここ10年以内でその後は減少と言われていますが、都市部の急増地域では、マンション建設に保育園設置や協力金を義務付けるなどの対策をとっています。江東区、中央区、新宿区、杉並区などですが、それ以外にも職場内や駅の近くなどの保育所設置も増えています。

ほとんどの病院は医師や看護師のための保育施設を併設していますが、遠くから通う人は朝や夜のラッシュ時に赤ちゃんと通勤するのは困難です。各病院の提携協力で、住まいの近くで院内保育所を融通し合うシステムを考えてもいいかもしれません。知人の女医さんが千葉県内の病院に通うのに首の座らない2か月の子を連れては通えないと困っていますが、都内の病院で千葉から子連れで通っている医師がいたら、保育所バーターも可能ではないでしょうか。とにかく4月から働きたいと思って文京区に越してきて出産した人たちのためにも最大限知恵を絞って施策をしたいものです。

保育課は2月28日締切で2次集計をして、3月5日期限で3園までの申請先の変更を受けつけるそうです。しかし、どこの保育園が入りやすいか、どの地域が混んでいるかなどの相談には応じないとのこと。せっかく相談窓口を設けても一番知りたいことをおしえないなんて、、、文京区らしいかな。

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