新都知事誕生に思う

45年ぶり27センチの大雪翌日の都知事選挙、みなさま投票に行かれましたか?

史上3番目に低いという投票率46.14%は、前回2012年12月より16ポイントも低く、
文京区はそれでも都内(島しょ部を除き)で最高の55.61%でしたが(前回は68.85%)
雪のせいとばかりは言えない選択の難しい選挙でした。
一部の新聞をのぞき、候補者の政策がメディアにあまり表明されず、人物観のみが
選択肢になったことも原因と思います。
しかし何より、430万人もの支持で当選しながらあまりにも無責任で見識の低かった
前知事に、都民が選ぶ意欲をそがれたことも大きかったと思います。
私自身は、告示直後は即時脱原発の宇都宮・細川候補の一本化を望みましたが、
それぞれを支持する人たちの考えがわかってくると、脱原発は同じでも動機も思想も
当然違うことに思い至り、どちらがより当選に近いかで悩むようになりました。
脱原発派なら誰もが悩んだと思います。
しかし、両候補とも相当の覚悟を持って真剣に臨まれ、それぞれに手ごたえを
感じていただろうし、結果的にあれだけ拮抗していたのだから、一本化はしょせん
無理だったと今は思っています。
結局私は、「潔く反省」もよいけれど、沖縄にも朝鮮にも「徹頭徹尾反差別、弱者に寄り添う」、
つまり一昨年と同じ、初心に戻りました。
細川・宇都宮両氏の得票を合わせると当選者の票に肉薄していますが、かといって
即時脱原発候補が1人だったとしたら2人分の票が入ったかというと、それはないでしょう。
ただ、報道されているように、舛添さんも脱原発を不本意ながら言わざるを得なくなった
ことは一定の成果ですし、2人立ったことで脱原発票が2倍になったのですから、
原発を推進したい政府に対して、より大きな抑止力となり得ることは最大の成果です。
前向きに考え、今後の都政にたゆまずチェックを入れていく実質的な力に変えていきましょう。
名護市では県知事の辺野古埋立承認や基地整備に反対する稲嶺市長が当選しました。
自治体も国も、政府を変えるのは市民の力しかありません。
新知事は今のところ前任者のように頭ごなしではなく、異論にも耳を傾ける態度を
示しているようですが、早くも以下のような疑惑があがっています。
火のない所に煙は立たぬと言いますが、煙の立つすきのない、人品卑しからざる知事が
渇望されます。
もし問題発言や態度が今後も高じるようなら、前回同様やり直すしかないのですが、
新知事には、都民にこんなことを何回も繰り返させないよう、心に深く誓っていただきたい。
都民=私たち自身も、もし再度このような任期満了前の投了があったときには、選んだ側の
見識の低さを深く反省し、自治とは何か、どういう人をリーダーに選ぶかを熟考すべきと
肝に銘じるべきです。
bylines.news.yahoo.co.jp/eikenitagaki/20140209-00032510/
dot.asahi.com/wa/2014012900033.html

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