都議会選挙結果

9日間の選挙戦がおわり、予想していたとおりの結果になりました。

文京区では自民党の中屋文孝さんと共産党の小竹紘子さんが当選しました。低投票率の陰に隠れた都民の声も丁寧にひろって、ぜひ市民の視点での議会活動をお願いしたいと思います。

さて、いつも自公と丸めて報道することに多少違和感もありますが、自公で過半数を優に超え82議席、民主は告示前の約1/3の15議席です。これだけはっきり民主党に都民がNOをつきつけたのは、単にアベノミクスへの期待だけではありません。都民は民主党に鉄槌を下したのだと思います。「大事なことは市民が決める!」という生活者ネットワークのフレーズで都内を政策宣伝カーでまわりましたが、本当に争点が隠された選挙だということを改めて実感しました。

4年前にあれほど騒がれた新銀行東京も、八ッ場ダムも築地市場もすっかり解決済みのように扱われています。オリンピックも当然東京でやるという感じです。都民が本当にこれで納得すると民主党は考えていたのでしょうか。4年前になかった争点、原発政策についても民主党ははっきりと対立点を出せませんでした。直接請求に署名した32万人以上の都民の意思を無視して、原発都民投票を実現できなかったことが大きく影響していたことは事実です。しかも区議会レベルではこの2年間一貫して脱原発の請願を不採択にしているのですから、32万人のうちの多くは、やはり民主党ではダメだと見切りをつけたのでしょう。

今となっては遅きに失しますが、衆議院選挙での惨敗後、都議選や参議院選挙までに真っ先にやらなければならなかったのは、4年間ですっかり主張を変えてしまった上記の終わったことにしている争点への態度表明と、国政・都政・区市政での民主党としての態度の整合性や合意形成だったのではないでしょうか。それをやらなかったことが今回の結果を招いたのではないでしょうか。

だからと言って参議院選挙で自民が安泰だとは思えません。民主党にNOと言いたい人がそのまま自民党を支持するとはどうしても思えないのです。

今回投票率も最低レベルでした。平均43.5%、文京区は今まで区部ではトップでしたが、今回は46.22%で北区の48.89%や江東区の46.82%に次いで3位でした。ドングリの背比べなのですが、最低だったのは2議席とも自民党がとった港区の32.52%。 こんなことでは住民投票なら開票もしてもらえない。そんな中での自民党の勝利なのです。

大事なことは市民が決める!民主主義の原点です。1076万人もいる東京都の有権者、できるだけ多くの都民の声で決めなければ悔いが残る。どうせ多数決で決まるとしても、意思表明をせずに不本意な結果になったら悔しいと思いませんか?

参議院選挙まで時間は短いですが、きちんと争点を掘り起こし、なにが大事かを明確化し、決められる市民になり、大事なことを市民が決められる日本にしたい、と強く思います。

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