ネット選挙解禁

公職選挙法の改正案が参議院本会議で全会一致で可決され、成立しました。

これまで告示・公示後の選挙期間中は、候補者のHPやブログの更新が禁じられていましたが、有権者を含めそれももちろんOKとなり、ツイッター、フェイスブックなどもOKになります。ただし、メールによる選挙運動は候補者と政党のみに許され、しかも送信先の同意を事前に得た場合(メルマガ登録者など)に限っています。

改めていろいろ面倒な制約を確認しなければならなそうですが、発信力の差が結果に出ることは確かでしょう。公示・告示期間だけでなく、それ以前の発信力の差もかなり影響するように思います。

 

ところでみなさまはマピオンというWEB上の地図サービスをご存じですか?グーグルマップなどもありますが、私は昔から使い慣れているせいかずっとマピオンを使っています。最近ひょんなことからいつもあまり見ない文京区の地図を見ていたら、区役所のところに成澤区長の顔写真があるのにびっくり!あわてて消してしまい元に戻そうとしたら困難でしたが、でもその後、開けるたびに出てくるのです。(ただし縮尺1/8000以上のみ)

www.mapion.co.jp/m/35.70463_139.75545611_7/

区長の顔をクリックすると、なんとツイッターアカウントが表示されますが、これまたなんと非公開。許可を得てフォロワーにならないと見られません。許可とはびっくり!で、許可を申請するのもなんなので、いつもご尊顔だけ拝しています。

他の自治体はどうなんだろうと23区内を確認したところ(ひまだねえ、とお思いでしょうが、いても立ってもいられず・・・)、文京区以外は世田谷区と東京都だけでした。保坂区長と猪瀬知事はツイートを公開していて、アイコンにそのまま表示されていましたが、これはこれで地図が見えなくてじゃまっけ。

いったいこれは何なのだ!わけがわからないのでマピオンに問い合わせたところ、以下の回答(抜粋)がありました。

(株)マピオン お客様窓口です。

お問い合わせいただきました件につきまして回答させていただきます。

1.こちらのサービスはマピオンメイヤーと呼ばれるサービスでございます。

知事や市長・区長の方でTwitterをされている方を対象に掲載させて頂いております。

2.無料のサービスでございます。

3.知事・市長・区長で掲載ご希望の場合はTwitterのIDをお客様窓口までご連絡ください。

4.大変申し訳ございませんが、現在マピオンメイヤーをデフォルトで掲載しない方法はご用意しておりません。

サービスの背景等に関しましてはマピオンメイヤーニュースリリースをご確認くださいませ。

blog.mapion.co.jp/release/2010/09/100929_14439.html

 

サービスの背景として、市長や自治体によるTwitter上での情報発信が増えてきている。自治体や首長のつぶやきを地図上に表示することにより、自治体からの様々な情報(PRや仕事内容など)を広めるのに、マピオンとして何か役に立てることはないかと考え、本サービスを提供することとなった。

との説明ですが、ツイッターが非公開で顔写真だけだったり、行政情報でない個人的情報でもいいの?(保坂さん、猪瀬さん) デフォルト(初期画面)にもれなくついてくるというのは見たくない人にとっては迷惑では?などなど疑問がいっぱいです。

どうせ地図を見に行く人も無料のサービスなのだから多少のことは我慢しなければならないのでしょうけど、選挙期間になったらどうなのでしょう。マピオンという一企業が一般市民に候補者の顔写真をばらまいて顔を売るお手伝いをすることはどうなのか。よくわかりませんね。

それより、選挙期間前からこんなにもれなく見せられたら、サブリミナル効果抜群でしょうねえ。親近感をもってもらえそう。まったく現職は有利ですねえ。

現職有利といえば、WEBだけでなく様々な場面に区長の顔が登場します。最近も医師会、歯科医師会、薬剤師会の協力で区が発行した「地域医療連携情報誌 かかりつけマップ」に区長の大きな顔写真が載っていました。

現職区長はさりげなく色々なところに登場できるのです。 子育て応援メールマガジンでは、さすがに「きずなメールから」と「区から」に変わっていましたが、あれも今年度予算の主要事業発表の段階では「文京区長」名での発信でした。このメルマガについては他にも書きたいことがありますが、長くなるので別項で。

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