もっと外で遊ぼうよ!
2013年3月25日|近況報告
都会の公園はどこもボール遊び禁止、ゲームなどの内遊びがふえ、そもそも塾などで遊ぶ時間もなく、
子どもが運動不足で体力が低下してきたようです。
www.asahi.com/shimen/articles/TKY201303220698.html
文京区、新宿区、中央区などはボール遊びは原則禁止、柵や網を設置した公園のみで認めています。
一方、利用者のモラルに任せている港区。「小学校高学年のサッカーや野球はフェンスで囲まれた場所
でお願いしている」だけの世田谷区。もあります。
そんな中、千代田区はボール遊びを解禁し、外遊びを促す「子どもの遊び場に関する基本条例」の今の
議会中での可決を目指しているそうです。ただし、週1回2時間、区内2ヶ所(今後8ヶ所に拡大予定)の
公園だけだそうですが。 http://www.asahi.com/edu/articles/TKY201303230119.html
この問題、30年前くらいからありました。当時はまだ近くの空き地で自由に遊べたのですが、それでも
空き地が公共施設などに転用されだした時代でした。三種の神器(砂場、ブランコ、滑り台)が必須と
された児童公園では、幼児もお年寄りも来るということで、ボールやバットは禁止されていました。
男の子も女の子も、ボール遊びに限らず、棒を振り回してチャンバラや虫捕りなど、禁じられた自由遊び
の方が大好きなので、どうしたものかと悩んだ幼稚園の保護者仲間で、利用状況を張り付き調査した
ことがあります。
結果は明白でした。小さな子どもが親子でよく来る公園と、ある程度大きくなった子どもがよく遊ぶ公園
にきっちり分かれました。小学校高学年からは特に網で囲われたボール遊びができる公園で長時間
遊び込む傾向が明確でした。特徴のない三種の神器だけの公園は人気がなく、滞在時間も短いことも
わかりました。
そのとき、緑の網で囲った公園は美的ではなく、近所からボール遊びの音や子どもの声がうるさいと
苦情は来るけれど、子どもたちに健全な成長をもたらす遊びのためには絶対に必要なので、とにかく
区の職員にはひたすら近隣に説明し、理解を求めて一定数設置してほしいという要望を出しました。
子どもの体力低下が著しい今、遊びをせんとや生まれけむ子どもたちに何とか外遊びをさせてやりたい
ものです。港区の「モラルに任せる」というのは、おそらく子どもだけでは遊ばせず常におとながつく
という前提なのだと思いますが、文京区も区の状況と相談して、なにか良い手を考えていただきたい
と思います。
さて、今年もさくらまつりが始まりました。昨年とは正反対、満開の中での開幕です。
早く咲いた桜は長持ちする・・・今日、まつりの式典で生まれて初めて聞いた言葉ですが、
花曇り、花冷え、花霞、花散らし、きれいな言葉がたくさんある桜、今年はたっぷり楽しめそうです。
30,31日は環三播磨坂で「こどもどうぶつ村」や吹奏楽、紅白玉入れなどいろいろな催しが開かれます。
お子さまとぜひいらしてください。 http://www.city.bunkyo.lg.jp/bunkyounews.html
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