花粉・SPM・PM2.5
3月に入り急に暖かくなり、鼻がむずむず咳も出る、そんな症状の方が多いと思います。
最近では黄砂の飛来も話題になり、花粉がPM2.5化して肺の奥に入り込む危険も取り上げられています。
2月28日の建設委員会で、若井議員の質問に対し、環境政策課が文京区のPM2.5対策について答えました。
詳しく聞き取りをしたところ以下の通りです。
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23区内には環境省や東京都が設置した56ヶ所の大気観測所があり、文京区内にも本駒込の勤労福祉会館内と大塚3丁目春日通り道路上(窪町小学校前)の2ヶ所がある。
従来から勤福会館では一般大気、大塚では自動車排気ガス対象の測定をしていたが、今年4月1日よりPM2.5についてもこの2ヶ所で測定し結果を公表することになった。公表方法は、区HPのトップページから国や都のHPにリンクさせるなどを検討中。
詳しくは国の専門家会議(2/27)の議事録が公表された後、区のHPにも掲載予定。
中国の大気汚染問題がクローズアップされて急に国内でも問題視されるようになったが、実際は平成21年頃からこの問題はあった。データとしては昨年より今年の方が数値は下がっているが、黄砂・花粉などに由来するSPMについては基準をクリア、PM2.5については基準オーバーの傾向にあった。(用語については以下参照)
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(環境省のホームページより)
- 大気中に漂う粒径2.5μm(1μm=0.001mm)以下の小さな粒子のことで、従来から環境基準を定めて対策を進めてきた粒径10μm以下の粒子である浮遊粒子状物質(SPM)よりも小さな粒子です。
- PM2.5は粒径が非常に小さいため(髪の毛の太さの1/30程度)、肺の奥深くまで入りやすく、肺がん、呼吸系への影響に加え、循環器系への影響が懸念されています。
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