政治家の無知ほど危険なものはない

「政治家の無知ほど危険なものはない」(週刊金曜日2/1号)、ほんと、実感です。

日揮アルジェリア人質事件。背後にあるものを見極めず、邦人救出のために自衛隊法改正などを論じれば、テロリストの民間人無差別殺戮へと道を開くだけ。日揮社長の社員の安全を願う沈痛な表情とは裏腹に、裏紅絹がひるがえるダークスーツにいやな予感がしたけれど、予感的中。中東はフセインやビンラディンの死によって安全になどならなかったのです。

宗教問題、尖閣などの領土問題、原発は限りなく容認されゆくゆくは核武装?一触即発で第三次世界戦争か・・・恐ろしい話です。危ないことに手を出した企業や無謀な覇権を主張する政府から人々を救えるのは、地元民との真摯な交流と信頼関係の構築だけだと確信します。

話は変わりますが、昨日のNHKスペシャルは、「核のゴミ」はどこへ、と題して破綻したプルサーマル計画の後始末もできない日本の実情を検証していました。六ヶ所村に全国から送られ、たまっている使用済み核燃料、再処理もできず最終処分場が決まらないので埋設もできない。再処理ができないなら発生元の原発に返却することになっているのに、それをすると原発が運転できなくなるから、無理を承知で再処理計画の方針を変えない日本政府。

政府内部でも電力会社内部でも計画の撤回を提案する若い技術者がいたにも拘わらず、国策によって運営している事業をつぶすわけにはいかない、みたいな本末転倒の論理でにぎりつぶす日本政府。国策を変えればいいだけなのに。。。次世代や次々世代のことを少しでも考えれば、今原発稼働を続けることがどれほど後世に取り返しのつかない事態をもたらすか容易にわかるのに、原発を推進し続ける無知、無謀、無責任な政府の姿が浮き彫りになっていました。

さらに話が変わって、身近な文京区でも2年かけて進めてきた絶対高さ制限が、今覆されそうとしています。第3次素案の次は本案作成で都市計画決定に進むはずだったのに、第4次素案をつくりまたパブリックコメントだそうです。商業系用途地域とはいえ、第3次素案のときより約10mも高くなる関口と後楽。これまでの3つの素案と3度のパブコメはいったいなんだったのでしょうか。区民の声をにぎりつぶし、どんどん決定を遅らせ、どんどん駆け込みの既存不適格建物をふやし、着工ラッシュがおさまるのを待っているのでしょうか。住居系地域では、もう我慢できない!こちらだけでも早く都市計画決定して!という声が聞こえます。

無知な「政治家」などとおこがましいことは言いませんが、住環境保全のために議員になる前からずっと高さ制限を求め続けてきた一区民として、背後に何があったのかきちんと調べなくてはと思っています。

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