子どもの声は騒音?

14日の朝日新聞に「『騒音』苦情に悩む保育園」というタイトルで世田谷区長のつぶやきのことが載っていました。 保育園の子どもの声がうるさいというクレームに悩んでいるそうです。 待機児童が786人もいて保育園設置が急務なのに、迷惑施設になっているというのです。確かに火のついたような泣き声というくらいで、びっくりすることもあり心臓には毒かもしれません。のびのび遊ぶことは子どもの権利ですし、喜んだり驚いたりできゃあきゃあ奇声を発するのが子どもです。遊ぶ子どもの声は本来心地よいものですし、みんな昔は子どもだったじゃない、とも思いますが、昔と違って各戸の敷地が狭く、隣との間に庭や緑地もなくなり、高齢社会で一日中家にいる病身の高齢者もふえている状況で、一概に我慢しろとは言えないのも事実です。

世田谷区ほどの広大な面積があっても近年は隣地離隔をとるために保育室の面積を基準ギリギリまで下げざるを得ないということ。文京区の住宅地にある幼稚園、保育園も同様の悩みを持っています。決算委員会で視察した第三中学校の育成室も本当に狭いもので、外に漏れる声や音に気遣っていました。指導者の努力や近隣の協力で外遊びを工夫してはいましたが、子どもたちは抑圧感を感じていないか心配になりました。昨日の基本構想推進区民協議会では、幼稚園などの周辺住民からの騒音苦情については区が周辺を説得せよという意見が出ました。教育推進部では、お互いに顔見知りになれば騒音とは感じなくなるという研究結果もあるので、周辺住民とふれあう機会をふやすことで解決をはかりたいと考えているようです。然り!しかし、まだまだ住居地域を残し子育て世代の流入定着をめざす文の京としては、子どもの発達や成長の見地から面積を確保し園庭や緑地を配し、できる限り都市計画の中で根本的な解決を考えていただきたいものです。

ところで、世田谷区でも今回利用者負担(文京区では受益者負担)の見直しと いうことで幼稚園、保育園、学童保育の値上げ案が提示されています。文京区よりは値上げ幅がかなり小さいのですが(学童保育(育成室)などは今まで無料だったところ3000円)、市民団体は反対しています。

 hayariki.net/setagaya/

よくみると、同じく行政経営改革計画(文京区では行財政改革推進計画)の流れですが、9月に区報特集号で値上げ案の発表、5ヶ所または9ヶ所で説明会、9月議会で審議、10月までパブリックコメント募集、そして11月~12月の四定にパブコメを受けて条例案の提出、審議という日程で、文京区に比べるととても丁寧で、市民も広く賛同を募って陳情を出す余裕があったようです。文京区の場合、6月議会に値上げ案が突然発表され、審議の過程で4000円が1万円などの値上げ幅が問題となり、激変緩和策として金額が変更されたものの、区民には区報特集号もパブコメもなく7月の区民説明会(各2回ほど)で突然公表、区民意見の集約を待って検討する猶予も与えず9月議会には条例案提出、可決成立という流れでした。同じ3ヶ月でも順序が違うというか、区民に順を追って説明し納得を得るという手続きが欠けているように思います。

よろしければ陳情署名にご協力ください。

hayariki.net/setagaya/riyou.html

hayariki.net/setagaya/121027chinjo.pdf

 

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