決算審査が終わりました

2011年度決算審査特別委員会が明日の本会議で終わります。奇しくも震災の年に「絆」を先取りして掲げた予算でしたが、 保育園の拡充は見られたものの待機児は減らず、ビルの1室で1日すごす子どもたちの保育環境はよくなったとは思えず、「踏み出せパパ」も動きとしてはわかりますが、どちらに向けて何に踏み出すのかわからず、突然の震災で放射線など緊急対応が多かったとはいえ、それだからこその機敏さも見えず、全体に本質的な訴えが響いてこない空疎な決算だったと思います。

委員会運営は昨年と違い厳しいタイムキープはしませんでしたが、最後に近くなると やはり文句が出てきて、「こっちは押さえているのにそっちだけ長くしゃべるな」 といった険悪なやりとりがありました。 自分の所属委員会での質疑と重複しないようにというルールもありますが、決算書の事実確認や事前調査をせずに持論の展開だけの委員もいる中で、決算を 認定しない会派が全部認める会派より多岐に渡る質問をするのは当然とも思えます。 審査の中で指摘しないことは最後の態度表明で反対意見として言えないのですから。

それにしてもどの会派がどんな質問や発言をするか、中継でオープンにすれば、 恐らくもう少し内実のあるスムーズな議事運営ができるように思うのですが。

持論の展開と言えば、ある委員さんには恒例のスピーチがあるそうで、小学校の選択制を熱く語り、今年はそれに加えて超高層再開発推進論を展開していました。文京区は港区のように垂直都市にして空地をつくり緑化をするべきで、低層の戸建て住宅地はなくすべきだと。前半はどこかで聞いたことのあるフレーズですが、亡くなったMビルのM会長は低層地域や下町は残すと言っていましたね。

垂直都市の話になるといつも思うのですが、子育て環境はどうなるでしょうか。7階以上だと子どもが上層階から降りて外に出る回数がめっきり減るというデータが過去にあったと記憶していますが、保育園などもビルの1室、外に出てもビル風で飛ばされそう、もちろん自然と触れ合う機会も少なく・・・。文京区では新しくできる保育園はたいていビルの中で、園庭もありません。畑や竹藪のある幼稚園(杉並区)で裸足で泥んこ遊びをしていたのがたった25年前だなんて信じられません。 都会ではお日様の下でのびのび遊ぶことはもう許されないの?この子たちの将来は?と考えると世の中の変化が恐ろしくさえ思えます。

ちなみに市民の広場の決算意見では以下のように述べています。

「温暖化対策、地震対策、少子高齢対策のためにも、超高層ビルに特化した現行の再開発の方針転換を図ること。また建築紛争に対し住民の立場に立った指導を行うこと。」

「社会資本整備総合交付金は区民のニーズに応える施策に用いること。名勝・史跡に指定された小石川植物園の土地を削る道路拡幅は認められません。」

 

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