懐かしい「ほうりのしま」
2012年5月16日|m.fujiwaraの独り言
上関原発をめぐって反対派と賛成派に割れている祝島の人々の暮らしと祝島の風土をドキュメントした映画、「祝の島」(ほうりのしま)を観てきました。
一目見てデジャビュのような懐かしさを覚えました。
島のあちこちに見られる石垣の黒っぽい石積みが美しい。
まるで鞆の浦を思わせる波止場の雁木が美しい。
装飾を施した船渡御祭りが美しい。 人口がたった480人の島なのに、祭りになるとぞろぞろ人々が帰ってくるというところが神奈川県真鶴町の貴船祭りとそっくり。(私は真鶴の美しさに魅せられて、ふるさとでもないのにふるさと町民になっています。)
反原発映画を観に行ったつもりでしたが、映画そのものの美しさに圧倒されました。こんな日本の美しい原風景を原発なんかに台無しにされたらもったいなすぎる。
登場人物に多くを語らせないのに、とても多くのメッセージをもらったような気がする、本当のドキュメンタリー映画でした。
みなさまも機会があったらぜひご覧ください。 www.hourinoshima.com/
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