太陽エネルギー&自然の恵み

今朝起きるとテレビが大騒ぎしていました。金環食、金環蝕、きんかんしょく・・・

数日前にコンビニや100円ショップで日食眼鏡を売っていると聞いたのですが、一昨日はもう売り切れていました。こういうの日本人って好きだよなあ。世界ではどうなんだろう?そういえば十数年前の獅子座流星群大出現のときには、夜中に子どもたちを車に乗せて飛鳥山公園に行き、芝生に寝ころんで明け方まで眺めたっけ。私も好きだなあ、暇だったなあ・・・

というわけで金環食はどうしよう。テレビでは盛んに、「絶対に直接見ないでください。サングラスでも危険です。黒い下敷きでもダメです。・・・」太陽のエネルギーってすごいのです。発電もできるけど目も潰れる。

で、夫が作ったのが名刺にボールペンの先でピンホールを開け、黒い板に写すピンホールカメラタイプ。まあ適当なもんで一応見えはするのですが、結像が小さいし、大きくしようとするとぼやけるし、なかなか難しいのです。

とそのとき、7時32分、すう~っと暗くなり、一転俄かにかき曇り、雲に隠れたのかと思いきや、なんと金環食!

金環食の出現で夕暮れのような光量になったのでした。強烈な太陽光が月によって遮られ、サングラスだけの私の肉眼でもはっきりと見えました。金環食、やはり感動ものでした。

いつも晴れか雨かは気にしても太陽には関心をはらわなかった罰当たりな私ですが、自然のエネルギーは太陽に限らず感動的です。その太陽エネルギーを光合成という形で活用し、二酸化炭素を固定しているのが森林です。森林がなくなったら二酸化炭素の吸収や固定はできず、空気中の水分や酸素が減り、温暖化が進み、洪水が起こり、・・・その他たくさんの影響があり、人間の生活は維持できなくなります。

そんな有難い自然の恵みの森林ですが、今、原発事故の影響で樹木が放射能をたくわえ、放射線の害が心配されています。中には子どもを外で絶対に遊ばせないとか、公園の木や土が心配だから全部除去してほしいなどという極端な要望も親御さんから出ています。被災地では仮設住宅に放射能木材が使用され、日々被害にさらされている人々もいると聞きます。チェルノブイリでは今だに森林の放射能汚染が問題になっています。本当にどう考えたらよいか、考えこんでしまいます。そんなとき、こんな催しの案内が届きました。私も議会中ではありますが、時間があれば是非参加したいと思います。

www.sainoki.org/info120420.html

NPO 法人才の木 トークカフェ

森林の放射能汚染Pt.2
~消費者の視点から安全安心の生活を考える~

話題提供(トーク順)

「放射性物質による住環境への影響と除染」
大志万浩一・住友林業(株)筑波研究所 主任研究員

「放射能による森林や木材への影響について」(仮)
高野勉・独立行政法人森林総合研究所 木材特性領域 領域長

司会進行:市田憲・認定NPO才の木

日時 平成 24 年 6月 20日(水)13:30~17:00
場所 東京大学弥生講堂アネックスセイホクギャラリー
主催 認定NPO法人才の木
参加費 無料※一般参加歓迎

→チラシをダウンロードする

考えたいポイント

3.11東日本大震災は原発事故が引き起されたことで、地震災害を超えた大きな影響を私たちの暮しに与えています。具体的には、被災地では、住宅等の再建に必要な木材を使用することは安全なのか?では、東京ではどうなのだろうか?

クローズアップされつつある森林の放射能汚染について、そもそもどのようなデータが公表されているのだろうか?私たちはそれらをどう読み解けばいいのだろうか?

才の木トークカフェでは、スピーカーから森林の放射能汚染関連の公表されている科学的データを分り易くとりまとめて、消費者視点からの話題を提供していただきます。風評に惑わされることなくデータに基づく事実を知ると共に、変ったこと、変えるべきこと、変らないこと、など今後のライフスタイルについて考えます。

コーヒー片手に気のおけない雰囲気のもとで、参加者と一体となって分りやすく語り合う才の木トークカフェ、みなさま是非ご参加ください。

問合せ先

NPO 法人才の木事務局: 〒113-0023 東京都文京区向丘 1-1-17 タカサキヤビル4階
TEL&FAX : 03-3813-1567
E-mail: info@sainoki.org
HP: www.sainoki.org

 

東海道品川の宿

5月16日、地域振興・まちづくり調査特別委員会の視察で、旧東海道品川宿周辺のまちづくりを見学してきました。

品川区についてはこれまで、品川ナンバー、湾岸開発のマイクロソフトやソニー誘致、北品川の原美術館などに象徴されるハイソでおしゃれで先進のイメージをいだいていました。最近では、中延地域の地域通過や高齢者中心のコミュニティ活性化、目黒川の親水遊歩道やおしゃれな川沿いカフェなど、まち歩き・川歩きを楽しませていただいていますが、今回一転して東海道の宿場というレトロで庶民的な一画の息の長いまちづくりの手法に触れ、まちづくりのうまくいっている地域に共通するコンセプトを改めて確認した思いです。

▲外国人向けのゲストハウス

●ひとつは、観光客(=通り過ぎる人)のためでなく住民の生活重視ということ。旅人向けではなくあくまで身内向けに、町の歴史性・アイデンティティを子孫に守り伝え、自慢したいというのが動機だそうです。江戸時代の街道・宿場というと、もろ観光まちづくりと思いがちですが、これは以前にも書きましたがドイツのロマンティック街道などでも同様です。

25年活動を続けている「旧東海道品川宿周辺まちづくり協議会」のみなさんは、その中でも、外の人・若い人の参加を歓迎し、外からと内からの価値観のずれもそのまま、変なところは変なままでそこがよい、と堂々売りにしてしまいます。土日まち歩きの観光客のために開店することはあまりなく、生活道路は生活必需品を運ぶために車も通す。狭くても拡幅せず、むしろ線引きで狭め、ガードレールはつくらず車が来るよ~危ないよ~で対応。もちろん旅人のためのサービスも 忘れませんが、ただし一挙両得型です。空き店舗を利用したお休み処や外国人向けのゲストハウスがそこここに。    

●もうひとつは、区と商店街、NPO、任意団体などがうまく連携し、知恵を絞って補助金を有効活用していること。商店街活性化推進事業の中には、石畳をつなぎ透水性舗装などの整備、ゲートや街灯の整備、歴史的景観の修景、案内サイン整備などが含まれ、その他電線の地中化や一時託児所など、さまざまなニーズにしっかり対応して、生活・住環境の向上をもたらしています。           

▲子育て交流ルーム品川宿おばちゃんち

夜間保育や延長保育にいち早く取り組んだ品川区ですが、在宅保育者支援としてのリフレッシュや交流と、商店街活性化としての空き店舗活用をうまくマッチングさせ、若い世代を古い町に引き寄せるまちづくりコーディネートとしても成功していると感じました。

品川区って面白い区だな~というのが実感です。思い思いのまちづくりをしている地区が点在し、それぞれが個性的で、それでいて生活密着型、一方2010年には景観行政団体にもなっている。もしかしてファーストワンは名乗っていないけれど、元祖ファーストワンタイプ?
ファーストワンと名乗ったのがファーストと言われる文京区も、このふたつのコンセプトを導入し、この方式で進めたらまちが活性化するのではないでしょうか。
 
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講演会のお知らせ
「生活空間と都市景観—快適な街並みと美しい街並みの違い」 
(主催 文京の未来を創るネットワーク・お結びの会)
 
日 時 : 2012年6月3日(日) 13時30分~16時00分
 
場 所 : 文京シビックセンター 4階 シルバーホール
 
講 師 : 建築家 水島 信 氏(ドイツバイエルン州建築家協会)
     
来日のたびにドイツのお話をうかがっています。観光客より住民の生活重視のまちづくり、
徹底した住民主権、民主主義が結果として昔ながらのまちの維持、観光まちづくりに奏功している
ローテンブルクやヒュッセン。
今回はどんなお話を聞けるのか、楽しみです。 参加費500円

懐かしい「ほうりのしま」

上関原発をめぐって反対派と賛成派に割れている祝島の人々の暮らしと祝島の風土をドキュメントした映画、「祝の島」(ほうりのしま)を観てきました。

一目見てデジャビュのような懐かしさを覚えました。

島のあちこちに見られる石垣の黒っぽい石積みが美しい。

まるで鞆の浦を思わせる波止場の雁木が美しい。

装飾を施した船渡御祭りが美しい。 人口がたった480人の島なのに、祭りになるとぞろぞろ人々が帰ってくるというところが神奈川県真鶴町の貴船祭りとそっくり。(私は真鶴の美しさに魅せられて、ふるさとでもないのにふるさと町民になっています。)

反原発映画を観に行ったつもりでしたが、映画そのものの美しさに圧倒されました。こんな日本の美しい原風景を原発なんかに台無しにされたらもったいなすぎる。

登場人物に多くを語らせないのに、とても多くのメッセージをもらったような気がする、本当のドキュメンタリー映画でした。

みなさまも機会があったらぜひご覧ください。  www.hourinoshima.com/

恐竜と永平寺

親戚の法事で福井県勝山市に行きました。

福井は何年か前にNHKの朝ドラの最高傑作「ちりとてちん」で小浜が舞台になり、結構のめり込んでいた私は京都から湖西線経由で観光に行ったことがあります。

主人公のB子が「かわらけ投げ」をした場所とか恐竜の化石を拾った場所とかを見て歩き、ドラマにも登場した勝山の恐竜博物館に行こうと思ったのですが、実は小浜市と勝山市は福井県の西と東に大きく離れていることを知り、諦めたのです。今回、遠い福井での法事に出席したのも、恐竜博物館に行ける!と思ったのが大きな決め手でした。

米原から北陸本線で北上すると、長浜あたりからしっとりと落ち着いた瓦屋根と黒壁の住宅と田圃の混在した町並みが続き、古都からの近さを実感しました。福井駅から単線のえちぜん鉄道に乗り換え、ゆったりと勝山まで九頭竜川沿いに遡ります。鈍行のローカル線ですが、年配の乗客の身なりの品のよさに驚きました。福井県は幸福度が日本でNO.1なのだそうです。平然と落ち着いて見えましたが、今、たくさんの原発を抱えて福井県民はどう考えているのでしょうか。

法事のあと、念願の県立恐竜博物館に向かいましたが、渋滞の長蛇の列。大型連休だから・・・と勝手に決め込みましたが、あとから聞くと日常的に休日はこんな感じなのだそうです。展示の質も集客力も日本でNO.1クラスとか。 www.dinosaur.pref.fukui.jp/     

外からは恐竜の背中のようなドームと、とんがった三角帽が頭のように見えます。その口の部分から入っていくと、そこは3階。まるでブラキオザウルスの口から飲み込まれ、長い首を滑り落ちるようにエスカレータで地下1階まで降り、そこからワクワクする旅が始まります。巨大な動くTレックスの模型、2枚の向き合ったスクリーンに写されるジュラ紀の?映像、ドームはプラネタリウムのように夕暮れ色の空を写し、螺旋階段や廊下で私たちは恐竜を下から見たり上から見たりできるよう工夫され、ラボの中では白衣の研究員が刷毛で化石をクリーニング、とにかくうまくできています。久しぶりに心から楽しみました。みなさまもぜひ一度どうぞ。

1989年の化石発掘に始まった博物館計画は、途中資金問題などで頓挫しそうになりながら、黒川紀章さんの設計、総工費300億円(これは聞いた話)で、2000年に開館にこぎつけたそうです。ジュラシックパークの刊行が1990年、スピルバーグの最初の映画化が1993年ですから、ほぼ同時に進行していたのです。研究所としても一流で、近く福井大学と合併するなどという話もあるそうです。

杉木立の中の鐘楼

 えちぜん鉄道の帰り道、途中下車して永平寺に寄りました。たまたま駅から乗ったタクシーが観光タクシーで、運良く歴史探訪の会の代表という博識の運転手さんが無料でガイドをしてくれました。今まで行く年来る年の除夜の鐘しか聞いたことがなかったので、一度訪れたいと思っていましたが、谷間のどん詰まりに斜面に沿うように造営された広大な山寺は、思っていたより質実剛健でした。修行僧260人、冬の積雪2mを支えてきた白木の太いケヤキの柱は黒光りするまで磨き込まれていました。永平寺観光タクシーのHPは以下。  eiheijikankou-taxi.com/

原発ゼロ記念日―こどもの日

2012年5月5日、北海道電力泊原発が定期検査に入り、日本中の原発が止まりました。 政府は原発ゼロの実績をつくらないために、大飯原発をなんとか稼働させようと必死でしたが、安全性確保の問題を電力需要の問題にすり替えようとしたことを賢明な国民に見抜かれ、結局今日を迎えました。

さて、明日からどうなるのでしょうか。心配がゼロとは言えませんが、もし何か障害が起こっても、ここまでの進歩をもたらした人類ですから、そしてあれだけの大きな震災や事故後も生き延びている日本ですから、必ず叡智をもちより対処できるとほぼ信じています。こどもたちの未来のためにこどもの日を原発ゼロ記念日にしたいです

北海道新聞の感動的な社説をご紹介します。

www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/369804.html

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