3月11日に思う

約1ヶ月ぶりのブログです。家庭内でいろいろあり、ご無沙汰しましたが、この間、地域振興まちづくり委員会、建設委員会がおわり、3月7日から予算委員会が開かれています。

ご報告したいことがたまっていますが、また別途。

 

昨日は1年前に震災、原発事故のあった3月11日という重い日でした。

あの大地震が引き起こした津波や原発被害から、まだ日本は全然解放されていません。

記念日などと言うのは、渦中にあり選択しきれず引き裂かれる思いの方々に対して不謹慎で思いやりがない気がします。

復興計画での線引きに生じた摩擦の中で暮らす人、そして放射線の被害から開放されることなく、にもかかわらず福島を離れられずに暮らす人々のことを思うと、二度と想定外などという逃げ口上は許されません。

10日は光源寺さんの観音堂で追悼法要があり、手を合わせてきました。

11日は日比谷公園のピースオンアースというイベントに行き、午後は杉並の「まちづくり博覧会」に参加し、さまざまな活動をしている団体や南相馬市の方などから震災への関与、対応、思いをお聞きしました。

脇道にそれますが、このまちづくり博覧会は今年で15回目。私は第1回からどういうわけかつかず離れず関わってきましたが、当初は区の街づくり助成を受けた団体の報告会から始まり、今はそれぞれ自主的にのびやかに成長し、新しい団体や若い人を巻き込んで、枝を四方八方にはり、立派なフォーラムになった印象を受けました。

元は街歩きの企画を熱心に推進していた行政マンが企画したことと聞きました。我が子が小学生の頃、一緒に参加した知る区ロード探検隊で、杉丸君のマンホールを探し回ったり、コインを集めたりしたものです。彼は退職後も杉並区のまちづくりに関わり、時を経てコミュニティバスが「すぎ丸」と名づけられ、助成を受けたまちづくり団体が育ち、脈々と続き、まちづくりのメッカとも言われる現在に到ります。

省エネの工夫、人糞肥だめの話、自分の必要が契機となり認可外保育所を経営することになった話、災害対策の見地からの川環境改善の話など、バラエティに富んでいて、気がついたら区外の人が多く、「外から杉並を良くする会」だね、などと笑い話もありました。

もちろんコアメンバーは杉並区のまちづくりに深く関わっている人たち。でも垣根なく広くコミュニティがつくれるところが彼らの素晴らしさです。文京区も街歩きの企画はさまざまありますが、点在にとどまり、大きな渦になりきれません。これは行政にも責任がありそうです。千駄木2丁目だけ、とか小石川1丁目だけ、とかごく狭く狭く分断してまとまらないようにしているとも思える手法ではどうにもなりません。

 

さて、本題に戻り震災1年、私たちはどう考えたらよいか、各人各様の行動はとられ、報道などではかまびすしいですが、身近なまちの中で、多様な立場からの意見交換や話し合いの機会が足りないように思います。

先日予算委員会の傍聴中、隣り合わせたある議員から、「原発都民投票の活動には頭が下がるが、放射線の被害を騒ぎすぎだ。広島で原爆にあった人でも長生きして他県より長寿だ。藤原さんたちが騒ぐことで福島の人たちに与えるストレスの方が放射線よりガンを誘発する。あなたのやっていることは非科学的で残酷だ。」というようなコメントをいただきました。

かなり暴論だと思いましたが、傍聴中だったのであまり反論できませんでした。ひとつだけ確実に言いたいのは、低線量放射線の害は遺伝子変異の確率論の話です。被害を受けなかった人が被害なんてないんだとは絶対に言えない。私の友人は、祖父母は広島で被曝したけれど長生きでしたが、両親は広島に翌日入ったのに18年後に相次いでガンで亡くなりました。ともあれ、かの議員のような考えの人が多いことは確かです。隣人同士でざっくばらんに、冷静に、話し合う必要があると痛感しました。

【原発稼働の是非を問う都民投票】直接請求運動は、今後は都議会対策に進みます。
府中市、八王子市、三宅村を残して331,809人の都民の意思を、センチメンタルとか集団ヒステリーなどという言葉で貶めるのはおごり以外の何物でもない。自らが長を務める自治体の住民にこんな言葉を浴びせる人はリーダー失格と言わざるを得ません。

私たちは意に介さず黙々と、自治法に基づく直接請求について、代替エネルギー・自然エネルギーについて、脱原発の実現性について、勉強し、5月10日の都知事への署名本提出、6月の都議会に向けて、
自分たちの考えをまとめ、有効に活動していくつもりです。

意見交換会、勉強会も企画していく予定です。

まずは3月17日(土)に渋谷区の受任者、請求代表者と協力して、企画中です。
テーマは 効果的なロビー活動について。 講師は上原公子さん(元国立市長、元市議)を予定しています。 場所、時間は調整中、追ってスケジュールの項でご連絡します。

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