クリスマス雑感

東大イルミネーション2011 003.jpg今日はクリスマスイブです。

私はクリスチャンではないので、ミサに行ったこともお祈りをしたこともありませんが、今年は、もし神が存在するなら、この寒空の下で辛い思いで年を越そうとしている人たちに神のご加護があるよう、祈らずにいられません。

8年前に亡くなった母宛てに遠くペルーからクリスマスカードが届きました。沖縄からペルーに移民した親戚が、震災や原発事故の被害がなかったかと心配して、何十年ぶりかの便りをくれたのです。

昨晩NHKの特集番組に出ていたコメンテーターの人たちは、口々に、復旧から復興に移行すると、ボトムアップでは何も決まらず無理だから、強力なリーダーシップを、と言っていましたが、非常に違和感を覚えました。今、中央政府でさえ右往左往の危うい態勢なのに、強力なリーダーシップなど望めるのか、危ない利権がらみのリーダーシップよりボトムアップの合議による協力態勢の方がよほど有効で親身な手当ができるのではないかと思うのです。

今日、数寄屋橋のマリオン前で、原発都民投票の直接請求の署名集めを手伝いました。忙しい年末、買い物をする家族やクリスマスを楽しむ恋人たちは、署名にあまり関心を示しません。関心はあっても、日本の民度ではポピュリズムに流されるから、一発勝負の投票は危険なのでは、と危惧する人もいます。

仮に住民投票になったとしても投票条例が原案どおり可決されるとは思えず、都議会を通すために骨抜きにされる可能性が強いし、たとえ住民投票という目新しいことに関心が集まり、ひとりひとりが原発のことを深く考えることができたとしても、原発稼働・推進派が勝てばお墨付きを与えることになり、反対派が気に入らないからといってそれを反故にするわけにはいかないから、危険だというのです。

でも、国と東電と立地自治体だけに任せておくのはもっと危険ではないでしょうか。お任せせずにみんなが自分のこととして考え、行動することしか、本当に安全で住みよい日本を取り戻す道はないのではないでしょうか。市民が平場で議論し、結果を投票という形で出し、それを受け議会も議論をし、また市民に投げかけ、というキャッチボール、フィードバックの積み重ねで、大事なことを決められる真の民主主義が定着するのだと思います。

暮れと正月を挟む今回の原発都民投票署名運動は至難の業です。でも多くのボランティアがさまざまな場で頑張っています。明日は文京区の受任者たちが集まって、茗荷谷駅前で11時から14時頃まで署名集めをします。ぜひぜひ署名をしにいらしてください。東京で初めての住民投票を実現させましょう。大事なことは市民が決める!が合い言葉です。

間もなく日付が変わります。よいクリスマスを!   (写真は東大医学部本館前のイルミネーション)

 

 

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