訂正とお詫び(風が吹くと桶屋が儲かる式)

今日から区議会第4回定例会が始まりました。

本会議で一般質問をする前田議員と海津議員は、質問に対する答弁をめぐって担当課とのやりとりが佳境に入っていますが、はたから見ていると、区は「仰せのとおり」とは意地でも言えないのだなぁということがよくわかります。片や区が言いたいことを存分に答弁という形で言わせてあげているような質問もあるのですが、私たちの会派の質問だと、どう考えても答えになっていない答弁が返ってくることがままあります。

それをそのままにせず、矛盾を突いて相手に妥協させ、少しでもかみ合った答えにしておかないと何も収穫のない質問になってしまう。それでせめぎ合いがあるわけです。

私は最初の質問のときその辺がよくわからなくて、「考えておりません」「十分やっています」タイプの答弁に、「これでは答えてないから答えてください」「区長は答えません」、もしくは、「答えてくれないなら質問を変えます」「それはできません」「それなら自席から抗議します」「まあ好きにやってください」といった (かなりデフォルメしてあります) 不毛なやりとりしかできず、苦い思いをしました。

先輩議員のやり方を見ているとなるほどと感心するのですが、しかしよく考えると、こういう苦労って本当に必要なのかな?早く議会改革が進み、一問一答形式の実のある質疑応答で、住民のニーズにかなった政策が練り上げられる議会になることを願います。

 

そういう意味では夜に行われた「区政を話し合う集い子育て・教育編」は、当初の思惑からはずれて(思惑どおりだったらすごい!)なし崩し一問一答形式で、示唆に富んだ議論が展開されていました。さすが名にし負うイクメン区長さん、子育て関係には一家言お持ちだし、初めて聞くことも多く、傍聴し甲斐がありました。なによりの収穫は、”待てよ?”と考えさせてもらったことです。

例えばワークライフバランス。区長の企業責任論には疑問がありますが、確かに社会がもたなければ成長戦略は描けません。(もっとも成長戦略は定常型社会では違和感あり、将来ビジョンくらいがよいかな) 企業も多様な勤務形態を用意しなければ生き残れないかもしれないけれど、セーフティネットや先導役となる、そして当事者子どもにとっての理想型を示すのは政府や自治体、そして私たち主権者の役目ではないでしょうか。

待機”保護者”のためではなく、子ども自身が健やかに遊び学び成長するために、今日は出なかったけれど保育の質をぜひ考えてほしいのです。

以前にご紹介した映画「風のなかで」。主体性を重んじ自然の中で子ども同士の関係の中で思う存分遊ばせる方針の幼稚園で、卒園前3ヶ月間の園児たちをドキュメントした映画、文京区でもぜひ上映会をしたいと思っていますが、上映会でいつも出る質問に、「こんな素敵な保育をもっと多くの子どもたちに分けてほしい。時間延長や年齢枠の拡大を。保育園も併設してほしい。」というのがあるそうです。

園長先生の答えは、「手を出さず子どもの主体性に任せるにはとっても丁寧な指導が必要で、エネルギーがいるのです。先生方はめいっぱい頑張っても物理的限界があります。対象拡大は無理です。幼児期のいっとき、こんな風に育てたいと思ってくださって、少しの時期子どものために時間を分けられるというならぜひ来てください。」

親にとっても子にとっても究極のワーク?ライフバランスですよね。子どもには、この年齢でこの遊び、この思考、この経験をしないと次に進めないというものがあります。親にも、今この仕事がしたいというのがあり、でもこの時期どうしてもこういう保育をしたい、というのもあり、それでも調整できないなら、その分稼いで二重保育や保育ママさんにつぎ込むというのもありかと思います。そういう多様性を許容する厚みのある強い社会を文京区政で実現したいですね。

 

もうひとつ印象に残ったのが、IT関係の参加者のひとりが指摘された文京区のIT教育、特にインフラの遅れです。ラン化率が都立70%のところ、文京区立は6%というのには愕然としました。ないところにニーズは生まれない、知らないと使えない、本当ですよね。

あえて必要とニーズを違うニュアンスでとらえると、必要がないからニーズがないのではない、必要だと思ってつくればニーズはついてくるのです。私もIT弱いですが、未来を生きる子どもたちには色々な可能性を提供したいと心から思います。

 

さて、とうとう桶屋が儲かる話にたどりつきました。前出のIT関係者の方に私のブログの間違いをご指摘いただきました。貴重なご指摘ありがとうございました。

10月21日の議会改革に関する投稿で、「流山市議会ではyoutubeを利用して委員会をネット中継し、」と書きましたが、ustreamの間違いでした。大変申し訳ありませんでした。訂正してお詫び申しあげます。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*