緊急一時保育
2011年9月30日|m.fujiwaraの独り言
娘の出産後、いろいろ突発事態が重なって2歳半の上の孫を緊急一時保育していました。
正直思っていた以上に子育てを忘れていて、ちょっとピンチ。現在の私の生活が乱れているせいか、ご飯を食べさせ、お風呂に入れ、寝かしつけ、という基本動作からして心許ない。
決算委員会の予習をしようとパソコンに向かうと ”みーねー!” とお呼びがかかり、無視するとパソコンが攻撃を受け、これはまずい!区の緊急一時保育を利用できないかしら、ということで少し調べてみました。
ところが色々規則があるのです。
2日前までに申込みというのは1日前でもOK、親ではなく祖母でもOK、というところまでは何とか規制緩和してもらえたのですが、面接時間も決まり、いい子にして、さあ行こう!と張り切っていたところに電話があり、保育を受ける児童本人の住民票が文京区になければダメということで、あえなくおじゃんになりました。
思えば、娘の最初の出産の時は1ヶ月間、新しい親子は我が家で暮らしたのですが、現在私はとてもエクストラ2人の面倒を見られる状態ではないので、今回は松戸で夫婦と保育ママさんの助けで何とか乗り切ってもらおうと思いましたが、なかなか思うようにはいかないのが世の常。
出産が予定日より早まり、保育ママさんが間に合わず、娘の連れ合いが体調を崩し、三重苦で孫を預かった挙げ句の顛末です。
介護保険のサービスは子世帯の住民票が文京区内だと受けられないという話が以前にありましたが(それは間違いだったという話も聞きましたが)、本人の住民票が区内でなければ一時保育を受けられないというのは当然のようにも聞こえますが、実際はかなりの障壁です。
今回の私のように、親の入院の際に祖母が保育園に預けるというような二重保育になる場合、子の住民票の方に保育者が移動しなければならないのは結構厳しい場合もあります。子育て介護は社会の仕事、区内なんて野暮なことは言わず、日本全体で保育サービスを考えてもらえないかなあ。
結局、早朝に松戸の保育園に預けに行き、それからとって返して議会へと向かいました。
こういうケースはままあり得ると思うのですが、経験のある方、対処の仕方などご教示いただけると助かります。
久しぶりにまちづくりも高さ制限も忘れ、子育ての大変さを再度味わいつつ、確かに子育て世代はその他のことに関心を持つことはかなり難しそうだと気づいた、というか思い出した次第です。
私自身もその昔、公園の遊具は大問題だったけれど、高さ制限なんてどうだってよかった。
でも何十年かして、子育てが一段落したとき、まちが住みにくく様変わりしていたら残念に思うだろうし、なんでヒマな世代がきちんとまちづくりをしてくれなかったんだろう、と思うかも知れない。
都市計画部は、地域の合意はすべての住民の合意と言えるものでなくてはならない、と厳しく言うけれど、時間的に余裕のあるヒマな世代がきちんと考えて決めれば、それをもって地域の合意としてよいのではないかしら?逆に保育政策については、その世代が中心に決めてくれてまったく構わないのだから。
というわけで予告ですが、高さ制限の勉強会を10月23日にします。後日正式にお知らせします。