緊急一時保育

娘の出産後、いろいろ突発事態が重なって2歳半の上の孫を緊急一時保育していました。

正直思っていた以上に子育てを忘れていて、ちょっとピンチ。現在の私の生活が乱れているせいか、ご飯を食べさせ、お風呂に入れ、寝かしつけ、という基本動作からして心許ない。

決算委員会の予習をしようとパソコンに向かうと ”みーねー!” とお呼びがかかり、無視するとパソコンが攻撃を受け、これはまずい!区の緊急一時保育を利用できないかしら、ということで少し調べてみました。

ところが色々規則があるのです。

2日前までに申込みというのは1日前でもOK、親ではなく祖母でもOK、というところまでは何とか規制緩和してもらえたのですが、面接時間も決まり、いい子にして、さあ行こう!と張り切っていたところに電話があり、保育を受ける児童本人の住民票が文京区になければダメということで、あえなくおじゃんになりました。

思えば、娘の最初の出産の時は1ヶ月間、新しい親子は我が家で暮らしたのですが、現在私はとてもエクストラ2人の面倒を見られる状態ではないので、今回は松戸で夫婦と保育ママさんの助けで何とか乗り切ってもらおうと思いましたが、なかなか思うようにはいかないのが世の常。

出産が予定日より早まり、保育ママさんが間に合わず、娘の連れ合いが体調を崩し、三重苦で孫を預かった挙げ句の顛末です。

介護保険のサービスは子世帯の住民票が文京区内だと受けられないという話が以前にありましたが(それは間違いだったという話も聞きましたが)、本人の住民票が区内でなければ一時保育を受けられないというのは当然のようにも聞こえますが、実際はかなりの障壁です。

今回の私のように、親の入院の際に祖母が保育園に預けるというような二重保育になる場合、子の住民票の方に保育者が移動しなければならないのは結構厳しい場合もあります。子育て介護は社会の仕事、区内なんて野暮なことは言わず、日本全体で保育サービスを考えてもらえないかなあ。

結局、早朝に松戸の保育園に預けに行き、それからとって返して議会へと向かいました。

こういうケースはままあり得ると思うのですが、経験のある方、対処の仕方などご教示いただけると助かります。

久しぶりにまちづくりも高さ制限も忘れ、子育ての大変さを再度味わいつつ、確かに子育て世代はその他のことに関心を持つことはかなり難しそうだと気づいた、というか思い出した次第です。

私自身もその昔、公園の遊具は大問題だったけれど、高さ制限なんてどうだってよかった。

でも何十年かして、子育てが一段落したとき、まちが住みにくく様変わりしていたら残念に思うだろうし、なんでヒマな世代がきちんとまちづくりをしてくれなかったんだろう、と思うかも知れない。

都市計画部は、地域の合意はすべての住民の合意と言えるものでなくてはならない、と厳しく言うけれど、時間的に余裕のあるヒマな世代がきちんと考えて決めれば、それをもって地域の合意としてよいのではないかしら?逆に保育政策については、その世代が中心に決めてくれてまったく構わないのだから。

というわけで予告ですが、高さ制限の勉強会を10月23日にします。後日正式にお知らせします。

オオカミが来た!は何度まで?

臨月の娘が、このところ何回か ”もうすぐ生まれそう!” と言っては ”なおって” しまって、入院しては帰って来るを繰り返していましたが、昨日も ”いよいよかな” と入院しました。

建設委員会の日だったので欠席はできず、多少気もそぞろでしたが、また狼少年かなと思っていたら、案の定委員会が終わって携帯を見ると、”やっぱ明日退院になりそう” とメールが入っていました。

いつでも車で行けるようにビールも飲まずに待機していたのに、ふん、もう信用しない!と昨晩はビールも飲んで寝てしまいました。

すると明け方、今度は娘の連れ合いから ”いよいよみたいです” とのメール。 これは信頼できそう、同僚の前田議員も新月の日は何か起こるかも、と言っていたし、すは!と松戸まで飛ばしました。

今度は本当でした。無事に元気な男児誕生。めでたしめでたし。

“オオカミが来た” と書いていて思い出したのが、文京区の ”基金を取り崩すかも” 騒ぎです。

文京区はこれまでに何度も、財政危機、税収落ち込みなどで、”来年度は財政調整基金取り崩しやむなし” と言い、実際当初予算で取り崩しをおこない、年度が終わってみると全然取り崩す必要もなく逆に積み増したことがありました。

昨年度も当初30億円ほど財政調整基金を取り崩す予定でしたが、結果は相当額の積み増しとなり、特定目的基金(介護、施設建設、教育など)と合わせると基金残高は適正規模と言われる120億円をはるかに超え、500億円を優に超えることになりました。

我が家の貯金なら小さく見積もって結果が大きくなれば嬉しいだけかも知れませんが、自治体の予算となると、貯金するよりつかって手当をしなければならないことがたくさんあります。(我が家だって貯金するより省エネのために設備投資をする方が賢いかもしれない)

実際にこのような ”財政危機の回避のため” を名目に、壽会館の廃止や保育園の民営化、図書館の指定管理移行など、大事な福祉・文化・教育の切り捨てがおこなわれてきたのです。

生まれそう、ならまだ罪はありませんが、取り崩すかも、は予算配分の公正公平を見誤らせる可能性があり、結構罪深いかもしれませんね。

10月3日から平成22年度の決算審査特別委員会が始まりますが、今後の文京区の賢い選択のためにきちんと過去の税の使い方をチェックしなければと思っています。

家計簿もつけたことがない私、資料を読み込むところから躓いていますが。。。。。

東電、会計規則の改正

区議会に気を取られていてうっかり見落としていました。

経済産業省資源エネルギー庁が9月22日まで電気事業会計規則等の一部を改正する省令(案)に対する意見の募集をおこなっていました。

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=620111033&Mode=0

これは、原発事故の損害賠償負担金を電気料金原価(営業費)に追加するという内容を含むものです。

メールで22日まで受け付けているということは、連休明けに集計するということだと思うので、まだ間に合うかもしれません。郵送はもう無理ですが、メールでぜひ意見を提出してください。

株主や融資元の責任を明確にせず、どさくさにまぎれて末端消費者の電気料金に組み込むなんて許せません。

まずは東電役員と、かつて経産省や国政政権党で原発政策を推進していた人に無限責任を問い、次に株主や資金を貸していた金融機関に責任を問い、それでも不足なら原発推進派の有志に負担させるべきです。

原発に反対し、省電力のつましい生活をし、太陽光発電装置を自己負担で設置しながら、選択の余地なく東電と契約している私など多くの消費者に無理矢理負担させるなんて、どこまで腐っているのだろう。

原発推進政策を新聞で全面広告していたことを考えれば、このパブコメももっと周知するべきだったし、何らかの方法でできたはずです。

周知が足りない!だけでもいいのでぜひ意見を送ってください。

 

毎日だだっ子委員会

久しぶりに東京にも台風が来ました。

昨日は夕方から風雨が強まり、また釈然としない委員会が終わって帰る頃がピークだったようです。

 

地下鉄に乗ろうかとも思ったのですが、洪水がいったん地下に入ると怖いのでタクシーにしよう、と。

ところが春日交差点は足首くらいまでの水たまり、タクシーも全然来ないので、とうとう歩いて帰りました。

途中おちょこになった傘が舞い飛び、あぶないあぶない!

家の近くの住宅工事現場では三角コーンが飛び回り、危険きわまりない。工事連絡先に電話すると「営業時間は18時まで・・・」。

18時ならまだ職人さんがいるし、職人さんが帰った後に連絡できないんじゃ役に立たないじゃない!

というわけでプンプン!の連続の一日でした。

 

さて、文教委員会。昨日も市民の広場などの議員提出案件の条例案が否決されました。

 

認証保育所の保育料が認可保育園の保育料と差があるので、格差を是正するために認証保育所保育料を補助しようという条例です。

認証保育所を最初から希望する人が58%と多いので、希望して入園する人に補助する必要はないとか、一律に補助するのはまずい、とか、文京区行政も頑張って施策をしているので、とか、議論が足りないので、とか、前日に続き疑問を感じざるを得ない理由ばかりで、自民、区民(民主)、公明、国民新党の反対で否決されました。

 

なぜ認可保育園ではなく認証保育所を選ぶのか、特長ある保育を好んでだとしても、長時間保育が必要だからだとしても、また待機児が多くてとても当選しそうもないからだとしても、働きながら子育てするという点ではまったく同じです。

同等に頑張ってもらいたいのだから、保育料を同等にして何が悪いのでしょう?

職業に上下も左右もなく、やむなく長時間勤務している人もいるのです。

決して一律に補助金を出すわけではなく、収入に応じて保育料の変わる認可保育園と同じ額にするのです。

区が頑張っていないとは言っていない。待機児が多い中、認可保育園をふやす区の施策が間に合わず、助成金も足りない部分を条例提案でカバーしようというのです。

ましてや委員会の席で意見を言わなかった議員が、この場以外で議論をしようという提案もせずに、議論が足りないという。

またもや反対のためにする反対。

 

さらに変なのは、認可保育園の増設を求める請願も、自民、区民、公明、国民新党の反対で不採択となったことです。

区がやるから待ってろということでしょうか。

基金がたくさんあるのだから、早く認可保育園をふやしてください。さもないと待機児が減りませんよ。

認可保育園の増設を急がせたくない、仕方ないから認証保育所を選ぶ人に補助もしたくない、毎日毎日こんなだだっ子のような委員会ばかりで、もう辟易です。

悲喜こもごも

急に涼しくなりましたね。お風邪など召していませんか?

私はこの夏から秋にかけて夫の両親を相次いでなくしました。

93才と88才までつつがなく健やかに生きたのに、最後は本当にドラマティックで悲惨な状況でした。

書き出しただけで涙が止まらなくなるのでやめますが、世の中の不条理が凝縮したようなドラマでした。

その一方、娘の第二子が生を授かろうとしています。

昨日の未明、陣痛が始まり一旦入院しましたが、おさまってしまって?今は帰っています。

我が家のラブラドールJUMPは昨日が13才の誕生日でした。

恒例のリンゴ食べ放題、若犬のころは3個は軽かったのが、今年は1個でギブアップ。

子犬の頃から一緒に組んずほぐれつ遊んだ、お散歩わんわんクラブの仲間たちは、8月に最後の仲間ルークが亡くなり、とうとうJUNPを残してみんないなくなりました。

みんなお骨になり、JUMPを待ってみんなで源覚寺こんにゃくえんまさまの動物墓地に入ろうと決めていましたが、催促されると困るので、5頭先に入って遊んで待っていてもらうことにしました。

嗚呼、ああ、生きとし生けるもの、寄る年波には勝てないのですね。

思えば2011年、思わぬ成り行きで議員になったのを皮切りに、本当に色々なことがありました。

悲喜こもごもですが、生きるという営みは重く、愛おしく、心に響きます。

 

それに比べ、昨日の議会でのうんざりするような器の小さいあざといやりとり。

市民の広場が他の会派の議員さんたちと一緒に出した議員提出案件、区議会議員の費用弁償を廃止しようという条例案が、自民、公明、区民(もと民主)、みんなの党、国民新党、の反対で否決されたのです。

費用弁償というのは、議員報酬以外に議会や委員会に出席したときにもらう日当や交通費のようないわゆる経費です。

しかし、議員は議会や委員会に出るのが本業で、何も出なくても報酬をもらう(このこともおかしい!)のに、さらに日雇いのように日当をもらうなんて信じがたいです。

私も恥ずかしながら選挙活動の中で、「費用弁償は廃止します!」という先輩の街頭演説を聞いて初めて知ったのですが、議員報酬をやめて費用弁償だけにするならともかく、二重取りはやめて当然です。

交通費だって政務調査費の中でパスモやスイカを買えるのだから、それで十分、なはずです。

それなのに、議会改革の中で一体で論じるべし、とか議員定数削減とセットで論じるべしなどなど、なんやかやと理由をつけて廃止に反対する議員たち。

議会改革の進行はとまり、ずっと論じ続けていると言いながら次の会議の日程もずっと検討中(議会運営委員長の弁)、それでいて議会改革と一緒じゃなきゃいや、ってまるでだだっ子のようです。

聞いていて説得力ゼロ。費用弁償を廃止することの是非を論じるべきなのに、屁理屈ばかりで、即刻廃止しない方がよい理由がひとつもないのです。

生活保護世帯が過去最多といわれ、税収の落ち込みが激しいこの時代に、経費節減をやれることからやろうというのになぜ反対するのでしょう。

こんな議会に税金をつかうことがいいのかどうかまで自信がなくなりました。

議会っていったいなに?議会の存在意義さえあやしく思えます。

 

 

 

文京区の緑の谷って?

日経ケンプラッツというメールマガジンの「文京区で超高層と緑の谷」というタイトルに思わず目をとられました。

http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20110908/552590/

一瞬、神田川のお茶の水駅付近の仙台濠と医科歯科大病院のことかと思いましたが、いえいえ、まぎれもなくかの春日・後楽園駅前市街地再開発計画のことでした。

なんと3年前、衝撃的に私たちの前に登場したときのままの平面図やパースで、「中央部に緑豊かな歩行空間『グリーンバレー』を設け、超高層のオフィスビルやマンションを建設・・・」とまさにあのグリーンバレーことデスバレーです。

驚いたことに売り言葉も3年前のまま。東日本大震災で、長周期地震動や液状化対応の基準が見直されつつあり、超高層の住まい方に疑問を持つ人が増えている今、堂々と「防災機能を高め」云々と謳っています。

さらに驚いたことには、この4月まで文京区の部長だった人が再開発準備組合の事務局長になっているのです。さっそく今も部長をしている方に話したところ、「え~?そうですか?」なんてとぼけて、「天下りじゃありませんよ、民間ですから」ですって。満面笑みの課長の顔もアップで写っています。

民間とは名ばかり。文京区が区を上げて一心同体で進めてきた、巨額の税が投入される第1種再開発です。準備組合がなかなか本組合にならないので、おそらくてこ入れでしょう。

周辺住民がどんなに環境被害を訴えても耳も貸さず、区役所の展望台からの眺望だけを気にして、一番高いビル(141m)を最南端から一種住専(10m)地域に最も近い最北端に移した、悪名高い計画です。

たった3mのセットバックで基段部もない切り立った141mの壁から強烈なビル風が吹きおろすことも想定され、切り立ったビルの隙間のクレバスのような公開空地には陽も当たらず(ビルの反射光で明るいそうですが)、シダか苔しか生えないとも想定されています。

今年度中に組合設立を目指しているそうですが、141mは本当に大丈夫でしょうか。怖くないでしょうか。住みたい人はいるでしょうか。分譲で買う人はいるでしょうか。後楽は家賃70万とかの賃貸だそうですが、賃貸に変えたとしても借りる人はいるでしょうか。

我がふるさと文京区のど真ん中はバブルのツインタワーになります。

死ぬまで毎日見続けなくてはならないなんて、恥ずかしいような情けないような気分です。

ころころ変わる区の言い分

今週から一般質問が始まりました。

市民の広場は今回は浅田議員が一般質問に立ちました。

当日になって区長の答弁に訂正が入ったりすると、自席からの発言をどうしようか、大変困るところです。

世の常識では、質問をしたら答えがあって、それを聞いてありがたければお礼を言い、答えが不十分だと思えばさらに聞いて・・・というのがごく普通の流れですけど、この世界の常識は違います。

答弁がなくても、不十分でもお礼を言い、答えがおかしいとかで反問したくてもしてはならない。

質問時間は30分以内、それに答弁の時間を含めて39分とか44分とか、それを超えては絶対ならないから、たとえ答弁が変わって、それに対して何か言いたくても、自席から満足に発言できないのです。

だから当日になって変更するなんて禁じ手なのに。。。

 

さて、今日の共産党の質問に、絶対高さ制限を定める高度地区のことが出ました。

用途地区ごとの指定容積率をめいっぱいつかう方針で原則値を割り出しているので、第1次素案は現状より高くなっていることから、地域の声を聞いて住民参加で決めるべき、という主旨の主張に、区長さんは、「容積率は都市計画で決められたもので、絶対高さ制限の原則値はそれを前提に算定しているので、高くても妥当。地域の合意ができるなら、地区計画で高さを決め、指定方針の地区計画の特例をつかって絶対高さ制限の数値と読み替えればよい。」というような答弁をしていて、ええ~っ!とのけぞりました。

素案の高さを変えるのに地区計画の特例まで持ち出さなくてはならないなんて!詐欺まがい。

住民の声で十分ではないですか?

昨年、都市計画審議会で指定方針についてさんざんもめ、反対派が渋々同意したときの区や学識の先生の言い分は、今後地域ごとに住民参加で相応しい高さを決めていくので、ここはスルーしてもあとでなんとでもできる、というような調子で、地区計画が必要などということは一言も言いませんでした。

地区計画というのは大変なハードルなのに(地区の70%の合意が必要など)、具体的高さはあとで決められるとその場しのぎをしておいて、指定方針を決めたらしめしめとばかり地区計画を持ち出すなんて、、、絶句。

いずれにしても、高度地区の制度は、同じく都市計画法で定める用途地域の容積率がどんどん緩和されてきて、容積率だけではまちの良好な住環境が脅かされ紛争が多発するようになったことから、用途地域の制度を補完する意味で、容積とは別に高さを決めるものなので、指定容積率の範囲内ならギリギリまでつかわなくても全く構わないのです。

みんなだまされないで頑張ろう!

 

 

 

 

日本人は優しい?権利意識が甘い?

BS海外ニュースをぼんやり聞いていたら、ドイツで、隣の畑の遺伝子組み換えトウモロコシの蜜をミツバチが運び、ハチミツに組み換え遺伝子が混じってしまったので、ハチミツ業者が全量廃棄して隣に損害賠償請求をして認められた、とかいうニュースが耳に飛び込んできました。

ドイツ国民は、この先どんな影響が出るかわからない遺伝子組み換え食品は安全とは言えないので、子どもに食べさせられないと言っていました。

日本だったらどうなるだろう。

ミツバチが勝手に飛んでいって取ってきたんだし、トウモロコシ農家の財産権も保護しなければならないし、なにより全量廃棄なんてもったいないし、損害賠償なんて気の毒、ということになりそうです。

先日聞いたある講演会での話を思い出しました。

毎日新聞論説委員の野沢和弘さんのお話。

自閉症という障害を持つご長男が小さかったとき、故意にではないけれど身体的人権侵害を受けて泣いていたのに、思わず遠慮して傷を与えた相手をかばい、我が子の権利を守れなかったことが今でも悔やまれ心の傷になっているとおっしゃっていました。

ゆるぎない価値基準をもつヨーロッパ人種と比べ、私も含め日本人の多くは、ものごとの本質、軽重、優劣などをたちどころに見抜く力、そして毅然として断固とした態度をとる力に劣っているように思うのです。

放射能汚染に対する態度もそうです。

今何が一番重要か、子どもの安全のために何をすべきか、よく考えれば自明なことなのだから、調査、除染、防除、疎開と毅然として粛々と対策をしてほしいものです。

 

さて、今日の「絶対高さ制限を定める高度地区の区民説明会」、文京区の 行政はいったい誰を守ろうとしているのか、区民の生活?開発業者の権利?

その辺がさっぱりわからず、もどかしく、本当に苛々しました。

40人くらいの参加者は口々に、これでは高いものを建てやすくしているとしか思えないと言っていました。私もまったく同感。

紛争予防に全然ならない。なるとしても、建てられる権利を盤石にして、反対運動を萎えさせ封じ込めるだけ。

もともと容積率を余していたからこそ、ゆったりとした佇まいの良好な住宅地だったのに、容積ギリギリまで活用させたら、規制ではなくて緩和でしょう。

良好な秩序ある景観と住環境は時間の問題で壊れること必至です。区長さんや区長派の議員さんや行政は、二言目には高い建物を建てさせて儲けさせないと私権の侵害になると言うけれど、住民が良好な環境で生活する権利はどうなるの?

次なる言葉は、企業だけではなく個人の地権者も儲ける権利がある、ときっと言うでしょう。

しかし利益を上げる側と不利益を被る側、自治体行政がどちらを守るかでそのまちの姿勢、そして将来のまちの価値が決まると思う。

文京区に住み続けたいみなさん、この機会にぜひ関心を持って区行政の正体を見極めてください。

そしてダメだとなったら、文京区を捨ててどこかに・・・、いえいえ、そのときこそ毅然として住民投票条例でもまちづくり条例でも制定し、自分たちでこのまちを守りましょう。

ちなみに今日の唯一の収穫。

町会単位でもなんでも、地域で話し合いを持ち、合意ができれば、その地域の望む高さに指定できる。

都市計画部計画調整課は、呼ばれれば都合をつけて説明に行きます。とのことでした。みなさん、お呼びして来ていただきましょう!

 

 

区議会が始まりました

2011年、第3回定例会が始まりました。

昨日は議会初日、またまた様々な儀式がありました。

議会運営委員会、全員協議会、決算審査特別委員会の招集と正副委員長決め、条例提案理由説明、などなど。

それぞれに民主的な意味があるそうなのですが、私にはまだ二度手間や無意味と思えるようなものが多くて。。。

登場人物を変えて議運と本会議でほぼ同じ説明をする条例提案とか。

せっかく全員協議をするなら議会運営もそこでやれば?とか。

29分とか34分とか1分刻みで予定をたてる会議日程も意味のわからないことの一つです。

誰かがひとこと発言すれば3分、5分、前回など1時間以上も延びたのに、こんなに厳密に決める必要があるのでしょうか。

1分たりとも多くしゃべったら許さないぞ!という姿勢を示しているのでしょうか。

 

ま、それはともかく、今回は決算審査特別委員会の委員にもなり、本当に身が引き締まる思いです。

思い出すだけで脂汗がにじむほどの膨大な資料。

税金が本当に区民のために正しくつかわれたかどうか、チェックするのに必要な重要な資料なのですが、パッと見ただけでは絶対にわからないように作ってある。

それを丹念に担当課に質問しながらひもといていくのですが、すでに行政情報センターにある資料や簡単な言葉の意味などを尋ねては恥ずかしいので、調べてから質問するというわけです。

正直恥ずかしいのと疲労困憊のどちらを選ぶかというところ、いえ、恥ずかしいのは私ではなく広場の同僚たちかも。

おまえの存在自体が恥ずかしいと言われないよう、同僚たちに肩身の狭い思いをさせないよう、頑張ります。

9月16日  地域振興・まちづくり委員会

9月22日  建設委員会

10月3日~ 決算委員会

ネイティブ東京ベイ@船橋

土日、船橋で開かれた景観と住環境を考える全国ネットワークの大会 「私たちは震災から何を学ぶのか 3・11後のまちづくりを考える」 に泊まりがけで行ってきました。

全国から約180人が参加、そのうち30人が国会議員、県会議員、市議会議員などの議員。東京23区からも大田、千代田、杉並、文京(私)の区議が参加しました。関心の高さがうかがえました。

・つい最近まで内閣官房参与を務められていた法政大学の五十嵐敬喜教授の、政権中枢で危機に対局した臨場感たっぷりのお話から。

今国民は不満症候群に陥り、水戸黄門スタイルの政治に期待するばかりで、自分自身の意思表明や示威行動もしない。 そのことが短命政権を次々に取り替えるという絶望的な状況を生んでいる。 深刻な問題である東北3県の復興とその財源についても国民ひとりひとりが考えるべき。  http://www.excite.co.jp/News/society_g/20110905/Real_Live_6741.html?_p=1

・被災地の仙台市からは、市民の目から見た市街地の被害状況や課題が報告されました。

   地下鉄沿線上のマンションに陥没等の被害が多かった。 地震後1週間で震度4以上の

   余震が57回、マンションの上層階ではいくら大丈夫と言われても、恐くて怖くていられない。   

   600人収容の避難所に帰宅難民やマンション住民を含む2500人が押しかけ、地域の人が

   入れなくて怒りが爆発した。

・千葉大の研究者からは、環境倫理学、世代間倫理の身につまされるお話でした。

   利益を享受し被害を引き起こした人と、被害を受け負担を引き受ける人とが異世代の場合、

   地域の価値観を公共性の観点からどう構築するか、原発や超高層ビルなどが該当する

   深刻な問題。

 
・2日目は各地からの制度改革の事例報告。景住船橋002.jpgのサムネイル画像

 船橋の高度地区指定導入の経緯、および施行後2年の状況。

当初の案は厳しすぎて議会内部でも受け入れられず、緩和して施行したが、施行後は建築紛争が激減したという。

その他、不断の努力で市民活動をうまく制度改革に結びつけている川崎市の事例。 

藤原からも文京区で現在進行中の高度地区指定制度導入の問題点について報告。

・2日目午後に企画されていたサービスプログラムの「海から見るまちづくり エクスカーション三番瀬 東京湾クルージング」が台風のため中止になり、その代わり船長で船橋漁協組合長の大野一敏さんが講演をしてくださいました。

     これが意表をつくものすごいプレミアム!びっくり仰天のおもしろさ。

     巻き網漁業の醍醐味、イワシになった気持ち、スズキになった気持ちで楽しんだ。

     帰宅して大野一敏で検索してみて二度びっくり。 船長としか紹介されず、自分でも漁師、

     ネイティブof東京ベイとしか名乗らなかったけれど、実は大変な人物だった。

     横浜ベイブリッジ架橋の話が出たとき、東京湾で生活している漁師を無視して道路公団が

     計画を進めているのに腹を立て、サンフランシスコのゴールデンゲイトに学ぼうと直接視察に

     行き、サンフランシスコの市民参加の保全開発の姿勢に感動して 「湾計画・サンフランシスコ・  

     ベイ・プラン」 を自費出版したという。  

      おもしろさのお裾分け。景住船橋003.jpg

      http://www.youtube.com/watch?v=4GZxsgHGows

みなさんもお暇なときに大野一敏で検索してみてください。三番瀬保存の円卓会議とか翻訳出版の話とか、わんさか出てきますよ~

江戸時代からの生活文化の歴史、自然の生態系、生き物と人間との関わり、哲学、美観、センス、などなど心が洗われました。

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